2020年05月25日

「ランチタイム・スタディ 2020統計数値」の61日目は、「令和元年賃金引上げ等の実態に関する調査結果の概要」から「賃金引上げ等の実態」の調査記載事項です。


賃金引上げ等の実態

【令和元年賃金引上げ等の実態に関する調査結果の概要】

(1)賃金の改定の実施状況

令和元年中における賃金の改定の実施状況(9~12月予定を含む。)をみると、「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」は90.2%、「1人平均賃金を引き下げた・引き下げる」は0.0%、「賃金の改定を実施しない」は5.4%となっている。


(2)賃金の改定額及び改定率

令和元年中に賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業及び賃金の改定を実施しない企業について、賃金の改定状況(9~12月予定を含む。)をみると、「1人平均賃金の改定額」は5,592円、「1人平均賃金の改定率」は2.0%となっている。


(3)賃金カットの実施状況

令和元年中に賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業における「賃金カットを実施し又は予定している企業」は6.0%となっている。

これを賃金カットの対象者別にみると、「管理職のみ」は18.7%、「一般職のみ」は36.9%「一般職一部」と「管理職一部」36.1%となっている。



<ポイント>

・約9割の企業が賃金を引き上げています。その額の平均は、約5,000円で2%アップとなっています。

・(1)で、「1人平均賃金を引き下げた・引き下げる」企業が約0%なのに、(3)の「賃金カットを実施し又は予定している企業」は6.0%であることに違和感を覚える人がいると思われますが、(1)は、社員の所定内賃金が上がった人も下がった人もいたとしても、その額の平均がプラスになれば、1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」に該当するのに対し、(3)では、極端な話、1人でも賃金カットを実施または予定していれば、「賃金カットを実施し又は予定している企業」に含まれることになりますので、数値が大きくなるわけです。



明日もがんばりましょう。



コメントする

名前
 
  絵文字