2023年09月

2023年09月30日

明日から10月になりますがクイズです。

・「1,113円」・・・これは何の金額でしょうか。


ヒント
・10月から変わります。







<答>


令和5年10月1日からの「東京都の最低賃金」です。

「令和5年度地域別最低賃金改定状況」はこちら

これにより、全国加重平均額は「1,004円」となり、1,000円の大台に乗りました。



----------<興味・関心こそが、社労士試験の第1歩>----------

[知っ得!情報]では、社労士受験に関連する施策等や、学習に関する小さな工夫等を取り上げます。
この項目は、試験とは直接関係ありませんので、読み飛ばしていただいて構いません。
ただ、興味・関心が高くなることで、モチベーションのアップにつながるかもしれないことや、幅広い情報を得ることで、今後、何かに役立つかもしれません。
冒頭は簡単なクイズ形式にしますので、日ごろの学習の頭休めとして活用することも可能です。


2023年09月29日

令和5年版労働経済の分析(令和5年版労働経済白書)が、本日(9月29日)閣議配布され、インターネットで閲覧できるようになりました。

なお、令和5年版労働経済白書は、書店ではまだ売り出されていません。
実際に書店で売り出されるのは、インターネットで閲覧できてから、1か月近くかかるものと思われます。

こういう時でしか、白書の冒頭の文章を読むことは無いでしょうから、ここでご案内しておきます。
なお、試験対策としては、あまり関係ないと思っていただいた方がいいです。


はじめに

2022年の我が国の経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という。)の影響がみられたものの、感染防止策と経済社会活動の両立が図られ、経済活動は徐々に正常化に向かった。一方、年後半においては、ロシアのウクライナ侵攻や円安の進行等を受けた輸入原材料・エネルギーなどの価格の高騰に伴う物価上昇が続く中、供給制約や外需の弱さもあり、GDPは伸び悩んだ。

雇用情勢は、2021年以降、感染拡大前と比べて求人数の回復に遅れがみられる産業もあるものの、経済社会活動が徐々に活発化する中で持ち直している。

賃金については、名目でみると12月における前年同月比の伸び率が25年11か月ぶりの水準となる等、年間を通して感染拡大前の2019年の水準を大きく上回った。こうした中で、2022年の春季労使交渉については、妥結額、賃上げ率ともに4年ぶりに前年の水準を上回った。一方、円安の進行や輸入原材料の価格の高騰に伴う物価上昇がみられ、実質賃金は減少している。

「令和5年版 労働経済の分析」では、第Ⅰ部「労働経済の推移と特徴」において、2022年の労働経済をめぐる動向を分析するとともに、第Ⅱ部「持続的な賃上げに向けて」において、我が国の賃金の動向やその背景を分析するとともに、賃上げによる企業・労働者・経済への効果や、持続的な賃上げに向けた今後の方向性等を確認している。

第Ⅰ部では、第1章「一般経済の動向」において、GDPや企業の利益、投資、倒産の状況等を確認するとともに、第2章「雇用・失業情勢の動向」では、雇用者数の推移や、障害者や外国人等多様な労働者を取り巻く状況に加え、有効求人倍率等の求人や失業の動向等を分析している。第3章「労働時間・賃金等の動向」においては、我が国における労働時間、有給休暇、賃金、春季労使交渉等の動向を紹介し、第4章「物価・消費の動向」では、消費者物価の動向や、年齢別の消費性向等を示している。

第Ⅱ部では、第1章において、25年間、我が国の賃金が必ずしも生産性の伸びほど増加していない状況について、主要国との比較を通じて確認するとともに、生産性と賃金の増加に乖離がみられた背景について5つの仮説を挙げ、これらの検証を行っている。第2章においては、賃金が増加していくことによりもたらされる好影響をテーマに、個々の企業や労働者への効果(ミクロの視点)と、消費や生産、結婚等の経済全体への効果(マクロの視点)に分けてそれぞれ分析を行った。最後に第3章において、(独)労働政策研究・研修機構が実施した企業調査を用いて、業績や経済見通し、価格転嫁、賃金制度等と賃上げの関係について分析を行うとともに、今後、持続的に賃金を増加させていくための方向性として、スタートアップ企業等の新規開業、転職によるキャリアアップに加え、非正規雇用労働者の正規雇用転換を取り上げ、これらが賃金に及ぼす影響を確認した。これらに加え、最低賃金制度と同一労働同一賃金の2つの政策が賃金に及ぼした影響についても分析している。



「2023年向けの学習に使ってきた教材はどうしたらいいですか?」というご質問がありました。


[回答]

