2018年08月

2018年08月26日

社会保険労務士試験を受験されたみなさん、お疲れさまでした!


不安と緊張の中、10時半に選択式が開始され、お昼の休憩後には、すぐに3時間半という長丁場の択一式試験を1日でこなしたわけですから、体力的にもかなりお疲れのことだと思います。

残暑が厳しい過酷な時期に行われるのが社労士試験ですから、しばらくはゆっくり休んで、最後までがんばった自分を褒めてあげてください。

本当にお疲れ様でした!



本試験が気になる方は、こちらを活用してください。


①「本試験解答速報」は、本日の夜、辰已法律研究所のホームページに掲載します。

②佐藤としみ講師による、「本試験講評」も本日の夜、動画配信します。

③合否を判定する「成績分析診断」も実施していますので、ご入力いただけますようよろしくお願いします。
  参加特典として、「社労士過去10年分問題集①労働法編」をプレゼントします。



2018年08月25日

明日(本試験当日)の予定をお伝えしておきます。

本試験日の夜に「佐藤としみ講師による本試験講評」の動画を配信します。
視聴できるのは、数日間に限っていますので、視聴を希望される方は、早めにご視聴ください。

また、解答速報も、辰已法律研究所のホームページで掲載します。

暑いさなかですが、最後の力を振り絞って、合格を掴み取りましょう。




本試験前日の今日、いかがお過ごしでしょうか。
不安や緊張で押しつぶされそうなプレッシャーを感じている方もいらっしゃることでしょう。

本日は、本試験当日に関して、最後にお伝えしたいことを記載します。
それは、【環境に負けない】ことです。

1.近くに次のような人がいても気にしない、気に留めない。
・貧乏ゆすりをする人
・鉛筆の音がうるさい
・独りごとにように小声でつぶやく人(たとえば、「難しいなぁ」など)
※ただし、あまりにも酷い場合は、試験官に伝えて注意するようにしてもらいましょう。

2.教室は暑い場合も、エアコンで寒い場合も考えられます。
・暑い場合には、上着を脱いで臨めばよいのですが、寒い場合も考えられますから、上に羽織るものやひざにかけるものを持っていきましょう。

3.次の場合には、試験開始前に試験官に席替えを申し出ましょう。
・エアコンの風が直接、当たる席
・机や体に直接、日が差す席(通常、カーテンで日差しは防がれていると思いますが・・)
・机に穴が開いている席
※朝、自分の席を確認したら、これらのことをチェックしてみてください。

ここまできました。
もう、自分の力を出し切るしか、ありません。
つまらないこと(試験場の環境等)で、力を出せずに終わってしまうことだけは避けたいものです。

全力を尽くして、がんばってください。
応援しています。



2018年08月24日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の43問目は、「平成29年版労働経済白書」からの問題で、最後の問題です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


〔問〕 次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「平成29年版労働経済白書(厚生労働省)」を参照しており、当該白書又は当該白書が引用している調査による用語及び統計等を利用している。

A 「平成27年版労働経済の分析」によると、労働時間が短い国ほど労働生産性が高いという関係がみられ、労働時間を短くする、すなわちワーク・ライフ・バランスの改善は労働生産性の向上につながることを示唆している。

B 企業におけるワーク・ライフ・バランスの改善に向けた取組状況を確認すると、労働時間の対策として「所定外労働時間削減に向けての取組」に取り組んだ企業が約9割、休暇の対策として「年次有給休暇の取得促進に向けての取組」に取り組んだ企業が約7割と比較的高い水準にあり、その効果をみると「所定外労働時間削減に向けての取組」については約9割、「年次有給休暇の取得促進に向けての取組」については約8割が取組に効果があったとしている。

C 所定外労働時間の発生理由として多くあげられているものとして「業務の繁閑が激しいから、突発的な業務が生じやすいから」「人員が不足しているから(一人当たりの業務量が多いから)」「仕事の性質や顧客の都合上、所定外でないとできない仕事があるから」がそれぞれ、64.8%、50.9%、47.1%となっている。

D 育児休業制度の規定がある事業所の割合をみてみると、事業所規模30人以上では9割以上に規定がある一方、30人未満の事業所では7割程度と規模が小さくなるほど低くなっている。

E 世帯人数にかかわらず、一般的に長時間労働になればなるほどワーク・ライフ・バランスが実現しづらくなると考えられるが、その状況を確認すると、1日の労働時間が10時間以上である長時間労働者の方が、ワーク・ライフ・バランスの希望と現実が乖離していることが分かる。




