2023年02月

2023年02月28日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の47日目は、「労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の調査記載内容です。


雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)

【労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要】


(4)女性の非正規の職員・従業員の年間収入は、100万円未満が全体の41.2%を占め、前年に比べ1.0ポイントの低下

2022年平均の仕事からの年間収入階級別割合を男女、正規、非正規の職員・従業員別にみると、男性正規の職員・従業員は500~699万円が24.3%、300~399万円が18.9%などとなった。
一方、非正規の職員・従業員は100万円未満30.1%100~199万円25.5%などとなった。

女性正規の職員・従業員は200~299万円が25.6%、300~399万円が25.3%などとなった。
一方、非正規の職員・従業員は100万円未満41.2%100~199万円38.2%などとなった。


<ポイント>
・男女ともに非正規の収入ゾーンは、100万円未満が1番、次いで100万円台となります。

・非正規の男性は、100万円未満が約3割、200万円未満が約5.5割ですが、非正規の女性は、100万円未満が約4割、200万円未満が約8割になります。



次回もがんばりましょう。



2023年02月27日

3月4日(土)「個別相談」を実施いたします。

相談内容は人それぞれですが、ここ最近では次のようなものが挙げられます。
① 社会保険の学習の仕方(テキスト読みや過去問を解く中で重点を置くべき科目と範囲)
② 社会保険の学習をしている中で、学習時間を全て社会保険に充てていいものか。自分のような学習の進捗の場合には、過去の復習をやるべきか否か。
③ インプット終了後にはどのような学習をすべきか。
④「重要事項総まとめ」の講義は、どのようなものか。どのような位置づけで学習に組み込んだら効果が見込めるのか。
⑤「労働判例総まとめ」の内容の問い合わせ。
⑥ 他社の通信講座で学習を進めている。労働科目の理解は割とよくできたが、国民年金に入て理解することが難しくなった。健保・年金パックを考えているが、その他補強すべき講座はあるか。
⑥ 本試験ではいつも時間が足りなくなる。早く読むために意識すべきことや、やっておくことなどはあるか。


お一人様25分とさせていただきます。
対象となる方は、次の方です。

〇既に佐藤塾で2023年向けフルパック☆プラス等のパックコースを受講いただいている方
① 学習の方法等で悩みや相談のある方
② モチベーションを高めたい方
③ 今後の学習で巻き返しを図りたい方

※既に佐藤塾で2023年向けフルパック☆プラス、フルパック等のパックコースを受講いただいている方は、全3回、個別相談を受けることができますが、いよいよ2回目の個別相談を行う時期になりました。2回目の個別相談は2月~4月に予約するようにしてください。
※既に佐藤塾で2023年向けフルパック☆プラス、フルパック等のパックコースを受講いただいている方の個別相談の「初回」は、事前に個別相談シートを記載してください。
(以前に書いたことがあるという方であっても、新しい2023年向けのシートの記入をしてください。)
☞「2023年向けパックコース受講生向け個別相談の初回の注意事項


〇2023年の本試験に向けて、佐藤塾の何らかの講座を検討している人
① 独学で学習しているものの、上手く軌道に乗れていない
② 他の資格の学校を利用しているものの、不足な部分や苦手な箇所を補いたいと思っている方
③ 佐藤塾の講座の特長を知りたい方(聞けばすぐに済むような簡単な事柄でも結構です。)


〇佐藤塾の講座を利用して合格された方
① どのような学習が功を奏したのか、喜びの声をお聞かせください。今後の参考にさせていただきます。


東京本校に来所いただくか、電話でお話をするかのいずれでも結構ですので、予約をしてください。

時間割ですが、相談開始時刻で次の設定としています。(1枠25分)
①11:45~  ②12:20~  ③12:55~
④13:30~  ⑤14:05~


お越しいただける方は、できるだけお越しいただきたいのですが、コロナ対策として、次の点をご了承ください。
・衝立を立てて相談
・マスク着用
・入室の際、手指の要消毒


[予約の手順]
・「2023年向け佐藤塾個別学習相談会Web予約」画面から予約入力をしてください。☞予約画面はこちら
・空いている時間帯をクリックしていただき、必要事項を入力してください。
( 「SOLD OUT」となっている時間帯は、既に埋まってしまっています。)

予約画面の「備考欄」には、次の①、②を必ず入れてください。
① 電話か、来所か。⇒ここの記入は重要ですので忘れないようにしてください。
② パック受講中(パック名)か、独学又は他社受講か、合格者か。
③ 相談内容(簡単で結構です。)


