2024年11月29日
「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の47日目は、「令和5年「労働安全衛生調査」(実態調査)の概況」から「労働者の健康状況」の調査記載事項です。
労働者の健康状況
【令和5年「労働安全衛生調査」(実態調査)の概況】
② 高年齢労働者に対する労働災害防止対策の取組状況
60歳以上の高年齢労働者が業務に従事している事業所のうち、エイジフレンドリーガイドライン(「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」)を知っている事業所の割合は23.1%、うち高年齢労働者に対する労働災害防止対策に取り組んでいる事業所の割合は19.3%となっている。
このうち、高年齢労働者に対する労働災害防止対策の取組内容(複数回答)をみると、「高年齢労働者の特性を考慮した作業管理(高齢者一般に見られる持久性、筋力の低下等を考慮した高年齢労働者向けの作業内容の見直し)」が56.5%と最も多く、次いで「個々の高年齢労働者の健康や体力の状況に応じた対応(健康診断や体カチェックの結果に基づく運動指導や栄養指導、保健指導などの実施など)」が45.9%となっている。
③ 外国人労働者に対する労働災害防止対策の取組状況
在留資格を有する外国人労働者が業務に従事している事業所のうち、外国人労働者に対する労働災害防止対策に取り組んでいる事業所の割合は75.9%となっている。
外国人労働者に対する労働災害防止対策の取組内容(複数回答)をみると、「外国人労働者に分かる言語(母国語ややさしい日本語等)により災害防止の教育を行っている」が49.9%と最も多く、次いで「災害防止のための指示などを理解できるように、必要な日本語や基本的な合図を習得させている」が41.7%となっている。
次回もがんばりましょう。
2024年11月28日
社労士試験は、各科目に基準点が設定されています。
したがって、合格するためには、苦手な科目(学習が手薄な科目)を作ってはなりません。
そうなると、弱点分野の克服をすることが必要になります。
試験対策として、常に弱点分野の克服をするということは理にかなっています。
たとえば、本試験で択一式の健康保険法が4点で、国民年金法、厚生年金保険法が共に8点であった場合、国年、厚年をいくらがんばっても伸びしろは2点ずつしかありませんが、健保には6点の伸びしろがあるわけですから、健保を頑張って学習した方がいいことになります。
ただ、学習する人が機械であればそれでいいのですが、感情を伴う人間です。
常に学習する箇所が弱点分野ということになると、最も不得手な箇所を拾い出して学習することになります。
不得手な箇所は、それなりに不得手になってしまった理由があるはずですから、そこを拾い出して学習するとなると、最も嫌なところ・苦手なところを拾い出して学習することになります。
元々、苦手であるということは、学習が捗らなかったから、気がのらなかったから苦手になってしまったという経緯があるので、そこを懸命に克服しようとしても、徐々に学習する気になれなくなってしまいかねません。
得点状況が芳しい人にとっては、逆にいうと、苦手である箇所が少ないため、我慢してでも学習できるものですが、得点状況が芳しくない人にとっては、苦手な箇所が多く残されていますので、懸命にやっていったとしても、途中で息絶えてしまう可能性があります。
そういう人にとってのアドバイスですが、得意な箇所を作りましょう。
好きな箇所やここだけは他の人に負けないといえる箇所又は科目を作るのです。
学生時代の頃を思い出してください。
国語・数学・理科・社会・英語・・・と教科があって、たとえば、中間テストでちょっとがんばった社会の得点が良くて、先生や親に褒められたとしましょう。
この時には、次の社会の試験もがんばろうとするはずです。
また、社会が出来たのだから、理科もがんばってみようかと思うかもしれません。
要するに、出来たという認識がある教科ができると、他の教科にも波及していくわけです。
社労士の学習も同じです。
できたという科目や箇所があれば、達成感があって、学習意欲が増します。
それを起点に、他の科目も頑張ることができるようになります。
なので、弱点分野の克服も大事ですが、得意分野を作ることも、それに匹敵するくらい、今後の学習のモチベーションに影響していくことになります。
年内の今のうちに、終わっている労働科目の中で何かしら得意分野を作っておきましょう。
ただ、できれば、得点に絡む重要箇所で得意分野ができるといいです。
労基、安衛、労一の中でいうと、やっぱり労基法になります。
