2018年03月07日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の1問目の「労働力人口の動向」の要点整理です。


「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



労働力人口・労働力率の動向

【労働力調査(基本集計)平成28年平均(速報)結果の概要】


(1)労働力人口 ―― 労働力人口は 47 万人の増加

労働力人口(15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口)は、2017年平均で6,720万人と、前年に比べ47万人の増加(5年連続の増加)となった。男女別にみると、男性3,784万人3万人増加女性2,937万人と45万人増加となった。


<ポイント>
・労働力人口の定義は、「15歳以上」人口で「完全失業者」が含まれる点に注意。
・労働力人口6,720万人は、6,000万人台後半と押さえておく。
 (5,000万人台や7,000万人台の数字で出題された場合に誤っていることがわかれば良い。)
・労働力人口の男女比としては、当然ながら男性の方が多い。
・労働力人口の増加は、男女共に増えているものの、女性が大幅に増えている。
・労働力人口は5年連続上昇しているが、その前5年は減少していることにも注意を払っておきたい。

                            [労働力人口の推移]

労働力人口(男女計)


労働力人口(男女別)



(2)労働力率(労働力人口比率)―― 労働力人口比率は0.5ポイントの上昇

労働力人口比率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は、2017年平均で60.5%と、前年に比べ0.5ポイントの上昇(5年連続の上昇)となった。男女別にみると、男性70.5%と0.1ポイントの上昇、女性は51.1%と0.8ポイントの上昇となった。

<ポイント>
・労働力率は、60.5%と、6割を超えている。
・労働力率の増加幅対前年0.5ポイントの上昇は、かなり大きな上昇と考えてよい。(近年では一番大きい上昇幅である。)
・男性の労働力率は、7割超え、女性の労働力率は5割超え。


(3)非労働力人口は50 万人の減少  

非労働力人口は、2017年平均で4,382万人と、前年に比べ50万人の減少(5年連続の減少)となった。このうち65歳以上23万人増加となった。

<ポイント>
・労働力人口が増えているため、非労働力人口は当然ながら減少となる。
・ただし、65歳以上は、23万人と大幅な増加。これは、突出した人口ボリュームを占める団塊の世代が65歳以上になっていることや、医療技術の進歩や国民皆保険制度等により医療行為が広く深くいきわたることで、平均寿命が延びていることから、65歳以上人口が増えていることを指す。(高齢化率26.7%は世界一)
・裏を返すと、生産年齢人口に当たる15歳から65歳までの非労働力人口は、「-50万人-23万人=-73万人」と大幅に少なくなっていると言える。



明日は、この内容の練習問題を行います。
明日もがんばりましょう。




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