2019年11月11日

「ランチタイム・スタディ」の第27問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月23日の佐藤塾ブログの
『「ランチタイム・スタディ2019本試験」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


さて、27問目は、選択式の厚生年金保険法です。

正答率91&73%の問題です。

※選択式厚年A=91%、B=73%(Aは正答率がBより高いものの同じカテゴリーですので、Bの正答率に合わせここで掲載しています。)


<問題( 選択式 厚年 AB )>

保険料の納付義務者が保険料を滞納した場合には、厚生労働大臣は納付義務者に対して期限を指定してこれを督促しなければならないが、この期限は督促状を A 以上を経過した日でなければならない。これに対して、当該督促を受けた者がその指定の期限までに保険料を納付しないときは、厚生労働大臣は国税滞納処分の例によってこれを処分することができるが、厚生労働大臣は所定の要件に該当する場合にはこの権限を財務大臣に委任することができる。この要件のうち、滞納の月数と滞納の金額についての要件は、それぞれ B である。



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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。


Bの選択肢
⑫ 受領した日から起算して10日
⑬ 受領した日から起算して20日
⑰ 発する日から起算して10日
⑱ 発する日から起算して20日

Cの選択肢
⑤ 12か月分以上及び1億円以上
⑥ 12か月分以上及び5千万円以上
⑦ 24か月分以上及び1億円以上
⑧ 24か月分以上及び5千万円以上



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step2 正解は・・・


A → ⑰ 発する日から起算して10日 (法86条1項・4項)

B → ⑧ 24か月分以上及び5千万円以上 (法100条の5第1項、則99条、則101条)

   

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step3 コメント


・選択式の厚生年金保険法のA及びBは、保険料等の督促及び滞納処分からの出題でした。どちらも過去に出題されている箇所であり、基本事項でしたので、過去問を確実に学習していれば正解できた問題です。



明日もがんばりましょう。




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