2018年11月01日

「ランチタイム・スタディ」の第23問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月28日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2018本試験」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)をご覧ください。

さて、23問目は、択一式の労働者災害補償保険法です。

正答率75%の問題です。
※正答率75%=4人に3人が正解している問題です。


<問題( 択一式 労災 問2 )>

〔問〕 業務災害に係る保険給付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 傷病補償年金は、業務上負傷し、又は疾病にかかった労働者が、当該負傷又は疾病に係る療養の開始後1年を経過した日において次の①、②のいずれにも該当するとき、又は同日後次の①、②のいずれにも該当することとなったときに、その状態が継続している間、当該労働者に対して支給する。
① 当該負傷又は疾病が治っていないこと。
② 当該負傷又は疾病による障害の程度が厚生労働省令で定める傷病等級に該当すること。

B 介護補償給付は、障害補償年金又は傷病補償年金を受ける権利を有する労働者が、その受ける権利を有する障害補償年金又は傷病補償年金の支給事由となる障害であって厚生労働省令で定める程度のものにより、常時又は随時介護を要する状態にあり、かつ、常時又は随時介護を受けているときに、当該介護を受けている間、当該労働者に対し、その請求に基づいて行われるものであり、病院又は診療所に入院している間も行われる。

C 介護補償給付は、月を単位として支給するものとし、その月額は、常時又は随時介護を受ける場合に通常要する費用を考慮して厚生労働大臣が定める額とする。

D 療養補償給付としての療養の給付の範囲には、病院又は診療所における療養に伴う世話その他の看護のうち、政府が必要と認めるものは含まれるが、居宅における療養に伴う世話その他の看護が含まれることはない。

E 療養補償給付たる療養の費用の支給を受けようとする者は、①労働者の氏名、生年月日及び住所、②事業の名称及び事業場の所在地、③負傷又は発病の年月日、④災害の原因及び発生状況、⑤傷病名及び療養の内容、⑥療養に要した費用の額、⑦療養の給付を受けなかった理由を記載した請求書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならないが、そのうち③及び⑥について事業主の証明を受けなければならない。



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step1 正解は・・・



C
   


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step2 解説

A ☓ (法12条の8第3項) 「療養の開始後1年を経過した日において」ではなく、「療養の開始後1年6箇月を経過した日において」、本肢の①、②のいずれにも該当するとき、又は同日後次の①、②のいずれにも該当することとなったときに、その状態が継続している間、当該労働者に対して支給される。

B ☓ (法12条の8第4項) 病院又は診療所に入院している間は、介護補償給付は行われない。なお、障害者総合支援法に規定する障害者支援施設に入所している間、及び、障害者支援施設に準ずる施設として厚生労働大臣が定めるものに入所している間についても、介護補償給付は行われない。

C 〇 (法19条の2) 本肢のとおりである。なお、介護補償給付の支給を受けようとする者は、介護補償給付支給請求書を、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない(則18条の3の5第2項)。

D ☓ (法13条2項) 「居宅における療養に伴う世話その他の看護」についても、政府が必要と認めるものは、療養の給付の範囲に含まれる。

E ☓ (則12条の2第2項) 「③及び⑥」ではなく「③及び④」については、事業主の証明を受けなければならないものとされている。なお、⑤及び⑥については医師その他の診療、薬剤の支給、手当又は訪問看護を担当した者(「診療担当者」という)の証明を受けなければならない。





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step3 コメント

・択一式の労働者災害補償保険法の問2は、業務災害に係る保険給付に関する問題でした。問題文がやや長い肢もあるものの、A、Bは誤りだと気づく可能性が高い内容でしたし、Eはよく考えれば違うことがわかるはずで、落ち着いて考えれば、Cを選ぶのは比較的容易だったはずです。



明日もがんばりましょう。




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