2019年05月22日

「ランチタイム・スタディ2019統計数値」の55日目は、「平成25年若年者雇用実態調査の概況[個人調査]」から「若年者の雇用の動向」の調査記載内容(後半)です。
(平成25年と少々古い内容ではありますが、「平成30年若年者雇用実態調査の概況」は、現在、集計している状況にあり、8月頃に出される予定ですから、これが一番新しい記載内容となります。)

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)
』をご覧ください。



若年者の雇用の動向2

【平成25年若年者雇用実態調査の概況[個人調査]】

(1)初めて勤務した会社で現在も働いているかどうか

在学していない若年労働者が初めて勤務した会社で現在も働いているかどうかについてみると、「勤務している」が51.7%、「勤務していない」が47.3%となっている。

最終学歴別に「勤務している」割合をみると、概ね学歴が高くなるほど「勤務している」割合は高くなっている

雇用形態別に「勤務している」割合をみると、正社員では65.5%正社員以外の労働者では22.1%となっている。


(2)初めて勤務した会社での勤続期間

初めて勤務した会社を辞めた在学していない若年労働者を対象に、初めて勤務した会社での勤続期間をみると、男女ともに「1年~2年未満」階級が最も高く、男21.4%女21.1%となっている。

在学していない若年労働者のうち「3年未満」で初めて勤務した会社をやめた者の割合をみると、62.8%61.8%となっており、雇用形態別には、正社員60.3%正社員以外の労働者では64.2%となっている。

<ポイント>
・この質問は、在学していない若年労働者の中で、初めて勤務した会社を辞めた人を対象に聞いています。仕事を辞めた場合に、どの位、勤務していたかをみているわけですが、「1年未満」が25.1%であり、すぐに辞める人が多いことがわかります。「1年未満」が、25.1%であるのに、「「1年~2年未満」階級が最も高く、男21.4%、女21.1%」と記載されているのは、「1年未満」の階級が、「3か月未満」「3か月~6か月」「6か月~1年未満」と分かれているからです。

・「753現象」とは、新規学卒就職者が3年以内に辞めた割合が、中卒が約7割、高卒が約5割、大卒が約3割であることを指す言葉ですが、平成26年3月卒の新規学卒就職者が3年以内に辞めた割合は、中卒67.7%、高卒40.8%、大卒32.2%となっています。



(3)初めて勤務した会社をやめた主な理由

初めて勤務した会社をやめた理由(3つまでの複数回答)についてみると、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」が22.2%、「人間関係がよくなかった」が19.6%、「仕事が自分に合わない」が18.8%、「賃金の条件がよくなかった」が18.0%の順となっている。

これを性別にみると、では「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」が22.7%、「賃金の条件がよくなかった」が22.1%、「仕事が自分に合わない」が22.0%、では「人間関係がよくなかった」が22.8%、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」が21.8%、「仕事が自分に合わない」が16.1%の順となっている。

<ポイント>

・初めて勤務した会社をやめた理由は、男女計と男は、労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」ですが、女は、「人間関係がよくなかった」であり、男の場合には、「人間関係がよくなかった」は、上位3つに入っていません。



明日もがんばりましょう。




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