2020年03月16日

「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の15日目は、「平成30年雇用動向調査結果の概況」から「入職・離職の動向」の調査記載内容(後半)です。



入職・離職の動向

【平成30年雇用動向調査結果の概況】


(4) 転職入職者が前職を辞めた理由

平成30年1年間の転職入職者が前職を辞めた理由をみると、男性は「その他の理由(出向等を含む)」29.4%を除くと「定年・契約期間の満了」16.9%が最も高く、次いで「給料等収入が少なかった」10.2%となっている。

女性は「その他の理由(出向等を含む)」25.5%を除くと「定年・契約期間の満了」14.8%が最も高く、次いで「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」13.4%となっている。

<ポイント>
・転職入職者が前職を辞めた理由は、男女とも「定年・契約期間の満了」です。ここの項目の順番は、毎年、変わることが多いです。


(5) 転職入職者の賃金変動状況

平成30年1年間の転職入職者の賃金変動状況をみると、前職の賃金に比べ「増加」した割合は37.0%、「減少」した割合は34.2%、「変わらない」の割合は27.2%となっている。

<ポイント>
・順番を押さえておきましょう。①増加した人、②減少した人、③変わらない人、の順です。


(6) 離職理由別離職率の推移
 
平成30年1年間の離職率を離職理由別にみると、「個人的理由」(「結婚」「出産・育児」「介護・看護」及び「その他の個人的理由」の合計)によるものは10.4%(対前年-0.7%)、「事業所側の理由」(「経営上の都合」「出向」及び「出向元への復帰」の合計)によるものは1.0%(同+0.2%)であった。

<ポイント>
・「個人的理由」の方が、「事業所側の理由」よりも多く、約10倍です。


(7) 結婚、出産・育児を理由とする離職率(女性)

女性について平成30年1年間の結婚を理由とする離職率を年齢階級別にみると、25~29歳で最も高くなっている。
就業形態別にみると、全年齢階級でパートタイム労働者より一般労働者の方が離職率が高くなっている。

出産・育児を理由とする離職率を年齢階級別にみると、30~34歳で最も高くなっている。
就業形態別にみると、20~24歳から30~34歳までの各年齢階級で一般労働者よりパートタイム労働者の方が離職率が高くなっている。

<ポイント>
・結婚を理由とする離職率が最も高いのが25~29歳、出産・育児を理由とする離職率が最も高いのは30~34歳であることは、うなずけますね。

・結婚を理由とする離職率は、パートタイム労働者より一般労働者の方が離職率が高いのに対し、出産・育児を理由とする離職率は、一般労働者よりパートタイム労働者の方が離職率が高くなっていることに気を留めておいてください。正社員では結婚で仕事を辞める人が多いのに対し、パートタイム労働者は結婚では仕事を辞めずに出産や育児で仕事を辞めている状況が読み取れます。



明日もがんばりましょう。



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