2019年08月16日

大変、お待たせしてすみません。
「ランチタイム・スタディ2019統計数値」の112日目は、「平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況」から「労使間の交渉等に関する実態」の推定予想問題です。

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


<問題(労使間の交渉等に関する実態)>

〔問〕 労使間の交渉等に関する実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は主に「平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 事業所に正社員以外の労働者がいる労働組合について、労働者の種類別に「組合加入資格がある」をみると、「パートタイム労働者」35.2%、「有期契約労働者」37.0%、「派遣労働者」7.4%、「嘱託労働者」38.4%となっている。

B 過去3年間(平成26年7月1日から平成29年6月30日の期間。以下同じ。)において、「何らかの労使間の交渉があった」結果、「労働協約の改定がなされた又は新たに労働協約の規定が設けられた」とする割合を事項別にみると、「育児休業制度、介護休業制度、看護休暇制度」47.6%が最も高く、次いで「休日・休暇」41.8%、「賃金額」36.0%などとなっている。

C 過去3年間において、使用者側との間で行われた団体交渉の状況をみると、「団体交渉を行った」32.0%、「団体交渉を行わなかった」67.6%となっている。

D 過去3年間において、労働組合と使用者との間で発生した労働争議の状況をみると、「労働争議があった」1.7%、「労働争議がなかった」98.1%となっている。

E 労働組合と使用者(又は使用者団体)の間で締結される労働協約の締結状況をみると、労働協約を「締結している」94.7%、「締結していない」4.7%となっている。



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step1 正解は・・・


C


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step2 解説

A 〇  (平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況) 本肢のとおりである。

B 〇  (平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況) 本肢のとおりである。

C ☓  (平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況) 過去3年間において、使用者側との間で行われた団体交渉の状況をみると、「団体交渉を行った」「67.6%」、「団体交渉を行わなかった」「32.0%」となっている。

D 〇  (平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況) 本肢のとおりである。

E 〇  (平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況) 本肢のとおりである。



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step3 コメント

・「平成29年労使間の交渉等に関する実態調査の概況」から「労使間の交渉等に関する実態」の推定予想問題です。内容がやや細かいため、とっつきにくく覚えにくい項目ではありますが、団体交渉は行われ、労働組合との労働争議はほとんどないのが実態です。



来週もがんばりましょう。





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