2021年08月

2021年08月31日

クイズです。

9月は「〇〇〇雇用支援月間」です。

さて、「〇〇〇」の〇は、ひとつの〇にひとつの漢字が入ります。
何という文字が入るでしょうか?




※社労士試験に関係する用語ですが、このこと自体が社労士試験に出題されるものではありませんので、できなくても構いません。



<答>



9月は「障害者雇用支援月間」です。

事業主のみならず、広く国民に対して障害者雇用の機運を醸成するとともに、障害者の職業的自立を支援するため、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構では、厚生労働省、都道府県と協力して、さまざまな啓発活動を展開しているようです。




----------<興味・関心こそが、社労士試験の第1歩>----------

[知っ得!情報]では、社労士受験に関連する施策等や、学習に関する小さな工夫等を取り上げます。
この項目は、試験とは直接関係ありませんので、読み飛ばしていただいて構いません。
ただ、興味・関心が高くなることで、モチベーションのアップにつながるかもしれないことや、幅広い情報を得ることで、今後、何かに役立つかもしれません。
冒頭は簡単なクイズ形式にしますので、日ごろの学習の頭休めとして活用することも可能です。



次のようなご質問をいただきました。


[質問]
年のせいか、学習して覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまいます。
覚えるには繰り返し学習するしかないと思うのですが、何か注意点はありますか?


[回答]
同じ箇所を繰り返し学習することはとても大事なことです。
というのも、1回のインプット学習だけで覚えられる人はまずいません。
したがって、最初にインプット学習をした後に、一定の間隔で問題を解いてみたり、テキストを読み返すことで知識は定着していきます。


※インプット学習:テキスト等に目を通し、知識や情報を整理し理解すること。
※アウトプット学習:問題を解き、得られた知識が定着しているどうかを確認すること。

ただし、最初に行うインプットで「制度趣旨や根幹にある考え方をじっくりと確実に理解する」ことが反復学習の効果を高める上でも肝心です。


社労士試験は範囲が多岐にわたり、覚えなければならない量が多いのが特徴ですが、

K(記憶力)=I(信号の強さ)×R(反復)

という算式が成り立ちます。

確実に覚えるためには、最初の信号(I)が強くなければ、反復を繰り返しても思った通りの結果になりません。
最初のインプット学習をおざなりにする(信号が強くない)と、反復する効果が低くなります。

この最初のI(信号の強さ)は、その箇所を「どうやって覚えるか」というところまでやっておくべきです。

たとえば、安衛法の安全衛生管理体制のしくみをかんたんな表にまとめておくとか、老齢厚生年金の加給年金額と、障害厚生年金の加給年金額の違いを整理しておくなど、 最初のインプットの際に、どれだけ明確に違いを際立たせ、ポイントを押さえるかが重要です。

裏を返すと、資格学校のインプットの時間が長いのは、最初のI(信号の強さ)が重要なことがわかっているからです。

いずれにしても一度学習した範囲を繰り返すことは必要ですが、最初のI(信号の強さ)が強いと、反復に要する労力が少なくて済みますので、その分、直前期には早く楽に反復することができますから、多くの科目に目を通すことが可能となり、択一式の得点が合格ラインに達するわけです。




2021年08月30日

選択式】
〇各科目3点以上、合計25点以上
・ただし、「労働一般常識」は2点救済の可能性が高く、1点救済の可能性もある。
・「国民年金法」は2点救済の可能性がある。

択一式】
〇各科目4点以上、合計44点以上
・救済科目はない。


<簡易解説>
・選択式については、「労働一般常識」の2点救済される可能性はかなり高いものと思われます。というのも、佐藤塾の成績分析診断の集計では、4点、5点を取れている人がほとんどなく、3人に1人が1点、3人に1人が2点、残りの人が0点ないしは3点という状況であり、ある意味、3点満点の試験になっているからです。佐藤塾集計でも0点の方が12%に達していますので、全受験者に焼き直すと0点が30%を超える可能性もあり、それゆえ、「労働一般常識」は1点救済となる可能性もあると考えられます。なお、1点救済になるかどうかは、1点以下の割合が50%を超えることはほぼ間違いないので、0点が30%を超えるかどうかにかかっています。

