2021年08月22日
社会保険労務士試験を受験されたみなさん、お疲れさまでした!
不安と緊張の中、10時半に選択式が開始され、お昼の休憩後には、すぐに3時間半という長丁場の択一式試験を1日でこなしたわけですから、体力的にもかなりお疲れのことだと思います。
今年も、新型コロナウィルスの影響で、昨年同様、マスク着用での試験ですから、例年以上に大変だったことと思います。
残暑が厳しい過酷な時期に行われるのが社労士試験ですから、しばらくはゆっくり休んで、最後までがんばった自分を褒めてあげてください。
本当にお疲れ様でした!
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2021年08月21日
<問題(労使間の意思疎通)>
〔問〕 労使間の意思疎通に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和元年労使コミュニケーション調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。(ここは、過去に幾度となく出題されているものの、「令和元年労使コミュニケーション調査」の記述には無いものが多いため、今回は3択です。)
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step1 正解は・・・
C
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step2 解説
A 〇 本肢のとおりである。(H18-3B)
B 〇 本肢のとおりである。(H18-3C)
C ☓ 「安定的に維持されている」29.7%、「おおむね安定的に維持されている」52.2%、合わせて「81.9%」である。(R1-2E)
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step3 コメント
・「令和元年労使コミュニケーション調査」から「労使間の意思疎通」の過去問焼き直し問題です。Bは、問題が短くなっていますが、実際の本試験ではこのあとに問題文が続いています。(令和元年調査には無い記述なので削除したため、文章が短くなりました。)また、Cは、本試験出題時には、安定的が約9割となっていたものですが、実際の本試験の問題では、「約4分の3」とされていて誤りとされ、見抜くことは困難だったと思われます。ただし、この調査は択一式で出題される可能性の高いところでもありますから、しっかり見ておきたい箇所です。
これで「ランチタイム・スタディ 2021統計数値」は終了です。
明日の本試験、がんばってください。
2021年08月20日
労使間の意思疎通
【令和元年労使コミュニケーション調査】
過去3年間(平成28年7月1日から令和元年6月30日までの期間)に自分自身の処遇等についての不平や不満の有無をみると、「ある」33.7%、「ない」66.2%となっている。
また、事業所等に不平や不満を伝えたことが「ある」労働者は11.7%となっている。
不平や不満を事業所等に伝えたことが「ある」労働者について、どのような方法で伝えたか(複数回答)をみると「直接上司へ」77.8%が最も多く、次いで「労働組合へ」13.6%などとなっている。
過去3年間に不平や不満を事業所等に伝えたことが「ある」労働者について、不平や不満の内容(複数回答)別にみると「日常業務の運営に関すること」46.6%が最も多く、次いで「賃金、労働時間等労働条件に関すること」41.5%、「人事(人員配置・出向、昇進・昇格等)に関すること」40.9%などとなっている。
がんばりましょう。