2019年03月16日

「平成30年版労働経済白書」読み解き8「働き方の多様化に応じた人材育成の現状と課題」の練習問題です。

「平成30年版労働経済白書」読み解きの主旨については、1月20日の佐藤塾ブログの『
『「平成30年版労働経済白書」読み解き』 開始のお知らせ』をご覧ください。


〔問〕 働き方の多様化に応じた人材育成の現状と課題に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問においては「平成30年版労働経済白書」を参照している。

A 雇用形態別にキャリアコンサルティングを実施していない理由をみると、正社員・非正社員ともに、「労働者からの希望がない」が最も多く挙げられており、次いで、「労働者がキャリアに関する相談をする時間を確保することが難しい」「相談を受けるための人員を割くことが難しい」が多く挙がっている。

B キャリアコンサルティングを実施している事業所における雇用形態別の課題については、正社員・非正社員ともに、「労働者からのキャリアに関する相談件数が少ない」が最も多く挙がっており、次いで、「キャリアに関する相談を行っても、その効果が見えにくい」「労働者がキャリアに関する相談をする時間を確保することが難しい」が挙がっている。

C 「職業能力評価」を実施する上での課題をみると、「全部門・職種で公平な評価項目の設定が難しい」「評価者が評価基準を把握していないため、評価内容にばらつきが見られる」「評価者の負担が大きい」などが挙がっている。

D 正社員をめぐる人材育成における課題は、全企業では、「社内で人材育成を積極的に行う雰囲気がない」が最も多く挙げられており、次いで、「人材育成を受ける従業員側の意欲が低い」、「従業員が能力開発に取り組むため不在にしても、その間、他の人が業務を代替できる体制が構築できていない」などとなっている。

E 非正社員をめぐる人材育成における課題は、全企業では、「人材育成を受ける従業員側の意欲が低い」が最も多く挙げられており、次いで、「従業員の業務が多忙で、人材育成に充てる時間を確保できない」などとなっている。



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step1 正解は・・・



D



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step2 解説

A 〇 (平成30年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

B 〇 (平成30年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

C 〇 (平成30年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

D ☓ (平成30年版労働経済白書) 正社員をめぐる人材育成における課題は、全企業では、「従業員の業務が多忙で、人材育成に充てる時間を確保できない」が最も多く挙げられており、次いで、「上長等の育成能力や指導意識が不足している」、「従業員が能力開発に取り組むため不在にしても、その間、他の人が業務を代替できる体制が構築できていない」などとなっている。

E 〇 (平成30年版労働経済白書) 本肢のとおりである。


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step3 コメント

・平成30年版労働経済白書から、働き方の多様化に応じた人材育成の現状と課題に関する問題です。この手の課題や理由に関しては、順番が問われることが多く、この順番を押さえること自体がやっかいですが、本問のように、人材育成における課題が「社内で人材育成を積極的に行う雰囲気がない」とされるのは、正社員よりもむしろ非正社員の方が相対的に高くなるであろうことはわかると思いますので、あきらめず、問題文の中にヒントがないかどうかを探っていってください。



次回もがんばりましょう。




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