・続いて救済が考えられる科目が「国民年金法」になりますが、佐藤塾の成績分析診断の集計では、2点以下の割合が3割を超えていますので、2点救済の可能性があります。ただ、昨年(令和2年)の本試験では、2点以下の割合が3割を超えた「労基・安衛」には救済は入らず、2点以下の割合が約27%で1点以下が割合が約8%しかなかった「健康保険法」がぎりぎり2点救済となっていますので、「国民年金法」2点救済の可能性は五分五分といったところでしょうか。

・現時点のデータを見る限り、選択式に関しては、労一、国年以外の科目の救済は無さそうです。

・択一式については、例年の傾向からみて、合格ラインは昨年同様の44点が濃厚です。

・現時点のデータを見る限り、択一式に関して救済されそうな科目はありません。



※合格ライン(速報)は、現時点の成績分析診断のデータにより判断しています。速報につき、今後、変更する場合がありますが、大きく変更することはありません。
※合格ライン予想の理由等については、「大分析会」でお伝えします。辰已のホームページでも「2021年本試験合格ライン予想動画」を視聴できるようにしています。
※「合格ライン予想」は、佐藤塾での成績分析診断の集計結果に基づく佐藤塾独自の見解ですので、合格ラインを保証するものではありません。

なお、成績分析診断は、9月5日まで入力できます。
まだの方は、引き続き、ご協力、お願いします。



2021年08月29日

例年、次のようなご質問をいただくことが多いので、ブログで先にお伝えしておきます。

[質問]
他の予備校との違いはどこにありますか。佐藤塾は、択一式の得点を引き上げるのが得意な予備校とのことですが、どうして択一式の得点が上がるのでしょうか。


[回答] 
他社との違いのおおまかな点を掲載させていただきますと、8項目あります。


<1> 過去問解説同時並行型講義の展開(パンフレット掲載:10ページ

インプット講義では、プレミアムテキスト(講座使用テキスト)と同時に過去問も使用し、講義受講後1週間以内に受講範囲の過去問に目を通すようにしていただくことで、テキストに掲載されている内容が、どのように問題として落とし込まれるのかが理解でき、重要箇所と後回しにしてもよい箇所の識別が付くことで、択一式の得点能力が高まります。

講義終了後1週間以内に、過去問に目を通していただくことと、テキストを読み込むことを受講いただくみなさんにはお願いしています。
これにより、同じ箇所を1週間という短期間に「講義」「過去問」「テキスト」という別角度で3巡することになり、理解が深まります。


<2> 「記憶に刷り込む5つの手法」を駆使(パンフレット掲載:6ページ

教え方が上手くない講師の場合、試験に出題されやすい箇所や重要な箇所を単に指摘するにとどまるケースが多いように見受けられます。

たとえば、「ここは試験で狙われやすい箇所です。」「〇〇に線を引いてください。」「ここは重要な箇所ですので、復習を丹念にしておいてください。」「ここは〇年の本試験に出題されています。」などと講義で話すことが多いと思います。
(これは、海に魚を採りに行く場面を想定した場合、魚のいる場所を教えているにすぎず、魚の採り方を教えてはいません。)
 
この場合、その箇所が重要であること自体は理解できますが、重要である箇所のページが多くなってくればくるほど「力ずく」で覚え続けていかなければならず、そのこと自体が難しくなり、時にすべての項目がドミノ倒しのように「どっちだったっけ?」状態に陥ってしまう可能性が生じます。

そこで、佐藤塾では、その重要箇所を的確に覚えるために、「理屈」で覚えるのか、「比較」で押さえるのか、「右脳」で理解するのか、「ゴロ合わせ」でつかむのかという覚え方・押さえ方まで整理して皆さんにお伝えしていきますので、十分な理解を伴うとともに納得して次へ進むことが可能となります。
(ゴロ合わせは、佐藤としみ講師の得意とするところでもあります。)

要するに、どうやって覚えるべきなのかを常に研究し、ある箇所ではテキストやレジュメ等に図表を掲載したり、別な箇所では講義でその理屈を皆さんに明確にお伝えしますので、「なるほど!そういうことか!!」となり、覚えやすく記憶に残りやすくなるため、択一式の得点が伸びる訳です。