[予約日当日]
・東京本校にお越しいただける方は、その時刻までに東京本校へお越しください。
・電話の方は、その時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
 (5分過ぎても電話が無い場合はお手数ですが、東京本校に電話でその旨、連絡してください。)
 (非通知でかけることになりますので、非通知でも電話がつながるようにしておいてください。)


どのように学習すれば合格できるかをアドバイスさせていただきます。
疑問や不安や心配事は、今のうちに解消してしまいましょう。


「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の46日目は、「労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の調査記載内容です。


雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)

【労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要】

(3)非正規の職員・従業員についた主な理由で最も多いものは、男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」(男性は12万人の増加、女性は10万人の増加)

非正規の職員・従業員を男女、現職の雇用形態についた主な理由別にみると、男性は2022年平均で「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が199万人(31.2%)と最も多く、前年に比べ12万人の増加、次いで「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が103万人(16.1%)と3万人の減少などとなった。

女性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が480万人(34.5%)と最も多く、10万人の増加、次いで「家計の補助・学費等を得たいから」とした者が308万人(22.1%)と4万人の減少などとなった。


<ポイント>
・非正規についた理由は、男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」となっており、共に増加しています。男女とも2番目の理由が減少していますから、それだけ「自分の都合のよい時間に働きたいから」が際立つ結果となっています。

・2番目の理由は男女で違いますので注意しておいてください。



次回もがんばりましょう。



2023年02月25日

「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の45日目は、「労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要」から「雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)」の調査記載内容です。


雇用者の雇用形態別の構成(正規・非正規など)

【労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果の概要】


(1)非正規の職員・従業員が多い年齢階級は男性では65歳以上、女性では45~54歳

非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2022年平均で65歳以上206万人と最も多く、女性45~54歳373万人と最も多くなった。

雇用形態別にみると、パート・アルバイト1,474万人と、前年に比べ11万人の増加などとなった。


<ポイント>
・男性の非正規が多い年齢層は65歳以上で、女性の非正規が多い年齢層は45歳~54歳層と明確な違いがあります。
・パート・アルバイトは、約1,500万人です。



(2)非正規の職員・従業員の割合は、65歳以上で76.4%

非正規の職員・従業員の割合を年齢階級別にみると、65歳以上は2022年平均で76.4%と、前年に比べ0.5ポイントの上昇15~24歳50.4%と1.6ポイントの上昇などとなった。



[年齢階級別非正規の職員・従業員の割合の推移]

年齢階級別非正規の職員・従業員の割合の推移

<ポイント>
・まず、非正規労働者の割合は、全体で36.9%と4割弱であることを押さえましょう。その中で、非正規労働者の割合が多い年齢層が、最も多いのが65歳以上であり突出していて、次に多いのが15~24歳となります。

・非正規の占める割合は、65歳以上が最も多く約75%(4人に3人)、15~24歳が約50%(2人に1人)です。



次回もがんばりましょう。



2023年02月24日

「ランチタイム・スタディ 2023統計数値」の44日目は、「一般職業紹介状況(令和4年分)について」から「労働力需給の動向」の推定予想問題(一部、過去問を含む)です。



<推定予想問題(労働力需給の動向)>

〔問〕 労働力需給の動向に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 有効求人倍率とは、有効求人数を有効求職者数で除した率であり、この数値が1より大きいか小さいかで、労働市場の需要超過、供給超過の状態を知ることができる。

B たとえば、有効求人倍率1.08倍とは、仕事を探す人100人に対して108人分の仕事がある状態を指し、1を下回れば仕事不足を意味する。

C 令和4年平均の有効求人倍率は1.28倍となり、前年を上回った。

D 令和4年平均の有効求人は前年に比べ12.7%減となり、有効求職者は0.7%増となった。

E 労働市場の動向を示す指標である求人倍率は、求人数を求職者数で除することにより得られる。求人倍率には新規求人と新規求職者の比である新規求人倍率と、有効求人と有効求職者の比である有効求人倍率があり、後者は景気の動向とほぼ一致した動きを示し、前者は先行的な動きを示すとされている。





-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step1 正解は・・・



D



-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step2 解説

A 〇 本肢のとおりである。

B 〇 本肢のとおりである。

C 〇 (一般職業紹介状況(令和4年)について) 本肢のとおりである。

D × (一般職業紹介状況(令和4年)について) 令和4年平均の有効求人は前年に比べ12.7%「増」となり、有効求職者は0.7%「減」となった。

E 〇 本肢のとおりである。(H13-4A)



-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step3 コメント

・「一般職業紹介状況(令和4年)について」から「労働力需給の動向」の択一式問題でした。ここでは、令和4年平均の有効求人倍率「1.28倍」という数値をまず覚え、その意味合いと増減を押さえておいてください。




次回もがんばりましょう。