2017年09月23日
講座をご検討いただいている方からのご質問を受けました。
『「フルパック」と「フルパック☆プラス」のどちらにすればいいですか?』というものです。
実は、この質問は、ガイダンスなどを実施した際に、一番多く聞かれる質問です。
順を追って、説明させていただきます。
1.「フルパック」と「フルパック☆プラス」の違いは?
次の図のように、「フルパック」にはなくて、「フルパック☆プラス」(以後、「プラス」と呼びます。)にある講座は、「過去問総合答練」という過去問を題材とした講座に、「選択式特化型重要事項総まとめ」「横断対策講座」「弱点克服講義」を加えた4講座になります。
(プラスの図で、紫色で塗られた部分がフルパックに加わっている講座です。)
2.「フルパック」と「プラス」の選ぶ基準は?
①次のような方は「プラス」をお薦めします。
・今年の択一式の得点より「10点」以上、伸ばしたい方
・最近、自分の「記憶力」に自信が無いという方
・「基礎」からみっちり学習をしたい方
②今年の本試験の択一式の得点で考えてみた場合・・・
・45点以上の方 ⇒ 「フルパック」
・45点未満の方 ⇒ 「プラス」
をお薦めします。
3.「プラス」の最大の目的は、択一式の得点力のアップにある
「プラス」は、択一式の得点をアップするために必須となる「過去問」攻略と「横断」対策が入っています。
簡単に4講座の概要をご説明しておきます。
① 「選択式特化型重要事項総まとめ」←新講座です
インプット講義が一通り終了した直前期に差し掛かる頃、今までに学習した「インプット講義でやったことを忘れてしまってどうしよう。」という方がいらっしゃいます。
そこで、ゴールデンウィーク付近に、主要法令(労基・労災・雇用・健保・国年・厚年)のまとめの講座をご用意いたしました。
いわば、インプット講義終了後の忘れかけた時期に行うダブルインプットというべき講座です。
ただし、単なるまとめでは、重要箇所の繰り返しを行うだけになってしまいます。
そこで、選択式対策にも役立つよう、選択式に特化したインプット講座としました。
ここでは、プレミアムテキストを使って講義を展開していきます。
各科目3時間ですので、講義終了後からは、選択式対策のためのテキストの読み込みをするのもよし、ここでまとめたことを起点に、各科目の総まとめを行うのもよしだと思います。
※昨年は、「過去問詳細解説」で、主要6科目を各2時間で行うものでしたが、今回は、3時間にバージョンアップしています。
② 「過去問総合答練」
択一式は、難易度の低い2割の問題(誰もが正解できる超基本問題)を抜いて、難易度の高い2割の問題(難問と言われるもの)も散りばめ、多少やっかいな箇所からも出題しています。
労働科目、社会保険科目と分けて実施しますので、いわば、「ハーフ模試」的位置づけです。
ここでは、過去問がどの程度、解けるようになったかをチェックしていただく意味合いがあります。
選択式は、過去に出題された(10年分だけとは限りません。)択一式・選択式問題を焼き直して出題しているものと、今年狙われるのではないかと思われる予想問題的な問題で構成しています。
③ 「横断対策講座」
横断学習をすると択一式の得点がアップする理由は、「気づき」が早くなるからです。
たとえば、消滅時効の年数を問う問題で、2年なのか5年なのかは、横断学習をしていればすぐに正解することができます。
ところが横断学習をしていないと、考えた挙句、正解にたどりつくことになります。
ここで重要なのは、たとえ正解できたとしても、「時間」を失うということです。
横断項目をしっかり学習できていると、瞬時にわかる問題が多くなり、その結果、「空き時間」が生まれ、同時に「心のゆとり」がでてきます。
その時間を見直しにあてることで、3~5点のアップが見込め、合格ラインを突破することが可能となります。
よく、「後で考えたら、できるはずの問題だったのに・・」と言う方がいますが、これは「見直しできる時間さえあれば、拾える問題だったのに・・」と置き換えることができます。
択一式の時間対策は、「早読み」や「飛ばし(正解がわかったらあとの選択肢は見ない)」ではなく、「気づきの早さ」で十分カバーできるのです。
④ 「弱点克服講義」
最後にどうしてもお伝えしておかなければならない重要項目を、ここでは取り上げます。
例年、「白書対策」「計算問題対策」「実務系の問題対策」等を行っています。
何を実施するかは、その時期になってから決めます。
※弱点克服講座の単体売りはしておりません。
4.「フルパック」と「プラス」の受講者はどちらが多い?