少々、酷い言葉に聞こえるかもしれませんが、捨ててください。
ただ、さすがに捨てるのは忍びないということであれば、段ボールに入れて、押し入れにしまっておきましょう。
年末になれば、捨てていいことに気付くはずです。

これにより、新しい1年の門出(出発)を迎えるにあたって、いままでの蓄積は一切捨てて、1から始める「覚悟」ができます。

よく、今まで使用してきたテキストは、書き込みもあるし、愛着もあるので大事にしたいという方がいますが、少々、乱暴な言い方をすると、受からせてくれなかったいわば縁起の悪いものです。

実は、50点以上の得点を取っていながら選択式のある科目のわずか1点で悔しい思いをされた人ほど、このことをよくわかっています。
そういう悔しい思いを二度と味わいたくないという気持ちから、次の年に向けてやる際に、「気持ちを新たに1から(又は0から)やります。今までの蓄積(知識のストック)に頼らず、自分は初学者だと思ってやっていく所存ですので、ご指導ください。よろしくお願いします。」と丁寧に言われ、スパッと前年のテキスト類を片付けて(捨てて)しまいます。

たかが捨てるか取っておくかの違いかもしれませんが、未練を残さず、取り組む姿勢(覚悟)が違ってくるため、流れ(運)を引き寄せやすくなるのではないかと考えています。



2023年09月28日

合否分け

2023本試験合否を分けた10問

<2023本試験を徹底検証第3弾>
合格できる受験生VS合格できない受験生――その違いが明らかに


2023年度の社労士本試験で、合格ラインを突破した人とそうでなかった人の差はどこにあるのでしょうか?
2023年度本試験で合格者が正解できて不合格者が正解できなかった問題を洗い出したところ、択一式の10問が浮かび上がりました。
その10問を取り上げ、佐藤としみ講師が解説を行います。
早めに確認しておくことで、2024年度本試験での取りこぼしをなくします。

〇LIVE講義実施日程(予約不要・無料)
・東京本校 10/14(土) 11:00~12:30
・大阪本校 10/15(日) 10:00~11:30

〇LIVE参加特典  「合否を分けた問題冊子」贈呈
・料金(税込)無料
・配信開始日 10/19(木) 申込締切 11/16(木)
※「合否を分けた問題冊子」の提供はありません。

●通信(DVD)
・料金(税込)2,000円
・発送開始日  10/23(月)
※「合否を分けた問題冊子」が付いています。
 

2023年09月27日

今年の本試験の択一式の問題を振り返ってみることはとても大事なことです。

ただ、今回の本試験で、まだ、傷の癒えない方にとっては、本試験の問題冊子を開いて自ら学習することに抵抗がある人もいるでしょう。

そこで、さらりと今年の本試験問題を振り返る手立てとして、2つのやり方をご用意いたしました。

一つは、本試験の主要な問題だけを講義視聴し、解説を聴いて確認してしまう方法です。
これは、「2023本試験択一式解説」と今後実施される「2023年度本試験合否を分けた問題はこれだ」の2つのセミナーをお聞きいただくことで、今年の問題の骨子を押さえることができます。
(どちらも期間限定ですが、Webで無料で視聴することが可能です。)

もう一つは、これから実施する「ランチタイム・スタディ」です。
これは、11時30分を目途に、佐藤塾ブログで、今年の本試験問題を毎日1問ずつアップしていきますので、日々、確認することができます。

アップする問題の順番ですが、選択式、択一式の両方を混ぜこぜにして、正答率が高い問題からの掲載とします。
当初の問題は解きやすいと思われますから、入っていきやすいのではないかと思われます。

正答率順(易しい問題順)で、問題自体の正答率も表記していますので、問題を解く前に、「この問題を間違えるとまずいぞ!」などと意識して臨むことができます。

「問題→答→解説→コメント」の順に掲載しています。

10月1日(日)より行います。
土日祝祭日も休まず実施していきます。

平日だけでなく、土日祝祭日も実施していく理由は、この後に続く、「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の開始を早めたいからです。
「ランチタイム・スタディ統計数値」は、多くの方から他には無い取り組みなので利用しているとのお言葉を頂戴しており、佐藤塾で学習している方は元より、他社さんでの受講の方や、独学の方、また、合格者の方など、幅広い方に活用していただいています。
よって、「ランチタイム・スタディ2023本試験」を年内に終了させ、早めの白書・統計数値対策を施す機会をお届けしたいと考えています。

「ランチタイム・スタディ」では、お昼休み休憩で昼食をとったあとの一息つく時間帯を利用して、本試験の1問を確認するだけですから、さほど時間も取られず続けていくことができるのではないでしょうか。

  
まずは、始めてみてください。


それでは、10月1日からスタートしますので、お楽しみに!