2021年02月26日

「ランチタイム・スタディ2021統計数値」の42日目は、「労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の調査記載内容です。


雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)

【労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要】


(1)非正規の職員・従業員が多い年齢階級は男性では65歳以上,女性では45~54歳

非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2020年平均で65歳以上203万人と最も多く、女性45~54歳371万人と最も多くなった。

雇用形態別にみると、パート・アルバイト1,473万人と、前年に比べ46万人の減少などとなった。

<ポイント>
・男性の非正規が多い年齢層は65歳以上で、女性の非正規が多い年齢層は45歳~54歳層と明確な違いがあります。

・パート・アルバイトは、約1,500万人です。


(2)非正規の職員・従業員の割合は、65歳以上で76.5%

非正規の職員・従業員の割合を年齢階級別にみると、65歳以上は2020年平均で76.5%と、前年に比べ0.8ポイントの低下15~24歳49.2%と1.7ポイントの低下などとなった。


[年齢階級別非正規の職員・従業員の割合の推移]

年齢別非正規割合


<ポイント>
・まず、非正規労働者の割合は、全体で37.1%と4割弱であることを押さえましょう。その中で、非正規労働者の割合が多い年齢層が、最も多いのが65歳以上であり突出していて、次に多いのが15~24歳となります。

・非正規の占める割合は、65歳以上が約75%(4人に3人)、15~24歳が約50%(2人に1人)です。

・非正規の占める割合は、すべての階層で低下しています。昨年までは増えていましたので要注意です。



明日もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字