労基法の中でも、できれば、労働契約、労働時間、賃金、年次有給休暇(プレミアムテキスト第2~5章)の中で、得意な箇所ができるとより自信が付き、今後の学習への波及効果が高くなります。
なので、たとえば、年次有給休暇を徹底的にやって、得意&好きになってしまい、ここだけは負けないという確固たる箇所を築くと、労働契約、労働時間、賃金辺りも頑張ろうという気になります。
それらができるようになると、せっかくここまでできるようになったんだから、労基の他の箇所で足を引っ張られたくないという気持ちが強くなります。
年少者や妊産婦、就業規則や総則、罰則等で失点したくなくなります。
我慢してでも、習得してしまおうということになります。
このように、ひとつの成功体験が他の学習に張りを持たせることにつながります。
新年になって、健保あたりで躓いたとしても、「労基であれだけ頑張れたんだから、健保で躓くことは勿体ない!今だって頑張れるはずだ!!」と思うようになればしめたものです。
ぜひ、今のうちに得意分野を作ってみてください。
したがって、合格するためには、苦手な科目(学習が手薄な科目)を作ってはなりません。
そうなると、弱点分野の克服をすることが必要になります。
試験対策として、常に弱点分野の克服をするということは理にかなっています。
たとえば、本試験で択一式の健康保険法が4点で、国民年金法、厚生年金保険法が共に8点であった場合、国年、厚年をいくらがんばっても伸びしろは2点ずつしかありませんが、健保には6点の伸びしろがあるわけですから、健保を頑張って学習した方がいいことになります。
ただ、学習する人が機械であればそれでいいのですが、感情を伴う人間です。
常に学習する箇所が弱点分野ということになると、最も不得手な箇所を拾い出して学習することになります。
不得手な箇所は、それなりに不得手になってしまった理由があるはずですから、そこを拾い出して学習するとなると、最も嫌なところ・苦手なところを拾い出して学習することになります。
元々、苦手であるということは、学習が捗らなかったから、気がのらなかったから苦手になってしまったという経緯があるので、そこを懸命に克服しようとしても、徐々に学習する気になれなくなってしまいかねません。
得点状況が芳しい人にとっては、逆にいうと、苦手である箇所が少ないため、我慢してでも学習できるものですが、得点状況が芳しくない人にとっては、苦手な箇所が多く残されていますので、懸命にやっていったとしても、途中で息絶えてしまう可能性があります。
そういう人にとってのアドバイスですが、得意な箇所を作りましょう。
好きな箇所やここだけは他の人に負けないといえる箇所又は科目を作るのです。
学生時代の頃を思い出してください。
国語・数学・理科・社会・英語・・・と教科があって、たとえば、中間テストでちょっとがんばった社会の得点が良くて、先生や親に褒められたとしましょう。
この時には、次の社会の試験もがんばろうとするはずです。
また、社会が出来たのだから、理科もがんばってみようかと思うかもしれません。
要するに、出来たという認識がある教科ができると、他の教科にも波及していくわけです。
社労士の学習も同じです。
できたという科目や箇所があれば、達成感があって、学習意欲が増します。
それを起点に、他の科目も頑張ることができるようになります。
なので、弱点分野の克服も大事ですが、得意分野を作ることも、それに匹敵するくらい、今後の学習のモチベーションに影響していくことになります。
年内の今のうちに、終わっている労働科目の中で何かしら得意分野を作っておきましょう。
ただ、できれば、得点に絡む重要箇所で得意分野ができるといいです。
労基、安衛、労一の中でいうと、やっぱり労基法になります。
労基法の中でも、できれば、労働契約、労働時間、賃金、年次有給休暇(プレミアムテキスト第2~5章)の中で、得意な箇所ができるとより自信が付き、今後の学習への波及効果が高くなります。
なので、たとえば、年次有給休暇を徹底的にやって、得意&好きになってしまい、ここだけは負けないという確固たる箇所を築くと、労働契約、労働時間、賃金辺りも頑張ろうという気になります。
それらができるようになると、せっかくここまでできるようになったんだから、労基の他の箇所で足を引っ張られたくないという気持ちが強くなります。
年少者や妊産婦、就業規則や総則、罰則等で失点したくなくなります。
我慢してでも、習得してしまおうということになります。
このように、ひとつの成功体験が他の学習に張りを持たせることにつながります。
新年になって、健保あたりで躓いたとしても、「労基であれだけ頑張れたんだから、健保で躓くことは勿体ない!今だって頑張れるはずだ!!」と思うようになればしめたものです。
ぜひ、今のうちに得意分野を作ってみてください。