2019年04月03日

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の26日目は、「平成30年就労条件総合調査結果の概況」から「労働時間、休憩・休日」の推定予想問題です。


「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


<推定予想問題(「労働時間、休憩・休日」)>

〔問〕 「労働時間、休憩・休日」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 週所定労働時間は、1企業平均39時間31分であり、これを産業別にみると、金融業、保険業が38時間21分で最も短く、宿泊業、飲食サービス業が39時間56分で最も長くなっている。

B 主な週休制の形態をみると、「何らかの週休2日制」を採用している企業割合は46.7%となっている。

C 平成29年(又は平成28会計年度)の年間休日総数の1企業平均は113.7日、労働者1人平均は107.9日となっている。

D 平成29年(又は平成28会計年度)1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数は除く。)は、労働者1人平均18.2日、そのうち労働者が取得した日数は9.0日で、取得率は49.4%となっている。

E 夏季休暇、病気休暇等の特別休暇制度がある企業割合は80.3%となっている。これを特別休暇制度の種類別(複数回答)にみると、最も多いのは「リフレッシュ休暇」である。




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step1 正解は・・・



A



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step2 解説

A 〇 (平成30年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。

B ☓ (平成30年就労条件総合調査結果の概況) 主な週休制の形態をみると、「何らかの週休2日制」を採用している企業割合は「84.1%」となっている。なお、「完全週休2日制」を採用している企業割合は、46.7%となっている。

C ☓ (平成30年就労条件総合調査結果の概況) 平成29年(又は平成28会計年度)の年間休日総数の1企業平均は「107.9日」、労働者1人平均は「113.7日」となっている。


D ☓ (平成30年就労条件総合調査結果の概況) 平成29年(又は平成28会計年度)1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数は除く。)は、労働者1人平均18.2日、そのうち労働者が取得した日数は「9.3日」で、取得率は「51.1%」となっている。

E ☓ (平成30年就労条件総合調査結果の概況) 夏季休暇、病気休暇等の特別休暇制度がある企業割合は「60.3%」となっている。これを特別休暇制度の種類別(複数回答)にみると、最も多いのは「夏季休暇」である。





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step3 コメント


・「平成30年就労条件総合調査結果の概況」から「労働時間、休憩・休日」の択一式問題です。年次有給休暇の取得率が50%を上回ったことで、取り上げられやすい箇所になっています。注意深く読み込んでおいてください。



明日もがんばりましょう。



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