2019年06月26日
「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。
労働者の健康状況
【平成29年「労働安全衛生調査」(実態調査)の概況】
(1)リスクアセスメントに関する事項【事業所調査】
リスクアセスメントを実施している事業所の割合は45.9%となっている。
実施内容(複数回答)をみると、
「作業に用いる機械の危険性に関する事項」が62.5%と最も多く、
次いで「交通事故に関する事項」が60.9%
となっている。
(2)メンタルヘルスケアに関する事項【事業所調査】
メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合は58.4%となっている。
取組内容(複数回答)をみると、
「労働者のストレスの状況などについて調査票を用いて調査(ストレスチェック)」が64.3%と最も多く、
次いで「メンタルヘルス対策に関する労働者への教育研修・情報提供」が40.6%、
「メンタルヘルス対策に関する事業所内での相談体制の整備」が39.4%
となっている。
(3)メンタルヘルス不調により連続1か月以上休業又は退職した労働者の状況【事業所調査】
過去1年間(平成28年11月1日から平成29年10月31日までの期間)に
メンタルヘルス不調により連続1 か月以上休業した労働者(受け入れている派遣労働者を除く。)の割合は0.4%、
退職した労働者の割合は0.3%
となっている。
(4)長時間労働者に対する取組に関する事項【事業所調査】
平成29年7月1日が含まれる1か月間に45時間を超える時間外・休日労働をした労働者(受け入れている派遣労働者を除く。)がいる事業所の割合は
「45時間超80時間以下」が26.7%、
「80時間超100時間以下」が5.9%、
「100時間超」が2.1%
となっている。
医師による面接指導の申し出のあった労働者がいた事業所のうち、医師による面接指導を実施した事業所の割合をみると、
「45時間超80時間以下」が43.2%、
「80時間超100時間以下」が69.1%、
「100時間超」が68.4%となっている。
明日もがんばりましょう。
