2020年12月09日

「ランチタイム・スタディ 2020本試験」の第70問です。

70問目は、択一式の国民年金法です。

正答率40%の問題で、難問です。

※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。


<問題( 択一式 国年 問8 )>

〔問〕 国民年金法に基づく厚生労働大臣の権限等に関する次のアからオの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記AからEまでのうちどれか。

ア 被保険者から、預金又は貯金の払出しとその払い出した金銭による保険料の納付をその預金口座又は貯金口座のある金融機関に委託して行うことを希望する旨の申出があった場合におけるその申出の受理及びその申出の承認の権限に係る事務は、日本年金機構に委任されており、厚生労働大臣が自ら行うことはできない。

イ 被保険者の資格又は保険料に関する処分に関し、被保険者に対し、国民年金手帳、出産予定日に関する書類、被保険者若しくは被保険者の配偶者若しくは世帯主若しくはこれらの者であった者の資産若しくは収入の状況に関する書類その他の物件の提出を命じ、又は職員をして被保険者に質問させることができる権限に係る事務は、日本年金機構に委任されているが、厚生労働大臣が自ら行うこともできる。

ウ 受給権者に対して、その者の身分関係、障害の状態その他受給権の消滅、年金額の改定若しくは支給の停止に係る事項に関する書類その他の物件を提出すべきことを命じ、又は職員をしてこれらの事項に関し受給権者に質問させることができる権限に係る事務は、日本年金機構に委任されており、厚生労働大臣が自ら行うことはできない。

エ 国民年金法第1条の目的を達成するため、被保険者若しくは被保険者であった者又は受給権者に係る保険料の納付に関する実態その他の厚生労働省令で定める事項に関する統計調査に関し必要があると認めるときは、厚生労働大臣は、官公署に対し、必要な情報の提供を求めることができる。

オ 国民年金原簿の訂正請求に係る国民年金原簿の訂正に関する方針を定め、又は変更しようとするときは、厚生労働大臣は、あらかじめ、社会保険審査会に諮問しなければならない。

A (アとイ)  B (アとウ)  C (イとエ)
D (ウとオ)  E (エとオ)



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step1 正解は・・・



D
   


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step2 解説

ア 〇 (法109条の4第1項) 本肢のとおりである。本肢の厚生労働大臣の権限に係る事務は、日本年金機構に行わせるものとされている。

イ 〇 (法109条の4第1項) 本肢のとおりである。本肢の厚生労働大臣の権限に係る事務は、日本年金機構に行わせるものとされているが、当該権限は、厚生労働大臣が自ら行うことを妨げない。

ウ × (法109条の4第1項) 本肢の厚生労働大臣の権限に係る事務は、日本年金機構に行わせるものとされているが、厚生労働大臣が自ら行うこともできる。

エ 〇 (法108条の3第2項) 本肢のとおりである。なお、本肢の情報の提供を求めるに当たっては、被調査者を識別することができない方法による情報の提供を求めるものとされている(法108条の3第3項)。

オ × (法14条の3第2項) 本肢の場合には、「社会保険審査会」ではなく「社会保障審議会」に諮問しなければならない。


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step3 コメント

・択一式の国民年金法の問8は、厚生労働大臣の権限等に関する問題でした。アからエはいずれの選択肢も難易度が高く、オの誤りがわかったとしても2択になることから、正解するのは難しかったと思われます。


明日もがんばりましょう。




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