2025年02月04日

「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の98日目は、「令和6年就労条件総合調査結果の概況」から「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の調査記載内容です。


変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況

【令和6年就労条件総合調査結果の概況】


(3)変形労働時間制の採用状況(表によるまとめ)

1変形まとめ


<ポイント>
◎表により、もう一度、押さえておきましょう。
・変形労働時間制を採用している「企業割合」は約6割、「労働者割合」は約5割です。

・変形労働時間制を採用している企業割合を企業規模別にみると、企業規模が大きくなるほど採用割合は高くなっています。

・「1年単位」を採用している企業割合を企業規模別にみると、企業規模が大きくなるほど採用割合は低くなっています。反対に、「1か月単位」「フレックス」を採用している企業割合は、企業規模が大きくなるほど採用割合が高くなっています。「1週間」は「30人~99人」が一番割合が高いものの、その他は規模の大きさに関係ありません。

変形労働時間制を採用している企業割合で最も多いのは「1年単位」で約3割、変形労働時間制を採用している労働者割合で最も多いのは「1か月」で約2.5割です。

変形労働時間制を採用している企業割合を企業規模別にみると、1,000人以上規模企業では、最も多いのは「1か月」で5割を超えています。次いで多い「フレックス」も3割を超えています。



(4)みなし労働時間制の採用状況(表によるまとめ)

2みなしまとめ


<ポイント>
◎表により、もう一度、押さえておきましょう。
・みなし労働時間制を採用している企業割合は10%を超えていますが、みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合は10%を超えていません。

・みなし労働時間制を採用している企業割合は、企業規模が大きくなるほど採用割合が高くなっています。

・みなし労働時間制を採用している企業割合、適用を受ける労働者割合共に、種類別(複数回答)にみた場合、「事業場外」が最も多く、次いで「専門」、「企画」となっています。特に「専門」は2%程度、「企画」は1%程度です。

・ただ、みなし労働時間制を採用している企業割合を1,000人以上規模企業でみると、「専門」は10%を超えています。


次回もがんばりましょう。



2025年02月03日

お待たせしました。「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の97日目は、「令和6年就労条件総合調査結果の概況」から「変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況」の調査記載内容です。


変形労働時間制及びみなし労働時間制の採用状況

【令和6年就労条件総合調査結果の概況】


(2)みなし労働時間制の採用状況

みなし労働時間制がある企業割合15.3%となっており、
これをみなし労働時間制の種類(複数回答)別にみると、
・「事業場外みなし労働時間制」が13.3%
・「専門業務型裁量労働制」が2.2%
・「企画業務型裁量労働制」が1.0%
となっている。


みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合9.2%となっており、
これをみなし労働時間制の種類別にみると、
・「事業場外みなし労働時間制」が7.6%
・「専門業務型裁量労働制」が1.4%
・「企画業務型裁量労働制」が0.2%
となっている。


<ポイント>

・みなし労働時間制を採用している企業割合は10%を超えていますが、みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合は10%を超えていません。以前、本試験で問われた箇所です。

・就労条件総合調査結果の概況の文章には記載されていませんが、みなし労働時間制を採用している企業割合は、企業規模が大きくなるほど採用割合が高くなっています。
※みなし労働時間制を採用している企業割合は、企業規模が大きくなるほど採用割合が高くなっているにもかかわらず、採用企業の割合よりも適用労働者割合の方が低い理由は、前回のポイントに書いたものと同じ理由です。

・みなし労働時間制を採用している企業割合、適用を受ける労働者割合共に、種類別(複数回答)にみた場合、「事業場外みなし」が最も多く、次いで「専門業務型」、「企画業務型」となっています。特に「企画業務型」は、1%程度であることは頭の片隅に留めておいてください。


次回もがんばりましょう。



2025年02月02日

みなさん、こんにちは。
佐藤としみです。

2月9日(日)は東京本校において、無料体験を実施いたします。

科目は健康保険法⑤で、時間帯は10:30~13:00になります。

私、佐藤としみが担当します。

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現在、社会保険科目(健保、社一、国年、厚年)に突入しています。
社労士試験の例年の傾向からすると、社会保険科目の出来次第で合否が分かれることが多いので、社会保険科目の学習は手を抜くことはできません。

したがって、健保以降の学習が結果を左右するといっても過言ではないことになりますので、これまでの学習が独学の方の場合、社会保険科目だけインプット講義をお聴きいただくという手もあります。
※年金(国年・厚年)だけを補強したい方へは「年金セット」、健康保険法を加えた(健保・国年・厚年)「健保・年金セット」、健康保険法、社会保険一般常識の「社会保険編セット」もあります。

予約は不要ですので、当日、直接、お越しください。
ただし、今までに2025年向け講義の無料体験に参加された方は対象外となります。

講義を受講しようと決めていなくても、試しにどんなものか、視聴するだけでもいいので、来てください。

少なくとも勉強になりますし、きっと有意義な時間になることでしょう。


それでは、お待ちしています!!