2020年04月

2020年04月30日

「ランチタイム・スタディ 2020統計数値」の47日目は、「平成31年就労条件総合調査結果の概況」から「労働時間・休日等の動向」の調査記載内容です。

<問題(労働時間・休日等の動向)>

〔問〕 労働時間・休日等の動向に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 「毎月勤労統計調査令和元年分結果確報」によると、令和元年において、事業所規模5人以上の事業所における労働者1人平均年間総実労働時間は、1,869時間間であり、前年を下回った。

B 「平成31年就労条件総合調査結果の概況」によれば、何らかの週休2日制を採用している企業はどの企業規模でも8割を超えているが、完全週休2日制となると、30~99人規模の企業では3割にとどまっている。

C 「平成31年就労条件総合調査結果の概況」によれば、完全週休2日制を採用している企業は全体の約4割であるが、企業規模が小さくなるほど採用割合が低くなっている。

D 「平成31年就労条件総合調査結果の概況」によれば、年次有給休暇の取得率は、男女ともに50パーセントを下回っている。

E 「平成291年就労条件総合調査結果の概況」によれば、年次有給休暇を時間単位で取得できる制度がある企業割合は、3割を超える水準まで上昇してきた。


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step1 正解は・・・


C


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step2 解説

A ☓ (毎月勤労統計調査令和元年分結果確報) 令和元年の総実労働時間は「1,669時間」である。(H11-2A改)

B ☓ (平成31年就労条件総合調査結果の概況) 30~99人規模の企業における完全週休2日制は、「3割」ではなく「約4割」(40.3%)である。(H28-4A)

C 〇 (平成31年就労条件総合調査結果の概況) 本肢のとおりである。(H24-5B)

D ☓ (平成31年就労条件総合調査結果の概況) 女性の年次有給休暇取得率は、「58.0%」となっている。男性の年次有給休暇取得率は、「49.1%」で50パーセントを下回っている。(H28-4D)

E ☓ (平成29年就労条件総合調査結果の概況) 年次有給休暇を時間単位で取得できる制度がある企業は「18.7%」となっている。(H28-4E)



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step3 コメント

・労働時間・休日等の動向の過去問です。このあたりの問題は、企業規模別や男女別でやや細かいところまで問うてきますし、数字も覚えておかないとなりませんので要注意ですが、Cは基本事項でしたので、正解したいところです。



明日もがんばりましょう。




2020年04月29日

インプットが終了し、直前期に入る段階での課題は、次の3点です。

積み残し科目をやりきる

苦手科目の克服

横断整理で効率学習


まず、①の「積み残し科目をやりきる」ですが、インプットの学習でまだ手を付けていない科目があったり、中途半端に終わってしまっている科目があれば、まずはやりきってしまいましょう。
とりあえず、全科目のインプット学習を終えることが肝心です。


そして、2点目に苦手科目の克服です。

苦手科目は、人それぞれですが、択一式の得点状況が思わしくない方の半数は、「年金」だと思われます。
苦手なことは自分自身でよくわかっているので、「よーし、徹底的にやるぞ!」と、意気込んで計画を立てますが、多くの方がその半分もできずに終わってしまいます。

苦手ということは、よくわからない箇所が多く、それだけにやる気も起きなくて、途中で投げ出してしまいたくなるからです

苦手科目の学習には鉄則があります。

苦手な科目の復習は、頭からやらない

食事を例にたとえると、
「おいしいもの」「栄養価の高いもの」から食べるようにします。

・おいしいもの=とりあえず、投げ出さずできそうな箇所
・栄養価の高いもの=試験に出題されやすい重要箇所
となります。

たとえば、年金を例にとると、年金の核となる「年金給付」を押さえてしまいましょう。
次の図の黄色で塗られた部分です。

年金科目の学習法

全部をやろうとせずに、まずは黄色で塗られた部分だけやります。

やる順番としては、「国年の年金給付」を終えてから「厚年の年金給付」の学習を行うのではなく、
①「老齢基礎」→「老齢厚生
②「障害基礎」→「障害厚生
③「遺族基礎」→「遺族厚生
④「1号独自給付

国年と厚年の重なる部分をくくってしまうように復習をしてください。

計算式でいうと、
・A×B+A×C=A(B+C)
のようなものです。

・老齢基礎+老齢厚生=老齢(基礎+厚生)
として、老齢というくくりで国年・厚年を学習していってください。

この黄色の部分で着色された「年金給付」をやり終えると、力が付きますし、自信にもなって、その次の部分も比較的ラクにやれるようになります。
(嫌々ながらではなく。)

そして、第2弾が「被保険者」「保険料」「届出」です。
勢いよくやりきってしまいましょう。
これも国年・厚年を横断的にやるべきです。
(ちなみに、木田先生が行う直前講座の中の年金法対策講座は、この黄色と水色で塗られた部分を中心に取り上げます。)

ここまでやりきると、残りはあと少しです。
仮にこれ以上やりきれなくて、ここでとん挫してしまっても、「おいしいところ」と「栄養価の高いところ」は終了していますので、本試験でもなんとかなります。


