2020年09月04日

本試験の択一式の得点が思わしくない(今年の本試験で択一式の得点がおおよそ合格ラインと思われる43点に届かない)方の中に、「問題演習不足」を第一の原因に挙げる方が多く見受けられます。

確かに、問題を解く量が少なかったことも択一式の得点が思わしくない原因のひとつであったとは思いますが、多くの方に見受けられる誤った認識に、「自分はインプットはできている」と思ってしまっていることです。

9/3のブログ
『繰り返し学習』による記憶への定着について )で、記憶力の算式について書かせていただきました。
K(記憶力)=I(信号の強さ)×R(反復)

この算式でいうと、問題演習を多くするということは、「R(反復)」に力点を置くということになります。
ex.「2020年向けには過去問を2回、回しただけだったので、今回は5回、回すようにしよう。」等。

しかし、今が直前期であれば、「R(反復)」に軸足を移すのはうなずけますが、まだ本試験まで約1年近くの期間がありますから、インプットをじっくり習得する時間があります。

元々、インプットとは、例えて言うなら、タンスに服など(上着、ズボン、靴下、シャツ、パンツ等)をどれだけ多く、整理してしまうことができるかをいい、アウトプットとは、タンスにしまわれた服などを、どれだけ早く正確に引き出しから取り出すことができるかを指しますから、インプットで、たとえタンスに多くのものをしまえたとしても、整理して入れていないと、引き出すときに時間がかかることになってしまいます。

反対に、インプットでしっかりと服などを整理してしまえたとしても、その量が少ないと、引き出しに何が入っているかはすぐにわかっても、探したい物が元々入っていないため取り出すことはできません。

ex.タンスの中にある「赤い靴下」を探そうとする場合に、靴下がしまわれている引き出しは簡単に見つけ出せても、元々、「赤い靴下」が入っていないと引き出せない。

この時期は、まずはインプット学習で、試験で問われる知識をより多く、整理して習得していくことが肝心です。

「自分は2020年向けの学習でインプット学習は十分やってきたので心配ない」と思われている方であっても、再度、「引き出しの中のものを増やすことと整理すること」ことを心がけてみてください。
抜け落ちていたところや、間違った認識で理解していたところが見つかるかもしれません。

そのうえで、反復していくことができれば、かなりの得点アップが見込まれるはずです。




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