2020年12月26日

「ランチタイム・スタディ 2020本試験」の第87問です。

87問目は、択一式の健康保険法です。

正答率20%の問題で、難問です。

※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。


<問題( 択一式 健保 問1 )>

〔問〕 健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 全国健康保険協会は、被保険者の保険料に関して必要があると認めるときは、事業主に対し、文書その他の物件の提出若しくは提示を命じ、又は当該協会の職員をして事業所に立ち入って関係者に質問し、若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができる。

B 被保険者が同一疾病について1年6か月間傷病手当金の支給を受けたが疾病が治癒せず、その療養のため労務に服することができず収入の途がない場合であっても、被保険者である間は保険料を負担する義務を負わなければならない。

C 患者申出療養の申出は、厚生労働大臣が定めるところにより、厚生労働大臣に対し、当該申出に係る療養を行う医療法第4条の3に規定する臨床研究中核病院(保険医療機関であるものに限る。)の開設者の意見書その他必要な書類を添えて行う。

D 特定適用事業所に使用される短時間労働者の被保険者資格の取得の要件である「1週間の所定労働時間が20時間以上であること」の算定において、短時間労働者の所定労働時間が1か月の単位で定められ、特定の月の所定労働時間が例外的に長く又は短く定められているときは、当該特定の月以外の通常の月の所定労働時間を12分の52で除して得た時間を1週間の所定労働時間とする。

E 地域型健康保険組合は、不均一の一般保険料率に係る厚生労働大臣の認可を受けようとするときは、合併前の健康保険組合を単位として不均一の一般保険料率を設定することとし、当該一般保険料率並びにこれを適用すべき被保険者の要件及び期間について、当該地域型健康保険組合の組合会において組合会議員の定数の3分の2以上の多数により議決しなければならない。



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step1 正解は・・・



A
   


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step2 解説

A × (法198条1項) 被保険者の保険料に関して必要があると認めるとき、事業主に対し、文書その他の物件の提出若しくは提示を命じ、又は当該「職員」をして事業所に立ち入って関係者に質問し、若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができるのは、「厚生労働大臣」である。

B 〇 (法158条、法159条、法159条の3、昭2.8.18保理2664号) 健康保険の保険料が免除されるのは、刑事施設等に拘禁された場合や育児休業等期間中及び産前産後休業期間中であり、本肢の期間中については保険料は免除されない。

C 〇 (法63条4項) 本肢のとおりである。なお、厚生労働大臣は、本肢の申出に係る療養を患者申出療養として定めることとした場合には、その旨を当該申出を行った者に速やかに通知するものとされている。

D 〇 (法3条1項9号、平28.5.13保保発0513第2号) 本肢のとおりである。なお、1週間の所定労働時間とは、就業規則、雇用契約書等により、その者が通常の週に勤務すべきこととされている時間をいうが、この場合の「通常の週」とは、祝祭日及びその振替休日、年末年始の休日、夏季休暇等の特別休日(週休日その他概ね1か月以内の期間を周期として規則的に与えられる休日以外の休日)を含まない週をいう。

E 〇 (法附則3条の2第1項、令25条の2) 本肢のとおりである。地域型健康保険組合は、合併が行われた日の属する年度及びこれに続く5箇年度に限り、1,000分の30から1,000分の130までの範囲内において、不均一の一般保険料率を決定することができる。




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step3 コメント

・択一式の健康保険法の問1は、A、C及びDの難易度が比較的高く、自信を持って正解できた人は少ないように見受けられます。


明日もがんばりましょう。




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