2020年04月02日
「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の28日目は、「「平成30年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」から「女性の雇用管理の実態」の調査記載内容です。
女性の雇用管理の実態
【「平成30年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)】
(1)正社員・正職員の男女比率及び構成比
正社員・正職員に占める女性の割合は、26.0%となった。
これを職種別にみると、総合職18.8%、限定総合職31.8%、一般職34.4%、その他24.7%となっている。
女性の正社員・正職員に占める各職種の割合は、一般職が46.5%と最も高く、次いで総合職33.8%、限定総合職11.9%の順となっている。
<ポイント>
・正社員・正職員は、男性3人に対し、女性1人の割合です。
・女性は一般職が最も多いことがわかります。
(2)正社員・正職員の男女別採用状況
平成30年春卒業の新規学卒者を採用した企業割合は22.2%と、前回調査に比べ0.5 ポイント上昇した。
採用した企業について採用区分ごとにみると、総合職については「男女とも採用」した企業が49.3%と最も高く、「男性のみ採用」した企業は32.4%、「女性のみ採用」した企業は18.2%となっている。
限定総合職については「男性のみ採用」した企業が48.5%と最も高く、次いで「男女とも採用」した企業は23.3%、「女性のみ採用」した企業は28.2%となっている。
一般職については「女性のみ採用」した企業が37.2%と最も高く、次いで「男女とも採用」した企業は32.3%、「男性のみ採用」した企業が30.5%となっている。
<ポイント>
・新規学卒者を採用した企業割合は約2割です。
・総合職は「男女とも採用」し、限定総合職は「男性のみ採用」し、一般職は「女性のみ採用」する傾向にあります。
明日もがんばりましょう。