2017年08月15日
なお、第3次ランチタイム・スタディは、今回が最終回となります。
(補正しきれない健保ABの問題はカットしています。)
「第3次ランチタイム・スタディ」の主旨については、7月10日の佐藤塾ブログの『第3次「ランチタイム・スタディ」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。
さて、最終回となる24問目は、労働一般常識です。
正答率70&36&25%の問題です。
※選択式労一C=70%、D=36%、E=25%(C及びDは正答率がEより高いものの同じカテゴリーですので、Eの正答率に合わせここで掲載しています。)
※前回の正答率59%から一気に落ちています。正答率36%と25%が同じ科目にきていますので、1科目の難易度としてはかなり難しいと言えます。
<問題( 選択式 労一 CDE )>
労働時間の実態を知る上で有効な統計調査は、事業所を対象として行われている C である。この調査は、統計法に基づいて行われる D であり、調査対象となった事業所に対して報告の義務を課しており、報告の拒否や虚偽報告について罰則が設けられている。
C は、労働時間の他に、常用労働者数、パートタイム労働者数、現金給与額、 E についても調べている。
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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。
Cの選択肢
⑬ 就労条件総合調査
⑮ 賃金労働時間等制度総合調査
⑱ 毎月勤労統計調査
⑳ 労働力調査
Dの選択肢
⑨ 一般統計調査
⑩ 基幹統計調査
⑫ 悉皆統計調査
⑰ 標本統計調査
Eの選択肢
⑪ 裁量労働対象者数
⑭ 出勤日数
⑯ 年俸制対象者数
⑲ 有給休暇日数
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step2 正解は・・・
C → ⑱ 毎月勤労統計調査 (厚生労働省「毎月勤労統計調査」)
D → ⑩ 基幹統計調査 (厚生労働省「毎月勤労統計調査」)
E → ⑭ 出勤日数 (厚生労働省「毎月勤労統計調査」)
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step3 コメント
・平成26年の労働一般常識の選択式C、D及びEは、毎月勤労統計調査からの出題でしたが、統計調査そのものを問う異色の出題といえます。Cの「毎月勤労統計調査」は、厚生労働省所管の調査であることや常用労働者数やパートタイム労働者数を調査対象としていること等をヒントにをなんとか得点したいところです。
・平成26年の労働一般常識の選択式は、2点救済となりましたので、3問失点できたわけですが、他の問題も合わせて再度、確認しておきましょう。
「平成26年の労働一般常識の選択式A」の問題(正答率88%)はこちら
「平成26年の労働一般常識の選択式B」の問題(正答率75%)はこちら
本日で第3次ランチタイム・スタディ は終了です。
ご覧いただき、ありがとうございます。
明日からは、本試験へ向けての心構え・本試験当日の留意点等をお伝えしていきます。