2019年05月15日

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の50日目は、「平成30年障害者雇用状況の集計結果」から「障害者の雇用状況」の過去問です。


「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


<過去問(障害者の雇用状況)>

「平成30年障害者雇用状況の集計結果(厚生労働省)」によると、平成30年6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業は、全体の A であった。

また、障害者の雇用状況を企業規模別にみると、法定雇用率を達成した割合が50%を超えていたのは、 B の企業であった。

他方、法定雇用率未達成企業のうち障害者を1人も雇用していない企業(障害者雇用ゼロ企業)は、未達成企業全体の C であった。



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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。


[Aの選択肢]  
① 4分の1近く     ② 3分の1近く
③ 半数近く         ④ 4分の3近く


[Bの選択肢]  
① 100~300人未満規模   ② 300~500人未満規模   
③ 500~1,000人未満規模  ④ 1000人以上規模


[Cの選択肢]  
① 約3割     ② 約5割  ③ 約6割         ④ 約8割



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step2 正解は・・・


A ③ 半数近く (平成30年障害者雇用状況の集計結果)

B ① 100~300人未満規模 (平成30年障害者雇用状況の集計結果)

C ③ 約6割 (平成30年障害者雇用状況の集計結果)



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step3 コメント

・平成30年障害者雇用状況の集計結果より、障害者の雇用状況の問題で、平成25年選択式で出題されました。AとCについては、基本事項になりますので、ぜひとも正解したい問題です。Aの「平成30年6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業」は、前年の50.0%から45.1%に下がっています。

・Bに関しては、元々、出題当時では、「④1000人以上規模」が正解でしたが、平成30年には、法定雇用率を達成した割合が50%を超えていた(すなわち、該当する規模の民間企業の2社のうち1社が法定雇用率を達成している状態)のは、「100~300人未満規模」の企業(50.1%)であり、「1000人以上規模」の企業(47.8%)は届いていません。ここでは、2つの山があり、障害者雇用の進んでいる企業は、「100~300人未満規模」の企業と「1000人以上規模」の企業であると押さえておきましょう。



明日もがんばりましょう。




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