2019年03月12日

「ランチタイム・スタディ2019統計数値」の11日目は、「平成29年雇用動向調査結果の概況」から「入職・離職の動向」の調査記載内容(前半)です。


「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



入職・離職の動向

【平成29年雇用動向調査結果の概況】


(1)入職率、離職率

平成29年1年間の入職率(年初の常用労働者数に対する入職者数の割合)は16.0%離職率(年初の常用労働者数に対する離職者数の割合)は14.9%で、入職超過率は1.1ポイントの入職超過であった。


(2)性、年齢階級別の入職と離職

平成29年1年間の入職率と離職率を性、年齢階級別にみると、男女ともに入職率24歳以下が他の年齢階級に比べて高く離職率29歳以下に加えて、男性では60歳以上女性では30~34歳及び60歳以上も高くなっている。

入職率と離職率の大小関係をみると男女ともに24歳以下は入職率の方が高く、25~29歳から55~59歳までの各年齢階級でほぼ同率、60歳以上で離職率の方が高くなっている。

<ポイント>
・離職率が高いのは、20歳台と60歳以上、そして女性の30~34歳(結婚・子育て期間)となります。


(3)入職者に占めるパートタイム労働者の割合

平成29年1年間の年齢階級ごとの入職者に占めるパートタイム労働者の割合を性別にみると、男女とも19歳以下は高くなっており、20~24歳で大きく低下している。

女性の年齢階級ごとの割合は、20~24歳以降おおむね年齢が上がるとともに高くなり、35~39歳5割を超え、55~59歳7割を超えている。

男性の年齢階級ごとの割合は、25~29歳から50~54歳まで1~2割程度と低く、55~59歳、60~64歳3~4割程度、65歳以上6割を超えている。

<ポイント>
・女性の35~39歳は、子育てをしながら仕事に就くことが考えられますから、パートタイム労働者が多くなることが想定できます。
・男性の入職者に占めるパートタイム労働者の割合は、55歳以降で3~4割に跳ね上がり、65歳以上で更に跳ね上がることになります。


(4)転職入職者の雇用形態間の移動

平成29年1年間の転職入職者の雇用形態間の異動状況をみると、「雇用期間の定めなしから雇用期間の定めなしへ移動」した割合は49.3%、「雇用期間の定めなしから雇用期間の定めありへ移動」した割合は15.7%、「雇用期間の定めありから雇用期間の定めなしへ移動」した割合は10.0%、「雇用期間の定めありから雇用期間の定めありへ移動」した割合は23.0%となっている。

<ポイント>
・「期間の定めなし」で働いていた人は、再就職の際も、「期間の定めなし」が多く、「期間の定めあり」で働いていた人は、再就職の際も、「期間の定めあり」になる傾向が強いことになります。



明日もがんばりましょう。



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