2020年08月04日
<問題(諸手当)>
〔問〕 諸手当に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は主に「平成27年就労条件総合調査結果の概況」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。また、本問では、平成26年11月分の結果を記している。
A 常用労働者1人平均所定内賃金に占める諸手当の割合は13.6%となっている。
B 所定内賃金に占める諸手当の割合を企業規模別にみると、規模が小さいほど高い。
C 所定内賃金に占める諸手当の割合を産業別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業が最も高い。
D 諸手当を支給した企業割合を諸手当の種類別(複数回答)にみると、 「通勤手当など」が91.7%で最も高い。
E 諸手当を支給した企業を企業規模別にみると、「特殊勤務手当など」、「家族手当、扶養手当、育児支援手当など」、「単身赴任手当、別居手当など」、「地域手当、勤務地手当など」及び「調整手当など」は、規模が小さいほど支給企業割合が高い。
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step1 正解は・・・
E
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step2 解説
A 〇 (平成27年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。常用労働者1人平均所定内賃金は311,635円となっており、そのうち諸手当は42,238円、所定内賃金に占める諸手当の割合は13.6%となっている。
B 〇 (平成27年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。
C 〇 (平成27年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。
D 〇 (平成27年就労条件総合調査結果の概況)本肢のとおりである。諸手当を支給した企業割合を諸手当の種類別(複数回答)にみると、 「通勤手当など」が91.7%で最も高く、次いで「役付手当など」87.7%、「家族手当、扶養手当、育児支援手当など」66.9%などとなっている。
E ☓ (平成27年就労条件総合調査結果の概況)諸手当を支給した企業を企業規模別にみると、「特殊勤務手当など」、「家族手当、扶養手当、育児支援手当など」、「単身赴任手当、別居手当など」、「地域手当、勤務地手当など」及び「調整手当など」は、規模が「大きい」ほど支給企業割合が高い。なお、諸手当を支給した企業を企業規模別にみると、「業績手当など」、「役付手当など」、「技能手当、技術(資格)手当など」及び「通勤手当など(1か月分に換算)」は、規模で大きな差が見られず、「精皆勤手当、出勤手当など」は規模が小さいほど支給企業割合が高い。
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step3 コメント
・「平成27年就労条件総合調査結果の概況」から「諸手当」の問題です。Aの常用労働者1人平均所定内賃金に占める諸手当の割合は約15%、Bの企業規模が小さいほど、諸手当の割合が高いこと、Cの通勤手当が約9割に上ることをまずは理解しましょう。
・Eについては、「精皆勤手当、出勤手当など」の出勤率を上げるための手当は規模が小さいほど支給企業割合が高いことを軸に、その他の手当が出されても、わかるようにしておいてください。
明日もがんばりましょう。
2020年08月03日
諸手当
【平成27年就労条件総合調査結果の概況】
平成26年11月分の常用労働者1人平均所定内賃金は311,635円となっており、そのうち諸手当は42,238円、所定内賃金に占める諸手当の割合は13.6%となっている。
所定内賃金に占める諸手当の割合を企業規模別にみると、規模が小さいほど高く、また、産業別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業が20.8%で最も高い。
平成26年11月分の諸手当を支給した企業割合を諸手当の種類別(複数回答)にみると、 「通勤手当など」が91.7%で最も高く、次いで「役付手当など」87.7%、「家族手当、扶養手当、育児支援手当など」66.9%などとなっている。
企業規模別にみると、「業績手当など」、「役付手当など」、「技能手当、技術(資格)手当など」及び「通勤手当など(1か月分に換算)」は、規模で大きな差が見られず、
「特殊勤務手当など」、「家族手当、扶養手当、育児支援手当など」、「単身赴任手当、別居手当など」、「地域手当、勤務地手当など」及び「調整手当など」は、規模が大きいほど支給企業割合が高く、
「精皆勤手当、出勤手当など」は規模が小さいほど支給企業割合が高い。
明日もがんばりましょう。
2020年08月02日
問題の解き直しをすべきか、テキストの読み込みすべきか、どちらがいいかということですが、おおまかに分けると、択一式の得点は何とかなるという方はテキスト読みを、択一式の得点が心配な方は、問題を解く方を重視すべきでしょう。
問題を解く場合には、過去問を再度、やりこむか、それとも、模試や答練の見直しをすべきか、など、迷うことは多いと思います。
最後のラストスパートの時期にきていますから、自分のやりやすい方法で学習をしていきましょう。
本試験当日は、意識を高めて臨みたいため、自分にとってやりやすい方法で学習していき、気持ちを高めることの方が肝心です。
学習がはかどったかどうかは、「生産性(集中力)×時間」で通常、図ることができますが、この時期は、生産性を高めて、学習時間は少な目にする方向で臨んでください。
できるだけ、多くの項目を最終確認したいため、1箇所に時間をとられず、万遍なくコンスタントにテキストを読むなり、問題を解くなりしてください。
時間をかけてダラダラやるのではなく、時間を短くテキパキこなしていく要領です。
それがそのまま本試験の集中力を高める訓練にもなります。
夏の暑い最中の過酷な試験です。
合格するためには、この時期をどう乗り越えるかにかかっています。
夏バテしないためにも、食事や睡眠などの規則正しい生活も大事です。
最後まであきらめずにがんばってください。