2024年04月

2024年04月27日

お待たせしました。「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の96日目は、「令和4年版働く女性の実情」から「働く女性の実情」の調査記載内容です。


働く女性の実情

【令和4年版働く女性の実情】

(3)産業別女性雇用者数

女性雇用者について産業別にみると、もっとも多いのは、「医療,福祉」の669万人で、「卸売業,小売業」が516 万人でこれに次いでいる。

また、増加者数が多かったのは、「医療,福祉」、「サービス業(他に分類されないもの)」であった。

<ポイント>
・女性雇用者について産業別にみると、「医療,福祉」が最も多いのは気に留めておきましょう。「医療,福祉」雇用者910万人の中の7割超が女性であり、女性雇用者総数の約4人に1人が従事しています。

・産業別の女性雇用者数の2番目に多いのは、「卸売業,小売業」で約500万人になります。




次回もがんばりましょう。



2024年04月26日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の95日目は、「令和4年版働く女性の実情」から「働く女性の実情」の調査記載内容です。


働く女性の実情

【令和4年版働く女性の実情】

(2)女性の配偶関係別労働力率 

配偶関係別に令和4年の女性の労働力率をみると、未婚者67.6%有配偶者57.2%死別・離別者31.5%となっている。

年齢階級別に未婚又は有配偶者女性の労働力率をみると、未婚者では「25~29歳」(92.9%)が最も高い。

一方、有配偶者は、「45~49歳」(79.9%)が最も高い。


<ポイント>
・女性の労働力率は、未婚者約7割、有配偶者約6割、死別・離別者は約3割です。なお、未婚者とは結婚を1度もしたことがない女性、有配偶者は結婚して現在、夫が健在である女性、死別者は夫が亡くなってしまった女性、離別者は離婚した女性となります。ここで、死別・離別者の労働力率が約3割と低く、死別者は別として離別者は働かなければならない状況であるのに、どうしてこんなに労働力率が低いのかという疑問を持つ方がいらっしゃることと思います。実は、15歳以上の死別・離別者の女性の人数の中で65歳以上の女性が約4分の3を占めており、65歳以上の女性の中には80歳や90歳の女性も含まれていますので、夫に先立たれてしまった高齢の女性はすべてこのカテゴリーに属することになります。死別・離別者というカテゴリーは、65歳未満であれば、離別者の方が圧倒的に多いのですが、65歳以上になれば、死別者の方が圧倒的に多くなるため、全体でみると、死別・離別者の女性の労働力率は低くなります。なお、15歳以上65歳未満女性の死別・離別者の労働力率だけをみると、8割台になっています。

・未婚又は有配偶者女性の労働力率で最も高い年齢階級層は、未婚者では「25~29歳」、有配偶者は「45~49歳」となっていますが、これは、M字型の左側のボトムは未婚者が、右側のボトムは有配偶者が寄与していることがわかります。



次回もがんばりましょう。



2024年04月25日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の94日目は、「令和4年版働く女性の実情」から「働く女性の実情」の調査記載内容です。2日ほどお休みしてしまいました。お待たせしました。

働く女性の実情

【令和4年版働く女性の実情】

(1)女性の年齢階級別労働力率 

令和4年の女性の労働力率を年齢階級(5歳階級)別にみると、「25~29歳」、「30~34歳」、「35~39歳」、「40~44歳」、「45~49歳」、「50~54歳」、「55~59歳」「60~64歳」の階級の労働力率について、比較可能な昭和43年以降、過去最高の水準となった。

グラフ全体の形でみると、「25~29歳」(87.7%)と、「45~49歳」(81.9%)を左右のピークとし、「35~39歳」(78.9%)をとするM字型カーブを描いているが、M字型の底の値は前年に比べ1.2ポイント上昇した。

10年前の平成24年と比較すると、全ての年齢階級で労働力率は上昇しており、上昇幅が最も大きいのは「60~64歳」であった(18.2ポイント上昇)。

また、「30~34歳」では12ポイント、「55~59歳」では11.2ポイント上昇しており、グラフ全体の形はM字型から台形に近づきつつある。


<ポイント>
・ピークの年齢階級が、「25~29歳」と「45~49歳」であり、ボトムは「35~39歳」です。どれも「25歳~、35歳~、45歳~」と1の位が5から始まっていますので覚えやすいはずです。

・10年前の平成23年と比較して上昇幅が最も大きいのは「60~64歳」で、ここは頷けると思います。



次回もがんばりましょう。



2024年04月22日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の93日目は、「労働力調査詳細集計」から、「若年層の雇用動向」の調査記載内容です。


若年層の雇用動向

【労働力調査詳細集計(速報)令和5年平均結果の概要】


(3)35~44歳の「パート・アルバイト及びその希望者」は2万人の増加

パート・アルバイト及びその希望者」を年齢階級別にみると、
15~24歳は2023年平均で54万人と、前年に比べ2万人の減少
25~34歳80万人と4万人の増加
35~44歳54万人と2万人の増加
となった。

なお、2023年の35~44歳が25~34歳であった10年前(2013年)と比較すると、
102万人から54万人48万人の減少となった。


[若年層のパート・アルバイト及びその希望者数の推移]

パート数の推移


<ポイント>
・若年層(15歳~35歳)のトータルの134万人も覚えておきましょう。



次回もがんばりましょう。



2024年04月20日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の92日目は、「労働力調査詳細集計」から、「若年層の雇用動向」の調査記載内容です。


若年層の雇用動向

【労働力調査詳細集計(速報)令和5年平均結果の概要】


(2)「パート・アルバイト及びその希望者」のうち若年層は2万人の増加

パート・アルバイト及びその希望者」のうち若年層(いわゆるフリーター)の数は、2023年平均で134万人と、前年に比べ2万人の増加となった。

男女別にみると、男性63万人と2万人の増加女性71万人と前年と同数となった。


<ポイント>
・「フリーター」とは、「15~34歳の男性又は未婚の女性(学生を除く)で、パート・アルバイトして働く者又はこれを希望する者」のことをいいます。試験の際には、ニート(若年無業者)とフリーターを混同しないよう気をつけましょう。


次回もがんばりましょう。