2017年04月28日

「第2次ランチタイム・スタディ」の第47問です。

「第2次ランチタイム・スタディ」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『第2次「ランチタイム・スタディ」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


さて、47問目は、択一式の労働保険徴収法です。

正答率61%の問題です。


<問題( 択一式 徴収 災問8 )>


〔問〕 農業の事業の労災保険の加入に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問において、「農業の事業」とは、畜産及び養蚕の事業を含むが、特定の危険有害作業を主として行う事業であって常時労働者を使用するもの並びに特定農業機械作業従事者及び一定の危険又は有害な作業を行う一定規模以上の農業の個人事業主等が特別加入した場合における当該事業を除くものをいう。

A 農業の事業で、労働者を常時4人使用する民間の個人事業主は、使用する労働者2名の同意があるときには、労災保険の任意加入の申請をしなければならない。

B 農業の事業で、民間の個人事業主が労災保険の任意加入の申請を行うためには、任意加入申請書に労働者の同意を得たことを証明する書類を添付して、所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。

C 農業の事業で、民間の個人事業主が労災保険の任意加入の申請を行った場合、所轄都道府県労働局長の認可があった日の翌日に、その事業につき労災保険に係る労働保険の保険関係が成立する。

D 農業の事業で、労災保険関係が成立している労災保険暫定任意適用事業の事業主が当該事業を廃止した場合には、当該労災保険暫定任意適用事業に係る保険関係の消滅の申請をすることにより、所轄都道府県労働局長の認可があった日の翌日に、その事業につき労災保険に係る労働保険の保険関係が消滅する。

E 農業の事業で、労災保険暫定任意適用事業に該当する事業が、使用労働者数の増加により労災保険法の適用事業に該当するに至った場合には、その日に、当該事業につき労災保険に係る労働保険の保険関係が成立する。



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step1 正解は・・・



E

   

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step2 解説

A ☓  (整備法5条1項・2項) 本肢の事業は労災保険の暫定任意適用事業に該当するが、当該事業は、労災保険の加入について労働者の「同意を得る必要はない」。また、事業主に任意加入の意思がない場合であっても、その事業に使用される労働者の過半数(本肢の場合は3名)が希望するときは、当該事業主は任意加入の申請をしなければならない。

B ☓  (整備法5条1項) 労災保険については保険料の全額が事業主負担のため、労働者の同意を得る必要はなく、事業主の意思のみで加入の申請を行うことができる。したがって、労働者の同意を得たことを証明する書類の添付は不要である。

C ☓  (整備法5条1項) 労災保険暫定任意適用事業については、事業主が任意加入の申請をし、都道府県労働局長の「認可があった日」に、保険関係が成立する。

D ☓  (法5条、整備法8条1項) 本肢の場合は、「その事業が廃止された日の翌日」に労災保険に係る保険関係が消滅する。保険関係消滅の申請は不要である。

E 〇  (法3条) 本肢のとおりである。暫定任意適用事業に該当する事業が、事業内容の変更、使用労働者数の増加、経営組織の変更等により、強制適用事業に該当するに至った場合には、その日に、保険関係が成立する。



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step3 コメント

・択一式の労働保険徴収法の労災問8は、農業の事業と限定した上での労災保険の加入に関する問題でした。どの肢も基本事項でしたので、確実に得点したい問題です。



今日は練習問題はありません。

明日もがんばりましょう。
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