2018年03月13日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の2問目の「雇用の動向(正規・非正規)」の要点整理その2です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


雇用の動向(正規・非正規)

【総務省「労働力調査詳細集計(速報)平成29年平均結果の概要」】

(1) 正規の職員・従業員は56万人増加,非正規の職員・従業員は13万人増加

2017年平均の役員を除く雇用者5,460万と、前年に比べ69万人の増加となった。このうち正規の職員・従業員は3,423万人と56万人の増加となった。一方、非正規の職員・従業員2,036万人と13万人の増加となった。

<ポイント>
・雇用者は約5,500万人です。
・雇用者は増加していて、正規、非正規の職員・従業員ともに増えています。


(2) 非正規の職員・従業員が多い年齢階級は男性では65歳以上及び55~64歳,女性では45~54歳及び35~44歳

非正規の職員・従業員を男女,年齢階級別にみると、男性は2017年平均で65歳以上が170万人(26.3%)と最も多く、次いで55~64歳が149万人(23.0%)、女性45~54歳が354万人(25.5%)と最も多く、次いで35~44歳が306万人(22.0%)などとなった。

雇用形態別にみると、パート・アルバイト1,414万人と11万人の増加契約社員が291万人と4万人の増加などとなった。

非正規労働者の内訳


<ポイント>

・非正規の職員・従業員を男女別にみると、男:女=1:2
・非正規の職員・従業員を年齢別にみると、男性は、65歳以上、55歳~64歳の順に多く、この二つで5割以上を占め、女性は、45歳~54歳、35歳~44歳の順に多い。男性1番多い、2番目に多い、女性1番多い、2番目に多いの順に並べて、65歳・55歳・45歳・35歳と押さえてみてはどうでしょうか。

・非正規労働者全体で約2,000万人です。
・雇用形態別にみると、パート・アルバイト(1,400万人)、契約社員(約300万人)の順で多く、共に増加しています。



明日は練習問題です。
明日もがんばりましょう。



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