2022年07月
2022年07月23日
「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の157日目は、「裁量労働制実態調査(令和元年)」から「裁量労働制の実態」の調査記載事項です。
裁量労働制の実態
【裁量労働制実態調査(令和元年)】
(2)裁量労働制の対象業務別事業場割合 [適用事業場調査]
適用労働者がいる適用事業場における、
専門型裁量労働制の適用労働者がいる事業場の割合は87.3%、
企画型裁量労働制の適用労働者がいる事業場の割合は22.9%
である。
適用労働者がいる適用事業場における対象業務別の専門型裁量労働制の適用労働者がいる事業場割合は、
「情報処理システムの分析・設計の業務」(29.0%)が最も高く、
次いで、「新商品・新技術の研究開発又は人文科学・自然科学に関する研究業務」(20.7%)、
「デザイナーの業務」(17.0%)
である。
(3)裁量労働制の導入理由 [適用事業場調査]
適用労働者がいる適用事業場における裁量労働制の導入理由別事業場割合は、
「労働者の柔軟な働き方を後押しするため」(専門型75.5%、企画型67.7%)が最も高く、
次いで、「効率的に仕事を進めるよう労働者の意識改革を図るため」(50.8%、65.2%)
である。
次回もがんばりましょう。
2022年07月22日
「ランチタイム・スタディ2022統計数値」の156日目は、「裁量労働制実態調査(令和元年)」から「裁量労働制の実態」の調査記載事項です。
裁量労働制の実態
【裁量労働制実態調査(令和元年)】
(1)裁量労働制の対象業務別労働者割合 [適用事業場調査]
適用労働者がいる適用事業場における常用労働者(短時間労働者を除く。以下同じ。)に対する適用労働者の割合は、
適用労働者の合計では24.6%、
うち専門型裁量労働制の適用労働者は20.9%、
企画型裁量労働制の適用労働者は3.8%
である。
適用労働者がいる適用事業場における適用労働者の合計に対する
専門型裁量労働制の適用労働者の割合は84.8%、
企画型裁量労働制の適用労働者の割合は15.2%
である。
適用労働者の合計に対する対象業務別の専門型裁量労働制の適用労働者割合は、
「情報処理システムの分析・設計の業務」(24.8%)が最も高く、
次いで、「新商品・新技術の研究開発又は人文科学・自然科学に関する研究業務」(20.4%)、
「大学における教授研究の業務(主として研究に従事するもの)」(15.1%)
である。
この調査も出題される可能性が比較的高いと思われますが、内容が入り組んでいて、ボリュームも多く、覚えるのに困難を極める箇所が多いのが特徴です。
次回もがんばりましょう。
2022年07月21日
・黒地に白文字の問題は「必ず取らないとならない問題」(正答率50%以上)
・グレーで塗られた問題は「合格するためには取るべき問題」(正答率30%以上50%未満)
・何も塗られていない問題は「皆が苦戦した問題」(正答率30%未満)
Aランクまでに入ることが、合格するために必要な要件ですが、そこまでに入らなかった方も、復習を確実にこなせば、追いつくことは十分可能です。
頑張っていきましょう。
・黒地に白文字の問題は「必ず取らないとならない問題」(正答率50%以上)
・グレーで塗られた問題は「合格するためには取るべき問題」(正答率30%以上50%未満)
・何も塗られていない問題は「皆が苦戦した問題」(正答率30%未満)
Aランクまでに入ることが、合格するために必要な要件ですが、そこまでに入らなかった方も、復習を確実にこなせば、追いつくことは十分可能です。
頑張っていきましょう。
(注意)7月21日19時前にAの問題と解説を差し替えています。
<問題(転職者の実態)>
〔問〕 転職者の実態に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問は「令和2年転職者実態調査の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 転職者が直前の勤め先を離職した主な理由をみると、「定年」が最も高くなっている。
B 転職者が直前の勤め先を離職した主な理由で「自己都合」による離職理由(複数回答)をみると、「賃金が低かったから」が最も高く、次いで「満足のいく仕事内容でなかったから」、「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」となっている。
C 転職者が直前の勤め先を離職した主な理由を男女別にみると、男は「満足のいく仕事内容でなかったから」が、女は「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」がそれぞれ最も高くなっている。
D 転職者が現在の勤め先を選んだ理由(複数回答)をみると、「労働条件〈賃金以外)がよいから」が41.0%で最も高く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が36.0%、「仕事の内容・職種に満足がいくから」が26.0%となっている。
E 転職者の現在の勤め先における満足度について、「満足」及び「やや満足」とする者の割合と「不満」及び「やや不満」とする者の割合の差であるD.I.をみると、「職業生活全体」で42.0ポイント、男が46.5ポイント、女が35.9ポイントとなっている。「職業生活全体」を事業所規模別にみると、事業所規模が大きいほどD.I.が高くなっている。満足度項目ごとにみると、全ての項目で「満足」が「不満足」を上回っているが、「賃金」が60.5ポイントと最も高く、「仕事内容・職種」が19.5ポイントと最も低くなっている。
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step1 正解は・・・
C
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step2 解説
A × (令和2年転職者実態調査の概況)転職者が直前の勤め先を離職した主な理由をみると、「自己都合」が76.6%と最も高くなっている。
B × (令和2年転職者実態調査の概況)「自己都合」による離職理由(複数回答)をみると、「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」が最も高く、次いで「満足のいく仕事内容でなかったから」、「賃金が低かったから」となっている。
C 〇 (令和2年転職者実態調査の概況)本肢のとおりである。転職者が直前の勤め先を離職した主な理由を男女別にみると、男は「満足のいく仕事内容でなかったから」が、女は「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」がそれぞれ最も高くなっている。
D × (令和2年転職者実態調査の概況)転職者が現在の勤め先を選んだ理由(複数回答)をみると、「仕事の内容・職種に満足がいくから」が41.0%で最も高く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が36.0%、「労働条件〈賃金以外)がよいから」が26.0%となっている。
E × (令和2年転職者実態調査の概況)前段部分は正しいが、転職者の現在の勤め先における満足度について、「満足」及び「やや満足」とする者の割合と「不満」及び「やや不満」とする者の割合の差であるD.I.を満足度項目ごとにみると、全ての項目で「満足」が「不満足」を上回っているが、「仕事内容・職種」が60.5ポイントと最も高く、「賃金」が19.5ポイントと最も低くなっている。
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step3 コメント
・「令和2年転職者実態調査の概況」から「転職者の実態」の出題です。転職というどちらかというと身近な項目ではありますが、問題として出題され、割合や順番を変えられた誤りを発見できるかというと難しくなります。ただ、よく考えてみると正誤がわかる箇所もありますから、諦めず粘りたいところです。
次回もがんばりましょう。