2021年01月15日

ランチタイム・スタディ2021統計数値」の9日目は、「令和2年就労条件総合調査結果の概況」から「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の推定予想問題です。



<推定予想問題(「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」)>

〔問〕 変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は、「令和2年就労条件総合調査結果の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 変形労働時間制を採用している企業割合は約6割であり、企業規模別にみると、企業規模が大きいほど採用割合が高い。

B 変形労働時間制を採用している企業割合を変形労働時間制の種類別(複数回答)にみると、「1年単位の変形労働時間制」が最も多く、次いで「1か月単位の変形労働時間制」、「フレックスタイム制」となっているが、これを1,000人以上規模企業でみると、「1か月単位の変形労働時間制」が最も多く、次いで「フレックスタイム制」、「1年単位の変形労働時間制」の順となっている。

C 変形労働時間制の適用を受ける労働者割合は約5割となっており、これを変形労働時間制の種類別にみると、「1か月単位の変形労働時間制」が最も高く、次いで「1年単位の変形労働時間制」、「フレックスタイム制」の順となっている。

D みなし労働時間制を採用している労働者割合は10%を上回るが、みなし労働時間制の適用を受ける企業割合は10%を下回っている。

E みなし労働時間制を採用している企業割合を種類別(複数回答)にみると、「事業場外みなし労働時間制」が最も多く、次いで「専門業務型裁量労働制」、「企画業務型裁量労働制」の順となっており、みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合も同じ順である。




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step1 正解は・・・



D



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step2 解説

A 〇 (令和2年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。

B 〇 (令和2年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。

C 〇 (令和2年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。


D ☓ (令和2年就労条件総合調査結果の概況) みなし労働時間制を採用している「企業割合」は10%を上回るが、みなし労働時間制の適用を受ける「労働者割合」は10%を下回っている。

E 〇 (令和2年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。





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step3 コメント


・「令和2年就労条件総合調査結果の概況」から「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の択一式問題です。変形労働時間制やみなし労働時間制の採用状況は、順番が最重要で、続いて数字になります。ひっかけやすいところになりますので、注意深く確認していきましょう。



来週もがんばりましょう。



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