<3> こだわりの特別編成カリキュラムパンフレット掲載:10・11ページ

特別編成カリキュラムによって、インプット講義の科目の順番が、「労働法編→労働保険編→社会保険編→年金編」となっています。

これにより、労基法と労働一般常識の学ぶ時期の間隔が短くなり、労基法と労組法、労基法と労働契約法などの横断がしやすくなります。

健保と社会一般の講義の順番が隣接していることにより、健康保険法を学んだ直後に国民健康保険法・高齢者医療確保法・介護保険法・船員保険法を学習することから、違いを理解することがたやすくなります

<2>で記載した「比較して押さえる」(手法2)を、講座カリキュラムの中にも取り入れているといえます。

 
<4> 合理的テキストの決定版「プレミアムテキスト」パンフレット掲載:14・15ページ

特長としては、まず最初に情報量が多いことが挙げられます。
ただ、情報量が多いとなると、なんでもかんでもテキストに入れ込んで、分厚いテキストだと思ってしまう方がいらっしゃいますが、そうでもありません。

また、プレミアムテキストは、過去に出題された選択式問題のほとんどが、出題時点でテキストに既に掲載されているという選択式を意識したテキストです。
(ただし、白書とその年の直前の改正部分は除きます。なお、白書は白書テキストに、改正は改正テキストに掲載しています。)

さらに、テキストの見栄えが良いため、テキストの読み込みが飽きずにできます
選択式対策のためには、テキストの読み込みが必要不可欠です。
そうなると、「情報量が多い」ことと、「読みやすい」ことが2つの要件となりますが、その2つが備わっているのがプレミアムテキストです。

例年、佐藤塾のパック講座にお申込みいただく人にお選びいただく「理由」をお聞きすると、「テキストがいいので。」とお答えいただく方が最も多いです。
 

<5> 時間をかけずに問題を解くのに最適!『佐藤としみ講師執筆「過去10年分問題集」』(パンフレット掲載:16ページ

「佐藤塾」10年分過去問題集の特長については、次の項目をご覧ください。
☞ 「佐藤塾」10年分過去問題集の特長


<6> 好評の「スクーリング制度」、追加料金なしで何回でも受講できる「2WEY方式パンフレット掲載:18ページ

①スクーリング制度

通信講座(Web、DVD、Web&DVD)にお申込みの方は、東京本校で実施しているLIVE講義に出席することができます。

講義を録音するようなわずらわしさもなく、後日、聴きたい箇所のみ視聴することができるため、多くの方が、スクーリング制度を利用しています。

②2WEY方式

通学講座には、Webフォローがついていますので、LIVE講義に出席しても欠席しても、後日、Webで再度、講義を視聴することが可能です。

たとえば、労基①をLIVE講義でお聴きいただいた後、本試験前日までの期間であれば、同じ労基①の講義をWebで5回でも10回でも追加料金なしに聴くことが可能です。
(そこまで聴く方はいませんが・・)


<7> 白書・統計数値対策に定評あり

白書・統計数値対策には、定評があります。
単なる暗記ではなく、その意味合いや考え方を披露していますので、厚生労働行政に興味がわくこと必至です。
知ってる知らないではなく、考えて答えることができるようになります。

例年、他の予備校を利用している方でも、白書・統計数値対策講座だけには佐藤塾に参加する方がいらっしゃいます。

また、今年も昨年同様、ブログで、過去に出題された白書・統計数値の過去問を今年の数値に焼き直し、日ごろから白書等に触れていくことができるように、みなさんに情報をお伝えしていきます。


<8> 定期的に行う個別相談が気に入っている方も多い

個別相談については、次の項目をご覧ください。
☞ 個別相談が強い味方になります。



以上8項目を取り上げさせていただきました。
興味のある方は、ぜひ、佐藤塾にお越しください。
長文、お読みいただき、ありがとうございました。



佐藤としみ講師による本試験講評動画は8月30日(月)中に降ろします。(時間未定)

まだ視聴していない方で、視聴したいという方は、8月30日(月)の日中の早めにご覧ください。