佐藤塾は択一式を伸ばしたい人が多く集まりますから、択一式が30点台の人が多く、そのため「プラス」を選ぶ人が多いです。
(他の予備校で学習したものの、一向に得点が伸びないという方が、最後の駆け込み寺として門をたたくケースが多いからです。)
また、「合格しました!」との結果報告を聞く限りでは、合格した方は「プラス」の方が多いように見受けられます。
ただ、元々、択一式45点以上の得点の方は、過去問や横断対策は既にできている方が多いため、インプット講義をしっかり受講していただいたうえで、テキストの読み込みをその都度行っていただければ高得点を期待できることから、「フルパック」で十分だと思われます。
それぞれの方の置かれた状況に応じて、お決めいただければ幸いです。
なお、フルパック☆プラスに関しては、8月27日付ブログにも掲載していますので、ご確認ください。
『「フルパック」と「フルパック☆プラス」のどちらにすればいいですか?』というものです。
実は、この質問は、ガイダンスなどを実施した際に、一番多く聞かれる質問です。
順を追って、説明させていただきます。
1.「フルパック」と「フルパック☆プラス」の違いは?
次の図のように、「フルパック」にはなくて、「フルパック☆プラス」(以後、「プラス」と呼びます。)にある講座は、「過去問総合答練」という過去問を題材とした講座に、「選択式特化型重要事項総まとめ」「横断対策講座」「弱点克服講義」を加えた4講座になります。
(プラスの図で、紫色で塗られた部分がフルパックに加わっている講座です。)
2.「フルパック」と「プラス」の選ぶ基準は?
①次のような方は「プラス」をお薦めします。
・今年の択一式の得点より「10点」以上、伸ばしたい方
・最近、自分の「記憶力」に自信が無いという方
・「基礎」からみっちり学習をしたい方
②今年の本試験の択一式の得点で考えてみた場合・・・
・45点以上の方 ⇒ 「フルパック」
・45点未満の方 ⇒ 「プラス」
をお薦めします。
3.「プラス」の最大の目的は、択一式の得点力のアップにある
「プラス」は、択一式の得点をアップするために必須となる「過去問」攻略と「横断」対策が入っています。
簡単に4講座の概要をご説明しておきます。
① 「選択式特化型重要事項総まとめ」←新講座です
インプット講義が一通り終了した直前期に差し掛かる頃、今までに学習した「インプット講義でやったことを忘れてしまってどうしよう。」という方がいらっしゃいます。
そこで、ゴールデンウィーク付近に、主要法令(労基・労災・雇用・健保・国年・厚年)のまとめの講座をご用意いたしました。
いわば、インプット講義終了後の忘れかけた時期に行うダブルインプットというべき講座です。
ただし、単なるまとめでは、重要箇所の繰り返しを行うだけになってしまいます。
そこで、選択式対策にも役立つよう、選択式に特化したインプット講座としました。
ここでは、プレミアムテキストを使って講義を展開していきます。
各科目3時間ですので、講義終了後からは、選択式対策のためのテキストの読み込みをするのもよし、ここでまとめたことを起点に、各科目の総まとめを行うのもよしだと思います。
※昨年は、「過去問詳細解説」で、主要6科目を各2時間で行うものでしたが、今回は、3時間にバージョンアップしています。
② 「過去問総合答練」
択一式は、難易度の低い2割の問題(誰もが正解できる超基本問題)を抜いて、難易度の高い2割の問題(難問と言われるもの)も散りばめ、多少やっかいな箇所からも出題しています。
労働科目、社会保険科目と分けて実施しますので、いわば、「ハーフ模試」的位置づけです。
ここでは、過去問がどの程度、解けるようになったかをチェックしていただく意味合いがあります。
選択式は、過去に出題された(10年分だけとは限りません。)択一式・選択式問題を焼き直して出題しているものと、今年狙われるのではないかと思われる予想問題的な問題で構成しています。
③ 「横断対策講座」
横断学習をすると択一式の得点がアップする理由は、「気づき」が早くなるからです。
たとえば、消滅時効の年数を問う問題で、2年なのか5年なのかは、横断学習をしていればすぐに正解することができます。
ところが横断学習をしていないと、考えた挙句、正解にたどりつくことになります。
ここで重要なのは、たとえ正解できたとしても、「時間」を失うということです。
横断項目をしっかり学習できていると、瞬時にわかる問題が多くなり、その結果、「空き時間」が生まれ、同時に「心のゆとり」がでてきます。
その時間を見直しにあてることで、3~5点のアップが見込め、合格ラインを突破することが可能となります。
よく、「後で考えたら、できるはずの問題だったのに・・」と言う方がいますが、これは「見直しできる時間さえあれば、拾える問題だったのに・・」と置き換えることができます。
択一式の時間対策は、「早読み」や「飛ばし(正解がわかったらあとの選択肢は見ない)」ではなく、「気づきの早さ」で十分カバーできるのです。
④ 「弱点克服講義」
最後にどうしてもお伝えしておかなければならない重要項目を、ここでは取り上げます。
例年、「白書対策」「計算問題対策」「実務系の問題対策」等を行っています。
何を実施するかは、その時期になってから決めます。
※弱点克服講座の単体売りはしておりません。
4.「フルパック」と「プラス」の受講者はどちらが多い?
