2018年05月29日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の15問目の「賃金の引き上げ、決定、改定等」の練習問題です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



〔問〕 賃金の引き上げ、決定、改定等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問においては「平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」を参照している。(今回の練習問題は、A~Dの4択です。)

A 全企業について、平成29年中における賃金の改定の実施状況(9~12月予定を含む。)をみると、約9割の企業が、「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」で、前年よりも増えている。

B 平成29年中に賃金の改定を実施し又は予定している企業及び賃金の改定を実施しない企業について、定期昇給(以下「定昇」という。)制度の有無をみると、管理職では、「定昇制度あり」が75.9%、「定昇制度なし」が21.9%となっている。

C 賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業のうち、平成29年中に賃金カットを実施し又は予定している企業は36.3%となっている。

D 平成29年中に賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業について、賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素をみると、「企業の業績」が最も多く、企業規模別にみても、すべての規模で「企業の業績」が最も多くなっている。




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step1 正解は・・・



C



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step2 解説

A 〇 (平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況)本肢のとおりである。全企業について、平成29年中における賃金の改定の実施状況(9~12月予定を含む。)をみると、「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」は87.8%(前年より増)、「1人平均賃金を引き下げた・引き下げる」は0.2%(前年より減)、「賃金の改定を実施しない」は6.3%(前年より減)となっている。

B 〇 (平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況)本肢のとおりである。

C ☓ (平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況)賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業のうち、平成29年中に賃金カットを実施し又は予定している企業は「6.3%」となっている。

D 〇 (平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況)本肢のとおりである。平成29年中に賃金の改定を実施し又は予定していて額も決定している企業について、賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素をみると、「企業の業績」が55.0%と最も多く、「重視した要素はない」を除くと、「労働力の確保・定着」が8.7%、次いで「世間相場」が5.1%となっていて、企業規模別にみると、すべての規模で「企業の業績」が最も多くなっている。



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step3 コメント

・平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況から、賃金の引き上げ、決定、改定等に関する問題です。人手不足感が高いことからも、多くの企業が賃金の引き上げの方向性であり、賃金カットをする企業は少ない状況です。



明日もがんばりましょう。




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