2017年07月17日

【注意事項】 
ONEコイン模試を自宅受験される方で、これから解く方は、解き終えてからこのブログをお読みください。






ONEコイン模試を受験された方の声を拾ってみると、選択式の労一に関しては、5問すべてを得点できている方から1つも埋まらなかった方まで、万遍ない得点分布となっているようです。
現時点でのおおまかな得点分布ですが、0点が10%、1点が15%、2点が25%、3点が25%、4点が15%、5点が10%のような緩やかな左右対称です。
(今後は、左(得点が低い方)のウェイトがもう少し高くなると思われますが・・)



3点以上の得点が取れている方は、
①白書・統計数値の学習がはかどっている方
②各種統計数値の数字には勘が働く方
のいずれか、または両方だと思われます。

逆に、2点以下の方は、まだ、白書・統計数値の内容自体を消化しきれていない方だと思います。

この問題が今回、できなくても、ここで覚えてしまえばいいわけですから、解説冊子で確認をしたうえで、白書テキストに当たってみてください。
白書のインプット講義を時間等の制約で受けることができない方の場合には、択一式の問題を含めて、模試の解説冊子をお読みいただき、その箇所だけは、本試験で出題された場合、正誤判断が付くようにしておいてください。

白書がまだ手つかずの場合は、白書のような数字は直前に覚えればいいので、焦る必要はありません。



数字の押さえ方ですが、たとえば、Bの問題の年次有給休暇の取得率が、「48.7%」というところでは、数字そのものを暗記する必要はありません。
50%弱であることさえ、わかればいいのです。

もし、本試験で同じ形で出題されたとしても、選択肢が

【①46.7%、②47.7%、③48.7%、④49.7%】

などということは、絶対になく、せいぜい、

【①42.7%、②48.7%、③53.7%、④60.7%】

あるいは、もっと幅を広げてきて、

【①28.7%、②48.7%、③68.7%、④88.7%】

となりますから、「50%に届いていない」ということだけ、押さえておけば、正確な数値がわからなくても、正解できます。


そして、もう1歩進んで、50%に達しているのは、「女性」と「1,000人以上規模企業」、さらには、過労死等の防止のための対策に関する大綱では、「平成32 年」(←東京オリンピックの年)までに年次有給休暇取得率を「70%」以上にするのが目標であることを、ついでに押さえてしまいましょう。

同じように、Dの高齢化率の問題では、「およそ4人に1人が65歳以上」ということさえわかっていれば、26.7%は容易に解答できます。

この手の問題は、仮に択一式で出題されたとしても、数字を変えてきて☓とする可能性が高いので、大まかな数字さえ押さえておけば大丈夫です。



それから、今回の労一のように、選択肢が数字だけの場合の対処法をお伝えします。
大半の方が数字だけの選択肢を目にした途端、多かれ少なかれ不安な気持ちになると思います。

全部が数字ですからグループ分けできないということになりますが、たとえば、Cの問題では、雇用者が5,729万人という数字が提示されていますから、労働力人口である約6,600万人位を分母としたとしても、5,729万人÷6,600万人=86.8%となります。実際の就業者は、労働力人口よりも少なくなりますから9割弱という推察が付きます。

したがって、選択肢としては、⑯81.5、⑰89.0、⑱94.0程度には絞られてくるはずです。
(計算できれば、割合がわかっていなくても正解である「⑰89.0」にたどりつけます。ただし、分母となる就業者数のおおまかな数値が読めないと絞りきれません。)



このような問題に接した場合には、Aから順に解こうとせず、自分にとって、一番解きやすい問題から入っていくのが得策です。
それと同時に、「数字だけの選択肢の場合、救済がかかることは間違いない」ため、3問というラインを2問に下げて、「どんなことがあっても2問を死守」するために、A~Eの中で、どれが一番組しやすいかどうかを考えて、やりやすいところから攻めるのがセオリーです。

そして、この手の問題の場合、あまりに近い数値が解答となるような問題は出題されず、5問とも、ある程度、数値が離れるはずですので、A~Eの縄張りが構成されるはずです。
正確な数値を覚えているかを問われていないため。)

[A] 男女間賃金格差=60~80%台程度ではないか ⑬ 60.0 ⑭ 65.8 ⑮ 73.0 ⑯ 81.5 ⑰ 89.0  ←知らなくてもこの範囲の推察は可

[B] 年次有給休暇取得率=50%程度ではないか ⑩ 40.0 ⑪ 48.7 ⑫ 55.8 ←あまり多くの年休取得はできていないと予測できる

[C] 就業者に占める雇用者の割合=80%~90%程度ではないか ⑮ 73.0 ⑯ 81.5 ⑰ 89.0 ⑱ 94.0 ←知らなくてもこの範囲の推察は可

[D] 高齢化率=20%~30%台程度ではないか ⑥ 21.7 ⑦ 26.7 ⑧ 31.7 ←知らなくてもこの範囲の推察は可

[E] 単一労働組合の推定組織率=20%を割っている ④ 12.5 ⑤ 17.3 ⑥ 21.7  ←ここは知らないと難しいかもしれません。ただ、その際に、他の問題(A~D)がある程度、わかれば、他の問題(A~D)の縄張りの範囲外にあるのではと考えることができればいいかもしれません。


とにかく、本試験で数字だけの選択肢が出題された場合でも、投げやりにならず、解答を絞り込んでいき、その中で解答を探り当てる努力をしてみてください。


数字だけの選択肢でくる場合の別な例としては、健康保険法の高額療養費の計算問題が代表格となります。
この場合も、絞り込みができるはずです。

がんばってください。



この記事へのコメント

1. Posted by RC   2017年07月18日 21:06
5 労働一般常識は白書統計講座でクローズアップされていた箇所ばかりで、メジャーな論点でもあり、迷わず解けました。でも本試験がやっぱり不安です。
私は、アンケート的なやつがどうも苦手です。不満に思ってる人が20パーセント、満足してる人が40パーセントみたいな集計のやつ。どうも、自分の感覚と一致しなくて、困ってしまいます(笑)。
2. Posted by 管理人   2017年07月20日 11:22
RCさん、コメントありがとうございます。

選択労一、できたんですね。すごいです!!
当初、この問題は、それぞれの肢ごとの選択肢にしようかと思ったのですが、それではすぐにわかってしまうため、20肢すべてが数字がくる問題もあることを知ってもらえる方がいいと思い、この形にしたものです。

選択労一は、確かにどれも白書講座で取り上げるメジャーな論点ですが、できている人とそうでない人にばらつきがみられます。
統計数値の数字が問われる問題だけでも呑み込めているということは、他の受験生よりも進んでいる証拠ですから、焦らず学習に取り組んでいってください。

択一労一の白書・統計数値の問題では、確かにアンケート的な問題はやっかいです。
アンケート的な問題はおそらく確信も持てませんし、つかみどころがないので、自分の感覚だけに頼らざるを得ないところが大きいため、必ず正解できるとは限りません。

ただ、今回ような数字を論点とする問題も抱き合わせで数肢でも出題された場合には、少なくともそこは正誤判断が付くため、5択から3択、2択へと絞り込みができることになりますので、いずれにしてもなかなかそこまで理解しきれていない人が多い中、有利な状況ではあることは確かです。

猛暑が続き、体調にも気を付けないといけない時期ですので、水分をしっかり取って、がんばってください。

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