2019年02月28日

「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の3日目は、「労働力調査(基本集計)」から「労働力人口の動向」の推定予想問題です。


「ランチタイム・スタディ 2019統計数値」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『ランチタイム・スタディ 2019統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



<推定予想問題(労働力人口の動向)>

〔問〕 労働力人口の動向に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 労働力人口は、2018年平均で7,830万人と、前年に比べ110万人の増加(6年連続の増加)となった。

B 労働力人口比率は、2018年平均で61.5%と、前年に比べ1.0ポイントの上昇(6年連続の上昇)である。

C 2018年平均の労働力人口比率を男女別にみると、男性は7割を超えているが、女性は5割を超えていない。

D 非労働力人口とは、生産年齢人口のうち就業者と完全失業者以外のものをいい、労働力率(労働力人口比率)とは、生産年齢人口に占める労働力人口の割合をいう。

E 非労働力人口は、2018年平均で4,263万人と、前年に比べ119万人の増加(6年連続の増加)となった。このうち65歳以上は10万人の増加となった。



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step1 正解は・・・



B



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step2 解説

A ☓ (労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果の概要) 労働力人口は、2018年平均で「6,830万人」と、前年に比べ110万人の増加(6年連続の増加)となった。なお、労働力人口を男女別にみると、男性は3,817万人と33万人の増加、女性は3,014万人と77万人の増加となった。

B 〇 (労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果の概要) 本肢のとおりである。

C ☓ (労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果の概要) 2018年平均の労働力人口比率を男女別にみると、男性は7割を超えて(71.2%)おり、女性は5割を超えて(52.5%)いて、共に上昇している。

D ☓ (労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果の概要) 非労働力人口とは、「15歳以上人口」のうち就業者と完全失業者以外のものをいい、労働力率(労働力人口比率)とは、「15歳以上人口」に占める労働力人口の割合をいう。なお、労働力人口とは、15歳以上人口のうち就業者と完全失業者を合わせたものをいい、生産年齢人口とは、年齢別人口のうち、生産活動の中核をなす年齢の人口層を指し、日本では15歳以上65歳未満の人口が該当する。

E ☓ (労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果の概要) 非労働力人口は、2018年平均で4,263万人と、前年に比べ119万人の「減少」(6年連続の「減少」)となった。このうち65歳以上は10万人の「減少」となった。



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step3 コメント

・数字自体を丸暗記する必要はありません。誤りである場合、明らかな間違いとしている場合が多いため、それに気が付けば正解にたどりつくことができます。



明日もがんばりましょう。



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