2019年05月17日

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の52日目は、「平成30年障害者雇用状況の集計結果」から「障害者の雇用状況」の推定予想問題2です。


「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


<推定予想問題(障害者の雇用状況)>

〔問〕 障害者の雇用状況に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 雇用されている障害者の数を企業規模別にみると、全ての企業規模で前年より増加した。

B 法定雇用率達成企業の割合は、全ての規模の区分で前年より減少した。

C 雇用されている障害者の数を企業規模別にみると、民間企業(45.5人以上規模の企業)に雇用されている障害者のうち、1,000人以上の規模企業が、約半数を占めている。

D 実雇用率を企業規模別にみた場合に、民間企業全体の実雇用率2.05%と比較すると、500~1,000人未満及び1,000人以上規模企業が実雇用率以上となっている。

E 特例子会社に雇用されている障害者の数の内訳としては、身体障害者が最も多く、次いで知的障害者、精神障害者の順である。




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step1 正解は・・・



E



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step2 解説

A 〇 (平成30年 障害者雇用状況の集計結果) 本肢のとおりである。

B 〇 (平成30年 障害者雇用状況の集計結果) 本肢のとおりである。

C 〇 (平成30年 障害者雇用状況の集計結果) 本肢のとおりである。民間企業(45.5人以上規模の企業)に雇用されている障害者 534,769.5人のうち、1,000人以上の規模企業が、約半数(264,036.0人)を占めている。


D 〇 (平成30年 障害者雇用状況の集計結果) 本肢のとおりである。500~1,000人未満で2.05%、1,000人以上で2.25%であり、民間企業全体の実雇用率(2.05%)以上となっている。

E ☓ (平成30年 障害者雇用状況の集計結果) 特例子会社に雇用されている障害者の数の内訳としては、「知的障害者」(16,211.0人)が最も多く、次いで「身体障害者」(11,478.5人)、精神障害者(4,828.5人)の順である。





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step3 コメント


・「平成30年障害者雇用状況の集計結果」から「障害者の雇用状況」の択一式問題です。A及びBに関しては、前回の繰り返しになりますが、「雇用されている障害者の数を企業規模別にみると、全ての企業規模で前年より増加」しているので、「法定雇用率達成企業の割合は、全ての規模の区分で前年より増加」とひっかからないようにしてください。前年の法定雇用率は「2.0%」、平成30年4月以降の法定雇用率は「2.2%」と基準が厳しくなっていますから、当然、「法定雇用率達成企業の割合は、全ての規模の区分で前年より減少」となります。

・C、D及びEは、いずれも細かいところからの難解な問題です。Eについては、通常、障害者の数は、身体障害者が最も多く、次いで知的障害者、精神障害者であるのに、特例子会社では知的障害者が多いので、順番を入れ替えて問う可能性があります。順番が異なる理由については、「ランチタイム・スタディ 2019統計数値 第49回」のポイントに記載していますのでご確認ください。

・なお、障害者の数については、なぜ「534,769.5人」などという小数点以下があるのか、疑問の方もいらっしゃると思います。実は、障害者の数は、特別な方法でカウントしているからです。

■ 障害者の数のカウント方法
・「障害者の数」とは、身体障害者、知的障害者及び精神障害者の計であり、短時間労働者以外の重度身体障害者及び重度知的障害者については法律上、1人を2人に相当するものとしてダブルカウントを行い、重度以外の身体障害者及び知的障害者並びに精神障害者である短時間労働者については法律上、1人を0.5人に相当するものとして0.5カウントとしている。
 ただし、精神障害者である短時間労働者であっても、次のいずれかに該当する者については、1人分とカウントしている。
① 雇入れから3年以内の者
② 精神障害者保健福祉手帳取得から3年以内の者



来週もがんばりましょう。



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