2018年08月16日


総仕上げ3日間の平均点をみると、最終日の得点が一番思わしくなかったようです。おそらく3日目となり、疲れがでてきたためではないかと思われます。

3日間で得点の推移としては、人それぞれでいろいろな方がいらっしゃいます。

もし、3日目の得点が一番振るわなかったのであれば、体力面や疲れが原因だと思われますから、本試験では疲れをとって臨むようにしましょう。また、改正以外の基本事項の確認も忘れずに行いましょう。

もし、2日目の得点が一番振るわなかったのであれば、改正対策が不十分であるかもしれません。改正に目を通しておきましょう。また、長文の問題が多いと苦戦するタイプかもしれません。長文といえども、論点が明確な問題が多くあります。枝葉にとらわれず、焦らず読み進めて解答しましょう。総仕上げ講座2日目の体験がものをいうはずです。

逆に、2日目の得点が一番良かった方は、改正については十分、学習ができていると思われますので、改正に絡まない通常の問題を確実に取れるように、幅広い項目に目を通す必要があります。

もし、1日目の得点が一番振るわなかったのであれば、2時間50分で解くという、圧縮した時間配分にとまどってしまったためではないかと思われます。その後の得点が良いのであれば、リズムに乗ってきている証拠ですから、時間配分がこの3日間で習得できたと思って構いません。

3日間の得点を科目別にみて、いずれも得点が低い科目があるようでしたら、重点的に見ておく必要があります。
ただし、総仕上げ3回に関しては、平均点にばらつきがありますので、単に科目別の得点状況だけをみるのではなく、平均点以上の得点が取れていたかどうかが、一つの目安になります。

また、全体得点では、平均点以上いっていたとしても、各科目で平均点を上回っているかどうかはみておきましょう。

得点状況で考えると、3回とも50点以上の方、または2回が50点以上で、1回45点以上の方は、択一式の得点は申し分ないと思われますので、残された日数は選択式対策を施してください。

3回とも平均点以上の方は、相応の実力の持ち主で、合格ラインに達しています。択一式の中でも気になる科目や項目は択一式を意識しながらも、選択式対策に軸足を移してください。

3回の中で30点台の得点がある方は、あと1歩のところです。残された日数をどう過ごすかで、結果が違ってくる可能性がおおいにあります。手が届くところにきていますので、苦手科目を中心に択一式対策を最後まで貫いていきましょう。

各回で大きく違う得点だった方は、浮き沈みが激しい原因を探っておきましょう。先ほど書きました改正対応が施されているか否かや、長文に弱い、あるいは体力、または気分によって変わってくるなど、合格するために何が不足しているのか、何が原因なのかを知って、対処することをおすすめします。

3回とも平均点以下の方は、本試験当日まで択一式対策一本で臨んでください。択一式を上げなければ、社労士試験の土俵に上ることはできません。そのために何をすべきかというと、手っ取り早いのが、「数字」を押さえることです。最後まで諦めてはいけません。同じような状況の人で、合格している人が過去には大勢います。

ぜひ、総仕上げ講座の得点と正答率、平均点をうまく活用して、最後の追い込み学習に役立てていってください。

合格の吉報をお待ちしています。




この記事へのコメント

1. Posted by 受講生   2018年09月27日 16:40
3回とも50点以上取りましたが
本試験では基準点割れみたいです
あまりいい加減な講評をしないでください
パンフレットには満足度の高さを強調してましたが
効果は疑問ですよ
解答が簡単に出せる選択肢が異常に多くて
本試験ではほぼ役に立たないと思います
正直あれであの受講料は高過ぎですね
悪く言えばぼったくり価格
損しかしませんでした
2. Posted by 管理人   2018年09月28日 20:01
受講生さん、コメントいただきありがとうございます。
また、お力になれなかったようで、申し訳ありませんでした。

今回、ご指摘いただいたことについては、厳しいお言葉ながらも真摯にとらえ、来年の総仕上げ講座(まだ、実施するかどうかは未定ですが・・)を実施する場合には、検討課題とさせていただきます。

貴重なご意見、ありがとうございます。

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