2018年01月04日

「ランチタイム・スタディ」の第63問です。
新年最初の「ランチタイム・スタディ」になります。


「ランチタイム・スタディ」の主旨については、10月1日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2017」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。



さて、63問目は、択一式の社会保険一般常識です。

正答率55%&合否を分けた問題です。

※「合否を分けた問題」とは、「合格者だけの正答率」と「全体の正答率(ただし、全体正答率65%未満)」とで、15%以上差が開いた問題です。


<問題( 択一式 社一 問3)>

〔問〕 社会保険労務士法令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 社会保険労務士が、補佐人として、弁護士である訴訟代理人とともに裁判所に出頭し、陳述した場合、当事者又は訴訟代理人がその陳述を直ちに取り消し、又は更正しない限り、当事者又は訴訟代理人が自らその陳述をしたものとみなされる。

B 懲戒処分により、弁護士、公認会計士、税理士又は行政書士の業務を停止された者で、現にその処分を受けているものは、社会保険労務士の登録を受けることができない。

C 社会保険労務士法第16条に定める信用失墜行為を行った社会保険労務士は、同法第33条に基づき100万円以下の罰金に処せられる。

D 社会保険労務士法人が行う紛争解決手続代理業務は、社員のうちに特定社会保険労務士がある社会保険労務士法人に限り、行うことができる。

E 社会保険労務士の登録の拒否及び登録の取消しについて必要な審査を行う資格審査会の委員は、社会保険労務士、労働又は社会保険の行政事務に従事する職員及び学識経験者各同数を委嘱しなければならない。


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step1 正解は・・・


C


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step2 解説

A 〇 (社会保険労務士法2条の2) 本肢のとおりである。社会保険労務士は、事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について、裁判所において、補佐人として、弁護士である訴訟代理人とともに出頭し、陳述をすることができるが、当該陳述は、当事者又は訴訟代理人が直ちに取り消し、又は更正したときを除き、当事者又は訴訟代理人が自らしたものとみなされる。

B 〇 (社会保険労務士法14条の7第1号) 本肢のとおりである。なお、懲戒処分により、弁護士会から除名され、公認会計士の登録の抹消の処分を受け、税理士の業務を禁止され又は行政書士の業務を禁止された者で、これらの処分を受けた日から3年を経過しないものは、社会保険労務士となる資格を有しない(法5条9号)。

C ☓ (社会保険労務士法16条、同法32条~法36条) 法16条は、「社会保険労務士は、社会保険労務士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない」と規定しているが、当該規定に違反しても罰則の適用はない。

D 〇 (社会保険労務士法25条の9第2項) 本肢のとおりである。なお、紛争解決手続代理業務を行うことを目的とする社会保険労務士法人における紛争解決手続代理業務については、特定社会保険労務士である社員のみが業務を執行する権利を有し、義務を負う(法25条の15第2項)。

E 〇 (社会保険労務士法25条の37第5項) 本肢のとおりである。資格審査会は、会長及び委員6名をもって組織し、会長は、連合会の会長をもってこれに充てる。また、委員は、会長が、厚生労働大臣の承認を受けて、社会保険労務士、労働又は社会保険の行政事務に従事する職員及び学識経験者のうちから委嘱する。



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step3 コメント

・択一式の社会保険一般常識の問3は、社会保険労務士法令に関する問題でした。問題文が短いこともあり、解くこと自体に時間はかからなかったと思いますが、学習時間があまり取れなかった方にとっては、社労士法の細かい規定まで目が届かなかったかもしれません。そのため、合否を分けた問題にもなっています。なお、一般常識の問1~問5までは、通常、労働一般常識の問題になりますが、問3は社労士法の問題でしたので、カテゴリーは社会保険一般常識としています。



明日もがんばりましょう。




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