2020年10月13日

「ランチタイム・スタディ 2020本試験」の第13問です。

13問目は、択一式の健康保険法です。

正答率83%の問題です。



<問題( 択一式 健保 問3 )>

〔問〕 健康保険法に関する次のアからオの記述のうち、正しいものの組合せは、後記AからEまでのうちどれか。

ア 伝染病の病原体保有者については、原則として病原体の撲滅に関し特に療養の必要があると認められる場合には、自覚症状の有無にかかわらず病原体の保有をもって保険事故としての疾病と解するものであり、病原体保有者が隔離収容等のため労務に服することができないときは、傷病手当金の支給の対象となるものとされている。

イ 指定訪問看護は、末期の悪性腫瘍などの厚生労働大臣が定める疾病等の利用者を除き、原則として利用者1人につき週5日を限度として受けられるとされている。

ウ 配偶者である被保険者から暴力を受けた被扶養者は、被保険者からの届出がなくとも、婦人相談所が発行する配偶者から暴力の被害を受けている旨の証明書を添付して被扶養者から外れる旨を申し出ることにより、被扶養者から外れることができる。

エ 所在地が一定しない事業所に使用される者で、継続して6か月を超えて使用される場合は、その使用される当初から被保険者になる。

オ 被保険者(外国に赴任したことがない被保険者とする。)の被扶養者である配偶者に日本国外に居住し日本国籍を有しない父がいる場合、当該被保険者により生計を維持している事実があると認められるときは、当該父は被扶養者として認定される。

A (アとイ)  B (アとウ)  C (イとエ)
D (ウとオ)  E (エとオ)



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step1 正解は・・・



B
   


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step2 解説

ア 〇 (法99条、昭29.10.25保険発261号) 本肢のとおりである。病原体保有者に対する健康保険法1条1項の適用に関しては、原則として病原体の撲滅に関し特に療養の必要があると認められる場合は、自覚症状の有無にかかわらず伝染病の病原体を保有することをもって保険事故たる疾病と解するものであり、従って病原体保有者が隔離収容等のため労務に服することができないときは、傷病手当金の支給の対象となるものである。

イ × (法88条、平18.3.6厚労告102号) 指定訪問看護は、利用者1人につき「週3日」を限度(末期の悪性腫瘍など厚生労働大臣が定める疾病等を除く。)として行われる。

ウ 〇 (法3条7項、平20.2.5保保発0205003号) 本肢のとおりである。健康保険の被扶養者から外れる手続きは被保険者からの届出に基づいて行われるが、配偶者である被保険者からの暴力を受けた被扶養者が被扶養者から外れるにあたっては当該届出は期待できないため、本肢の規定が設けられた。

エ × (法3条1項) 事業所で所在地が一定しないものに使用される者は、健康保険法の適用が除外されているため、使用される期間にかかわらず、被保険者となることができない。

オ × (法3条7項) 被保険者の配偶者の父は「3親等内親族」に該当するため、被扶養者となるには、国内居住要件を満たした上で、被保険者と同一の世帯に属し、主としてその被保険者によって生計を維持している必要があるが、本肢の者は、国内居住要件及び同一世帯要件を満たしていないため、被扶養者として認定されない。




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step3 コメント

・択一式の健康保険法の問3は、どの肢も基本事項でした。組合せ問題でしたので、特にアが正しいと判断できた場合には、もう片方の正しい肢はイとウの2択となるため、正解することはたやすかったと思われます。



明日もがんばりましょう。




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