2020年11月03日

「ランチタイム・スタディ」の第34問です。

34問目は、選択式の厚生年金保険です。

正答率92&71%の問題です。

※選択式厚年B=92%、C=71%(Bは正答率がCより高いものの同じカテゴリーですので、Cの正答率に合わせここで掲載しています。)


<問題( 選択式 厚年 BC )>

厚生年金保険法第44条の3第1項の規定によると、老齢厚生年金の受給権を有する者であってその B 前に当該老齢厚生年金を請求していなかったものは、実施機関に当該老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることができるとされている。ただし、その者が当該老齢厚生年金の受給権を取得したときに、他の年金たる給付(他の年金たる保険給付又は国民年金法による年金たる給付( C を除く。)をいう。)の受給権者であったとき、又は当該老齢厚生年金の B までの間において他の年金たる給付の受給権者となったときは、この限りでないとされている。


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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。

Bの選択肢
⑪ 受給権を取得した日から起算して1か月を経過した日
⑫ 受給権を取得した日から起算して1年を経過した日
⑬ 受給権を取得した日から起算して5年を経過した日
⑭ 受給権を取得した日から起算して6か月を経過した日

Cの選択肢
⑰ 付加年金及び障害基礎年金並びに遺族基礎年金
⑱ 老齢基礎年金及び障害基礎年金並びに遺族基礎年金
⑲ 老齢基礎年金及び付加年金並びに遺族基礎年金
⑳ 老齢基礎年金及び付加年金並びに障害基礎年金



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step2 正解は・・・


B → ⑫ 受給権を取得した日から起算して1年を経過した日 (法44条の3第1項)

C → ⑳ 老齢基礎年金及び付加年金並びに障害基礎年金 (法44条の3第1項)

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step3 コメント


・選択式の厚生年金保険法のB及びCは、老齢厚生年金の支給繰下げからの出題でした。択一式でも出題される可能性の高いところです。Cは、老齢基礎年金と付加年金はセットであることがわかっていれば、選択肢は限られてきます。



明日もがんばりましょう。







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