2020年08月09日

「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の133日目は、「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」から「就業形態の多様化」の過去問です。


<問題(就業形態の多様化)>

〔問〕 就業形態の多様化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 正社員以外の労働者(出向社員を除く。)について、現在の就業形態を選んだ理由(複数回答)を就業形態別にみると、パートタイム労働者では「正社員として働ける会社がなかったから」、派遣労働者では「自分の都合のよい時間に働けるから」がそれぞれ最も多くなっている。

B 現在の職場での満足度についてみると、正社員、正社員以外の労働者ともに満足度が高いのは「仕事の内容・やりがい」、「正社員との人間関係、コミュニケーション」及び「正社員以外の労働者との人間関係・コミュニケーション」であり、両者ともに満足度が低いのは「賃金」、「教育訓練・能力開発のあり方」及び「人事評価・処遇のあり方」である。

C 正社員以外の労働者がいる事業所における、正社員以外の労働者の活用理由は、「賃金の節約のため」が最も多く、次いで「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」、「即戦力・能力のある人材を確保するため」の順になっている。

D 正社員以外の労働者がいる事業所における、正社員以外の労働者の就業形態別の活用理由として最も多い理由は、契約社員では「専門的業務に対応するため」、派遣労働者では「即戦力・能力のある人材を確保するため」、パートタイム労働者では「賃金の節約のため」となっている。

E 正社員以外の労働者がいる事業所における、正社員以外の労働者を活用する上での問題点は、「良質な人材の確保」、「仕事に対する責任感」及び「仕事に対する向上意欲」が上位の3つを占めている。



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step1 正解は・・・


A


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step2 解説

A ☓ (平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査)正社員以外の労働者(出向社員を除く。)について、現在の就業形態を選んだ理由(複数回答)を就業形態別にみると、パートタイム労働者では「自分の都合のよい時間に働けるから」、派遣労働者では「正社員として働ける会社がなかったから」がそれぞれ最も多くなっている。(H25-5B改)

B 〇 (平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査)本肢のとおりである。(H25-5E)

C 〇 (平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査)本肢のとおりである。(H22-4C)

D 〇 (平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査)本肢のとおりである。(H22-4D)

E 〇 (平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査)本肢のとおりである。(H22-4E)



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step3 コメント

・就業形態の多様化からの出題です。本肢Aのように、パートタイム労働者と派遣労働者の「現在の就業形態を選んだ理由」の入れ替えであれば、正解を導きやすいといえますが、CやEのように、上位3つが列挙された場合に、その3つの項目を何かしら変更してあって誤りという問題がくると、とたんに厳しい問題となります。なぜならば、「問題文の中にすべての項目が記されている中で、この3つが上位である」とされていれば比較的、考えやすいのですが、他の項目が記されていない状態で、「上位3つかどうか」を見抜くのはかなり厳しいからです。この手の問題は、比較的正誤判断が付きやすいA、B、Dに誤りが無いと判断した場合には、C、Eの上位3つに何か違う項目が入ってきていると推測するしかありません。実は、過去に出題された就業形態の多様化の問題は、すべて正解の肢でしたので、今回、Aを誤りとして問題を作りましたが、そうくるとは限らないからです。



明日もがんばりましょう。




2020年08月08日

「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の132日目は、「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」から「就業形態の多様化」の調査記載内容3です。


就業形態の多様化

【平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査】

(5)正社員以外の労働者の現在の職場での満足度

仕事の内容・やりがいや賃金など11 の項目と職業生活全体について、「満足」又は「やや満足」とする労働者割合から「不満」又は「やや不満」とする労働者割合を差し引いた満足度D.I.を正社員と正社員以外の労働者で比較してみると、
①「仕事の内容・やりがい」(正社員59.0 ポイント、正社員以外の労働者58.8 ポイント)、
②「正社員との人間関係、コミュニケーション」(同50.0 ポイント、同48.3 ポイント)、
③「正社員以外の労働者との人間関係、コミュニケーション」(同48.0 ポイント、同53.7 ポイント)
などは正社員、正社員以外の労働者ともに高く、
④「賃金」(同15.5 ポイント、同5.6 ポイント)、
⑤「人事評価・処遇のあり方」(同17.6 ポイント、同18.6 ポイント)、
⑥「教育訓練・能力開発のあり方」(同19.0 ポイント、同7.1 ポイント)
などは両者ともに低い。

正社員の方が満足度D.I.が高いのは
雇用の安定性」、「福利厚生」、「教育訓練・能力開発のあり方」などである。

逆に正社員以外の労働者の方が満足度D.I.が高いのは
労働時間・休日等の労働条件」、「正社員以外の労働者との人間関係、コミュニケーション
などとなっている。

前回と比較すると、正社員、正社員以外の労働者ともに全ての項目において満足度D.I.は上昇している。



明日もがんばりましょう。



2020年08月07日

「ランチタイム・スタディ2020統計数値」の131日目は、「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」から「就業形態の多様化」の調査記載内容2です。


就業形態の多様化

【平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査】

(3)就業の実態―職種

職種をみると、「正社員」では、「事務的な仕事」が39.2%と最も高い割合となっており、次いで「管理的な仕事」18.5%、「専門的・技術的な仕事」17.6%の順となっている。

正社員以外の労働者」では、「事務的な仕事」が24.5%、「サービスの仕事」が22.2%、「専門的・技術的な仕事」が14.8%などとなっている。

正社員以外の就業形態別にみると、
①「出向社員」では「管理的な仕事」が31.3%、
②「契約社員(専門職)」では「専門的・技術的な仕事」が41.0%、
③「嘱託社員(再雇用者)」、「派遣労働者」では「事務的な仕事」がそれぞれ27.6%、36.9%、
④「パートタイム労働者」、「臨時労働者」では「サービスの仕事」がそれぞれ29.8%、21.1%
と最も高い割合となっている。


(4)正社員以外の労働者の仕事に対する意識―現在の就業形態を選んだ理由

正社員以外の労働者(出向社員を除く)について、現在の就業形態を選んだ理由(複数回答3つまで)をみると、
①「自分の都合のよい時間に働けるから」が37.9%と最も高い割合となっており、
②次いで「家計の補助、学費等を得たいから」が30.6%、
③「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」が25.4%、
④「通勤時間が短いから」が24.8%
などとなっている。

前回と比較すると、「正社員として働ける会社がなかったから」18.1%(前回22.5%)などでは前回に比べて低下している。

就業形態別にみると、
①「パートタイム労働者」では「自分の都合のよい時間に働けるから」が50.0%で最も高く、次いで「家計の補助、学費等を得たいから」の36.3%、「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」の33.7%、
②「契約社員(専門職)」では「専門的な資格・技能を活かせるから」が46.0%で最も高く、次いで「正社員として働ける会社がなかったから」の31.8%、
③「派遣労働者」では「正社員として働ける会社がなかったから」が37.7%で最も高く、次いで「専門的な資格・技能を活かせるから」の23.7%となっている。

男女別にみると、男女ともに「自分の都合のよい時間に働けるから」がそれぞれ32.8%、40.6%と最も高く、
では次いで「専門的な資格・技能を活かせるから」28.9%、「正社員として働ける会社がなかったから」22.8%となっている。
では次いで「家計の補助、学費等を得たいから」38.2%、「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」35.9%となっている。



<ポイント>
・ここでは、割合の数字を覚える必要はありませんので、1番に何がくるかを押さえて、違うものと入れ替わった際にはおかしいと気づけばOKです。青文字と赤文字を目に焼き付けてしまいましょう。



明日もがんばりましょう。