佐藤塾は択一式を伸ばしたい人が多く集まりますから、択一式が30点台の人が多く、そのため「プラス」を選ぶ人が多いです。
(他の予備校で学習したものの、一向に得点が伸びないという方が、最後の駆け込み寺として門をたたくケースが多いからです。)
また、「合格しました!」との結果報告を聞く限りでは、合格した方は「プラス」の方が多いように見受けられます。
ただ、元々、択一式45点以上の得点の方は、過去問や横断対策は既にできている方が多いため、インプット講義をしっかり受講していただいたうえで、テキストの読み込みをその都度行っていただければ高得点を期待できることから、「フルパック」で十分だと思われます。
それぞれの方の置かれた状況に応じて、お決めいただければ幸いです。
なお、フルパック☆プラスに関しては、8月27日付ブログにも掲載していますので、ご確認ください。
syarousisikenn at 10:00│コメント(2)
この記事へのコメント
1. Posted by 2019年初受験 2018年12月13日 21:34
通信で「フルパック☆プラス」の受講を検討しています。社労士試験の初学者ですが(受験経験者でなくても)、「フルパック☆プラス」の講義についていくことはできますでしょうか。
2. Posted by 管理人 2018年12月14日 18:18
2019年初受験さん、コメントありがとうございます。
佐藤塾は、再受験の方が多いのですが、最近は初学の方も多く見受けられます。
その理由としては、知り合いの方などに紹介されて来られる方が多いことと、実際に受講してみてインプット講義の内容がわかりやすいからだと思います。
必ず履行していただきたいことは、「復習」になります。
インプットの講義を視聴した際には、その範囲の復習を必ずしてください。
何をすべきかというと、「過去問を読む(解く)」ことと、「テキストを一読する」ことです。
これを「講義視聴後、1週間以内」に、「講義の倍の時間」でお願いします。
こうすることで、その箇所の理解が深まります。
これができるようでしたら、なんの躊躇もいりませんので、ぜひ、お越しください。
講義についていけないなどということは、まずありません。
現在、受講している初学の方も、的確に復習時間が取れている方は、割と良い成績を取られていますし、本試験まではまだ時間がありますので、合格圏内の力を付けることは十分、可能です。
ぜひ、お待ちしております。
佐藤塾は、再受験の方が多いのですが、最近は初学の方も多く見受けられます。
その理由としては、知り合いの方などに紹介されて来られる方が多いことと、実際に受講してみてインプット講義の内容がわかりやすいからだと思います。
必ず履行していただきたいことは、「復習」になります。
インプットの講義を視聴した際には、その範囲の復習を必ずしてください。
何をすべきかというと、「過去問を読む(解く)」ことと、「テキストを一読する」ことです。
これを「講義視聴後、1週間以内」に、「講義の倍の時間」でお願いします。
こうすることで、その箇所の理解が深まります。
これができるようでしたら、なんの躊躇もいりませんので、ぜひ、お越しください。
講義についていけないなどということは、まずありません。
現在、受講している初学の方も、的確に復習時間が取れている方は、割と良い成績を取られていますし、本試験まではまだ時間がありますので、合格圏内の力を付けることは十分、可能です。
ぜひ、お待ちしております。