2019年03月28日
「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の22日目は、「労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要」から「若年者の雇用動向」及び「男女別年間収入階級別割合」の推定予想問題です。
「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。
<推定予想問題(「若年者の雇用動向」及び「男女別年間収入階級別割合」)>
〔問〕 「若年者の雇用動向」及び「男女別年間収入階級別割合」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
A 「若年層のパート・アルバイト及びその希望者」(いわゆるフリーター)は、2018年平均で148万人となり、前年に比べ9万人の減少となった。男女別にみると、男性は77万人と4万人の減少、女性は66万人と5万人の減少となった。
B 「若年層のパート・アルバイト及びその希望者」を年齢階級別にみると、15~24歳は2018年平均で82万人と、前年に比べ3万人の減少、25~34歳は61万人と6万人の減少となった。
C 仕事からの年間収入階級別割合を男女、正規、非正規の職員・従業員別にみると、男性の正規の職員・従業員は2018年平均で500~699万円が22.8%と最も高く、次いで300~399万円が19.8%などとなった。
D 仕事からの年間収入階級別割合を男女、正規、非正規の職員・従業員別にみると、2018年平均で男性の非正規の職員・従業員は200~299万円が28.1%と最も高く、次いで300~399万円が23.7%などとなった。
E 仕事からの年間収入階級別割合を男女、正規、非正規の職員・従業員別にみると、2018年平均で女性の非正規の職員・従業員は100~199万円が44.1%と最も高く、次いで100万円未満が39.1%などとなった。
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step1 正解は・・・
C
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step2 解説
A ☓ (労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要) 「若年層のパート・アルバイト及びその希望者」(いわゆるフリーター)は、2018年平均で148万人となり、前年に比べ9万人の減少となった。男女別にみると、男性は「66万人」と4万人の減少、女性は「77万人」と5万人の減少となった。
B ☓ (労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要) 「若年層のパート・アルバイト及びその希望者」を年齢階級別にみると、15~24歳は2018年平均で「61万人」と、前年に比べ3万人の減少、25~34歳は「82万人」と6万人の減少となった。
C 〇 (労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要) 本肢のとおりである。
D ☓ (労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要) 「女性の正規」の職員・従業員は200~299万円が28.1%と最も高く、次いで300~399万円が23.7%などとなった。
E ☓ (労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要) 女性の非正規の職員・従業員は「100万円未満」が44.1%と最も高く、次いで「100~199万円」が39.1%などとなった。
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step3 コメント
・「労働力調査詳細集計(速報)平成30年平均結果の概要」から「若年者の雇用動向」及び「男女別年間収入階級別割合」の択一式問題です。ここでは、順番の入れ替えに注意しましょう。順番は同じままで、「%」のような細かいところを違えて誤りにしてくることはあまり考えにくいため、問題文に「〇%」という記載があっても、そこはあまり気に留める必要はないと思われます。
明日もがんばりましょう。