2018年02月20日
2017年本試験問題のラスト前になります。
「ランチタイム・スタディ」の主旨については、10月1日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2017」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。
さて、94問目は、選択式の労働一般常識です。
正答率76&52&15%の問題です。
※選択式健保A=76%、B=52%、C=15%(A及びBは正答率がCより高いものの同じカテゴリーですので、Cの正答率に合わせここで掲載しています。)
<問題( 選択式 労一 ABC )>
「平成28年度能力開発基本調査(厚生労働省)」をみると、能力開発や人材育成に関して何らかの「問題がある」とする事業所は A である。能力開発や人材育成に関して何らかの「問題がある」とする事業所のうち、問題点の内訳については、「 B 」、「人材育成を行う時間がない」、「人材を育成しても辞めてしまう」が上位3つを占めている。正社員の自己啓発に対して支援を行っている事業所は C である。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step1 次の選択肢の中から答を選んでください。
A ① 約3割 ② 約5割 ③ 約7割 ④ 約9割
B ① 育成を行うための金銭的余裕がない ② 鍛えがいのある人材が集まらない
③ 指導する人材が不足している ④ 適切な教育訓練機関がない
C ① 約2割 ② 約4割 ③ 約6割 ④ 約8割
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step2 正解は・・・
A → ③ 約7割 (平成28年度能力開発基本調査)
B → ③ 指導する人材が不足している (平成28年度能力開発基本調査)
C → ④ 約8割 (平成28年度能力開発基本調査)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step3 コメント
・選択式の労働一般常識のA、B及びCについては、「能力開発基本調査」からの出題でした。平成24年択一式でも論点とされていて、Bについては平成24年と同じ論点であることや、正答である③以外の文言が文脈的にも入りにくいことから、多くの受験生が正解できていました。Cは、大半の人が、「②約4割」か「③約6割」のいずれかを入れていましたが、ここは歯が立たない難問であり仕方ありません。
明日はラストです。
がんばりましょう。