2020年12月11日

「ランチタイム・スタディ 2020本試験」の第72問です。

72問目は、択一式の健康保険法です。

正答率39%の問題です。



<問題( 択一式 健保 問7 )>

〔問〕 健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 日雇特例被保険者が療養の給付を受けるには、これを受ける日において当該日の属する月の前2か月間に通算して26日分以上又は当該日の属する月の前6か月間に通算して78日分以上の保険料が納付されていなければならない。

B 全国健康保険協会の短期借入金は、当該事業年度内に償還しなければならないが、資金の不足のため償還することができないときは、その償還することができない金額に限り、厚生労働大臣の認可を受けて、これを借り換えることができる。この借り換えた短期借入金は、1年以内に償還しなければならない。

C 保険者は、保健事業及び福祉事業に支障がない場合に限り、被保険者等でない者にこれらの事業を利用させることができる。この場合において、保険者は、これらの事業の利用者に対し、利用料を請求することができる。利用料に関する事項は、全国健康保険協会にあっては定款で、健康保険組合にあっては規約で定めなければならない。

D 健康保険組合の設立を命ぜられた事業主が、正当な理由がなくて厚生労働大臣が指定する期日までに設立の認可を申請しなかったとき、その手続の遅延した期間、その負担すべき保険料額の2倍に相当する金額以下の過料に処する旨の罰則が定められている。

E 任意継続被保険者は、将来の一定期間の保険料を前納することができる。この場合において前納すべき額は、前納に係る期間の各月の保険料の額の合計額である。



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step1 正解は・・・



E
   


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step2 解説

A 〇 (法129条2項) 本肢のとおりである。なお、保険者は、日雇特例被保険者が、本肢の要件に該当することを、日雇特例被保険者手帳によって証明して申請したときは、これを確認したことを表示した受給資格者票を発行し、又は既に発行した受給資格者票にこれを確認したことを表示しなければならない。

B 〇 (法7条の31第2項・3項) 本肢のとおりである。

C 〇 (法150条4項、則154条) 本肢のとおりである。

D 〇 (法218条) 本肢のとおりである。

E × (法165条2項、令49条) 前納する場合の保険料の額は、前納に係る期間の各月の保険料の合計額から、その期間の各月の保険料の額を年4分の利率による複利現価法によって前納に係る期間の最初の月から当該各月までのそれぞれの期間に応じて割り引いた額の合計額を控除した額である。


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step3 コメント

・択一式の健康保険法の問7は、Aは基本事項であるものの、B~Dの難易度が高かったため、Eの誤りは比較的容易に見抜けるはずですが、正解できなかった方も多かったように見受けられます。

・本問のように、正解肢以外の肢の難易度が高いとそれに引っ張られてしまい、それほど難易度が高くない肢も難しいように感じてしまう傾向があります。誤り探しの問題の場合には、ひとつの誤りを見つけ出せれば正解になり、ある意味、他の4つの肢の正誤がわからなくても正解できる場合がありますので、諦めずに解答を探りましょう。なお、本問の合格者の正答率は50%を超えています。


明日もがんばりましょう。




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