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step1 正解は・・・



B



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step2 解説


A 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

B ☓ (平成29年版労働経済白書) 前段部分は正しいが、企業におけるワーク・ライフ・バランスの改善に向けた取組状況の効果をみると「所定外労働時間削減に向けての取組」については「約5割」、「年次有給休暇の取得促進に向けての取組」については「約6割」が取組に「効果がなかった」としている。

C 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

D 〇 (平成29年版労働経済白書)本肢のとおりである。

E 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。





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step3 コメント

・「平成29年版労働経済白書」の中から「ワークライフバランス」に関する問題です。Bの「取組に効果がなかった」は、年休所得率が50%に届いていないことと連動して押さえておきましょう。「取組に効果があった」のであれば、50%以上いってもいいはずです。



今までランチタイム・スタディをご覧いただき、ありがとうございました。
本試験、がんばってください。




2018年08月23日

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の42問目は、「平成29年版労働経済白書」からの問題です。

「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」の主旨については、3月5日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ白書・統計数値」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


〔問〕 次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「平成29年版労働経済白書(厚生労働省)」を参照しており、当該白書又は当該白書が引用している調査による用語及び統計等を利用している。

A 月末1週間の就業時間が週35時間以上の労働者に着目し、そのうち週60時間以上働いた方の割合をみると、2003年には17.6%であったが、2016年では12.0%に低下し改善が進んでいるが、依然として、10%を超える水準となっている。男女別にみると、男性の方が一貫して割合が高い状況が続いている。

B 我が国のテレワークの導入状況をみてみると、2011年では「導入している」企業の割合は9.7%となっているが、そこから10%前後で推移し、2015年では16.2%となるなど、導入している企業が増加していることが分かる。

C テレワークのメリットをみて最も大きい割合は「仕事の生産性・効率性が向上する」の54.4%となっており、次いで「通勤による負担が少ない」が17.4%、「家族とコミュニケーションがとれる」が10.0%などとなっている。テレワークの実施目的と従業員のメリットはある程度一致しており、双方にメリットがある状況になっていることがうかがえる。

D テレワークのデメリットとして「仕事の評価が難しい」が38.3%と最も高くなっており、次いで「上司等とコミュニケーションが難しい」が21.1%と、就業時間の管理が難しいことが考えられる。また、「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」「長時間労働になりやすい」についてもそれぞれ16.9%、11.4%となっている。

E 情報通信を活用して働く雇人のいない事業主の状況をみると、2012年で男性が31万人、女性が10万人と男性の方が多くなっており、ともに2007年から増加している。一方で、収入分布をみると、100万円未満の層が最も多く、300万円未満の層が相対的に多い一方、年収1,000万円以上の層も一定程度存在している等、多様な状況にあることが分かる。




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step1 正解は・・・



D



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step2 解説


A 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

B 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。雇用されながらテレワークをしている方について確認すると、2008~2014年の間でおおよそ800~1,200万人の水準で推移している。

C 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。

D ☓ (平成29年版労働経済白書) テレワークのデメリットとして「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」が38.3%と最も高くなっており、次いで「長時間労働になりやすい」が21.1%と、就業時間の管理が難しいことが考えられる。また、「仕事の評価が難しい」「上司等とコミュニケーションが難しい」についてもそれぞれ16.9%、11.4%となっている。なお、全体的に、現に職場にいないことに起因するデメリットが目立つことに留意する必要があるといえるが、この点に関して、テレワーク実施中の就業時間管理の在り方についてみると「始業・終業時刻を電話や電子メールなどで管理者に伝達する」が36.6%と最も多い一方、「特に何もしていない」と答えた企業も22.1%となっている。

E 〇 (平成29年版労働経済白書) 本肢のとおりである。このような雇用によらない働き方を選んだ方の満足度の状況をみてみると、現在の働き方について約半数の方が「満足している」「やや満足している」と回答している。さらに、満足している理由についてみると「自分のやりたい仕事が自由に選択できるため」と回答した方が約6割と最も多くなっている。一方、不満足な理由をみると、「収入面(昇給なし・不安定等)」が最も多く、次いで「スキルアップや成長ができないため・将来の展望がもてないため」と回答する方の割合が高くなっている。





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step3 コメント

・「平成29年版労働経済白書」の問題です。今回、取り上げている「テレワーク」に関しては、日立製作所が2~3年以内に、国内で働くグループ社員の過半に当たる10万人規模の社員が自宅や外出先で働ける体制を整えると発表するなど話題となっていることや、比較的、問題を作成しやすい(1番と3番を入れ替えるなど)ことから要注意の箇所です。



明日もがんばりましょう。