2018年05月18日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の13問目の「賃金の動向2(一般労働者の賃金)」の要点整理です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


賃金の動向2(一般労働者の賃金)

【平成29年賃金構造基本統計調査結果の概況】

(1)一般労働者の賃金の推移

賃金は、男女計304.3千円男性335.5千円女性246.1千円となっており、前年と比べると、男女計及び男性では0.1%増加、女性では0.6%増加となっている。

女性の賃金は過去最高となっており、男女間賃金格差(男性=100)は過去最小の73.4となっている。


<ポイント>
賃金の伸びは、全体と男性は、昨年と比べ微増ですが、女性が大きく伸びています。その結果、男女間格差は狭まり、男性100とした場合、女性は73.4と過去最小となっています。


(2)性別にみた賃金
                         
性別に賃金カーブをみると、男性では、年齢階級が高くなるとともに賃金も上昇し、50~54歳で424.0千円(20~24歳の賃金を100とすると201.4)と賃金がピークとなり、その後下降している。女性も、50~54歳の270.0千円(同133.3)がピークとなっているが、男性に比べ、賃金カーブは緩やかとなっている

年齢階級別の賃金を前年と比べると、男性では、39 歳以下の各層で増加、40 歳以上では 55~64 歳層を除いて減少となっている。女性では、30~34 歳層を除くいずれの年齢階級も増加しており、男女ともに年齢階級間格差は縮小している


<ポイント>
「賃金カーブ」とは、年齢(階級)とともに変化する賃金額の状況をグラフで表したものです。賃金カーブが緩やかということは、年齢が上がっても賃金の上昇幅は少ないということになります。



(3) 雇用形態別の賃金

雇用形態別の賃金をみると、男女計では、正社員・正職員321.6千円正社員・正職員以外210.8千円となっている。

男女別にみると、男性では、正社員・正職員348.4千円正社員・正職員以外234.5千円女性では、正社員・正職員263.6千円正社員・正職員以外189.7千円となっている。

年齢階級別にみると、正社員・正職員以外は、男女いずれも年齢階級が高くなっても賃金の上昇があまり見られない

雇用形態間賃金格差(正社員・正職員=100)は、男女計65.5男性67.3女性72.0となっている。




来週もがんばりましょう。



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