2018年04月04日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の7問目の「女性の雇用の動向」の要点整理です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


女性の雇用の動向

【平成28年版働く女性の実情】

(1)女性の年齢階級別労働率 ~M字型カーブの底が0.6 ポイント上昇~

平成28年の女性の労働力率を年齢階級別にみると、「25~29歳」(81.7%)と「45~49歳」(78.5%)を左右のピークとし、「35~39歳」を底とするM字型カーブを描いている。
M字型の底の年齢階級は、平成20 年から26 年は、「35~39歳」であったが、平成27 年は「30~34歳」となり、平成28年は再び「35~39 歳」となった。M字型の底の値は0.6 ポイント上昇し、71.8%となった。

「25~29歳」、「30~34歳」、「40~44歳」、「45~49歳」、「50~54歳」及び「60~64歳」については、それぞれの年齢階級で比較可能な昭和43 年以降、過去最高の水準となった。
10年前と比べ多くの年齢階級で労働力率は上昇しているが、上昇幅が最も大きいのは「60~64歳」であった(平成18 年から11.6 ポイント上昇)



(2)女性の配偶関係別労働力率 ~「30~34 歳」の有配偶者、「60~64 歳」の未婚者の労働力率上昇幅大~

配偶関係別に平成28年の女性の労働力率をみると、未婚者63.6%有配偶者52.4%、死別・離別者30.1%となっている。
年齢階級別の労働力率を10年前(平成18年)と比べると未婚者は「60~64歳」が10.0 ポイント上昇と上昇幅が大きくなっている。
有配偶者は「30~34歳」が15.0 ポイントの上昇と上昇幅が大きい。
 



明日もがんばりましょう。



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