そして、各科目の横断事項を押さえてしまうことです。

特に、テキストの後ろの方にある「時効」「書類の保存」「不服申立て」「国庫負担・国庫補助」「延滞金」「給付制限」等や、テキストの前の方にある「目的条文」「強制・任意適用事業」「保険関係の成立・消滅」等は、1科目ごとよりまとめて押さえてしまった方が効率的で、短時間で多くの成果を見込めます。


参考にしてみてください。



2020年04月28日

「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の46日目は、「平成31年就労条件総合調査結果の概況」から「労働時間・休日等の動向」の調査記載内容です。


労働時間・休日等の動向

【平成31年就労条件総合調査結果の概況】

(1)特別休暇制度

夏季休暇、病気休暇等の特別休暇制度がある企業割合59.0%となっている。

これを特別休暇制度の種類別(複数回答)にみると、「夏季休暇」42.9%、「病気休」25.7%、「リフレッシュ休暇」13.1%、「ボランティア休暇」4.5%、「教育訓練休暇」5.8%、「上記以外の1週間以上の長期の休暇」14.4%となっている。

特別休暇制度がある企業について、休暇中の賃金を全額支給する企業割合をみると、「夏季休暇」81.3%、「病気休暇」45.5%、「リフレッシュ休暇」95.9%、「ボランティア休暇」79.4%、「教育訓練休暇」90.8%、「上記以外の1週間以上の長期の休暇」82.6%となっている。



明日もがんばりましょう。



2020年04月27日

ゴールデンウィークの期間は、少し、個別相談の時間を増やそうと考えていますが、5月2日まで待てないという方が何名かいらっしゃるようですので、急遽、枠を設けます。


4月29日(水・祝)
「個別相談」を実施いたします。

お一人様25分(以内)とさせていただきます。
次のような方が対象です。

① 学習の進捗が遅れていて挽回したい方 (今後の学習方法に関するご相談
② ゴールデンウィークにどのような学習をしたらいいか迷っている方 (ゴールデンウィーク中の学習方法のご相談)
メンタルがマイナスになってしまっている方 (モチベーションを高めたい
④ 日頃、LIVE講義に参加している人で、LIVE講義を閉めてしまっているのため話がしたいという方(孤独感を払しょくしたい)
直前講座の内容や活用の仕方、どれを選べばいいかを聞きたい方 (講座に関するご質問
  (聞けばすぐに済むような簡単な事柄でも結構です。)


緊急事態宣言の期間中は、電話でお話をする形のみで行います。

時間割ですが、相談開始時刻で①~⑤の設定としています。(1枠25分)
①16:30~ ②17:05~ ③17:40~ ④18:15~ ⑤18:50~
※予約のお電話をいただくのは、個別相談当日の4月29日(水・祝)12時~16時にお願いします。
 (4月28日(火)の窓口は終日、閉まっていますので、電話をお受けできるのは個別相談当日の29日になります。)


[手順]
・03-3360-3371(辰已法律研究所東京本校)に電話をしていただき、予約をしていただきます。
・「氏名、電話番号、枠(①~⑤)の希望、相談内容」をお伝えください。

・該当時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
 (電話の場合には、非通知でかけることになりますので、非通知でも電話がつながるようにしておいてください。)

みなさんの学習状況や学習環境等を考慮して、どのように学習すれば合格できるかをアドバイスさせていただきます。
疑問や不安や心配事は、この機に解決してしまいましょう。



[参考]
個別相談が強い味方になります。 【2020年向け講座に関するご質問】



4月も下旬になりました。
いよいよ直前期に入ってきましたが、みなさんはいかがお過ごしですか。


5月2日(土)
「個別相談」を実施いたします。

お一人様25分(以内)とさせていただきます。
次のような方が対象です。

① 学習の進捗が遅れていて挽回したい方 (今後の学習方法に関するご相談
② ゴールデンウィークにどのような学習をしたらいいか迷っている方 (ゴールデンウィーク中の学習方法のご相談)
メンタルがマイナスになってしまっている方 (モチベーションを高めたい
④ 日頃、LIVE講義に参加している人で、LIVE講義を閉めてしまっているのため話がしたいという方(孤独感を払しょくしたい)
直前講座の内容や活用の仕方、どれを選べばいいかを聞きたい方 (講座に関するご質問
  (聞けばすぐに済むような簡単な事柄でも結構です。)


緊急事態宣言の期間中は、電話でお話をする形のみで行います。

時間割ですが、相談開始時刻で①~⑥の設定としています。(1枠25分)
①11:45~ ②12:20~ ③12:55~ ④13:30~ ⑤14:05~ ⑥14:40~
   

[手順]
・03-3360-3371(辰已法律研究所東京本校)に電話をしていただき、予約をしていただきます。
・「氏名、電話番号、枠(①~⑥)の希望、受講証番号(又は相談内容)」をお伝えください。
(緊急事態宣言の期間中は、辰已東京本校の窓口業務を短縮して行っています。火曜日は終日休業で、それ以外は基本的に12時~18時としていますので、予約の電話はその時間帯にお願いします。)

・該当時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
 (電話の場合には、非通知でかけることになりますので、非通知でも電話がつながるようにしておいてください。)

みなさんの学習状況や学習環境等を考慮して、どのように学習すれば合格できるかをアドバイスさせていただきます。
疑問や不安や心配事は、この機に解決してしまいましょう。



[参考]
個別相談が強い味方になります。 【2020年向け講座に関するご質問】