2020年06月01日

こんな記事がありました。

非正規、最大の減少 強まる雇用先行き懸念 4月の労働力調査

この記事の中で、「非正規労働者数が前年同月比97万人減と、比較可能な2014年以降で最大のマイナスとなった。」とあります。

2019年平均の非正規の職員・従業員数は、2,165万人と45万人の増加(6年連続の増加)」でしたから、2019年の増加分の倍が一気に減ったことになります。

「2019年平均の役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は38.2%」ですが、この割合も、今後、減少しそうです。

記事の中に、「就業者数全体も7年4カ月ぶりに減少。産業別では宿泊・飲食サービスが46万人減った。」とありますが、「宿泊・飲食サービス」がかなり厳しい状況であることが、数字にも出ています

主な産業別就業者数


「宿泊・飲食サービス」の対前年同月増減率は、-11.0%で大きく減っています。
次いで、「生活関連サービス業、娯楽業」の-4.7、「卸売、小売業」-3.1と影響を受けています。


なお、この内容は、試験とは直接関係ありませんので、試験とは切り離して考えてください。
ただ、情勢を知っておくと、統計数値関係の興味・関心がわきますので、内容を覚えやすくなります。

参考までに・・・



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