2022年09月13日

通信Webで受講しようと考えている方にとって、次のような疑問が生じることがあります。

「Webでフルパック☆プラスを視聴する場合のスケジュールでは、最後の方の講義が8月に入ってからになりますが、復習する時間を考え合わせると間に合いますか?」というものです。


[回答] 

佐藤塾パンフレットのスケジュール表(パンフレット25ページ)をご覧いただくと、8月に入ってから講義を視聴することとなる講座として、「プレミアム答練一般常識」「弱点克服講義」「白書・統計数値解きまくり」の3つが挙げられます。

確かに本試験の直前となりますから、復習する時間が取れるかどうか、心配になるお気持ちはよくわかりますが心配無用です。
というのも、この3つの中の2つの講座の「弱点克服講義」「白書・統計数値解きまくり」の内容は、主に「白書・統計数値」対策がメインとなるためです。

「白書・統計数値」対策としては、次のように学習を進めていってください。
①佐藤塾ブログの1月頃から「ランチタイム・スタディ統計数値」を開始しますので、そちらをご覧いただき、少しずつ統計数値対策を施しておいてください。統計数値に「慣れる」感覚で適度に無理なく取り組むことが、嫌にならずに力を付けていくコツです。ここでは、過去に出題された問題も、2023年向けの数値に置き換えて出題(解説)していますので、すべて2023年試験対策で、そのまま覚えてしまっていいように作り変えています。
(いわば予習のようなもの)

②7月上旬のWeb視聴の「白書・統計数値対策講座」の際に、白書・統計数値テキストが配布され、佐藤としみ講師が試験に直結する重要事項とその意味するところをお伝えしますので、テキストを幾度どなく繰り返し読み込んでください。
(ここが最重要インプット)

③「白書・統計数値解きまくり」で、実際に演習問題を解いていただき、覚えたつもりであっても、不十分であったことに気が付きます。
(アプトプットで“抜け”の確認)

④「弱点克服講義」で、白書・統計数値テキストの約7割程度の項目を箇条書きで記載したpoint冊子で力ずくで押さえていきます。
(まとめ講義で調子を整える)

上記③、④は、メインとなる②の「白書・統計数値対策講座」の付随・補強的意味合いがあると思っていただくとよいでしょう。
②、③、④は、実は同じ箇所を、別角度で3巡しているわけであり、これにより、他の受験生よりも圧倒的な白書・統計数値の対策を施すことができるわけです。
①も含めたら4巡ということになり、「Plan-Do-Check-Act」的な位置づけと考えていただいてもいいかもしれません。
したがって、③、④は新しいことを学習するわけではありませんから、それほど復習に時間をかけなくても威力は十分、発揮します。

また、「プレミアム答練一般常識」は、最後に補強しておいてほしい箇所を問題として落とし込み、解いていただくことで再認識していただくことを意図しています。
「近年の判例」「統計数値の統計名を問う問題」「見落としがちな改正項目」「絶対に得点を逃してはならないがうっかりしている人が多いと思われる箇所(佐藤としみ講師選定)」を中心に問題を作成していますから、「プレミアム答練一般常識」も、どちらかというと、最終確認的な復習の意味合いが強いものですから、それほど復習に時間がとられません。

これらのことから、さほど心配する必要はないのではないでしょうか。


関連 ☞ 「選択式労一・社一が気がかりな方は、フルパック☆プラスで克服を!


2022年09月12日

選択式】
〇各科目3点以上、合計26点以上
・ただし、「社会保険一般常識」は2点救済の可能性がある。

択一式】
〇各科目4点以上、合計45点以上
・救済科目はない。



<速報と比べて変更した箇所>
・変更箇所はありません。



<簡易解説>
・選択式については、「社会保険一般常識」の2点救済される可能性があります。ただし、確率としては、五分五分よりやや低いくらいだと思ってください。その他の科目で救済がある可能性はかなり低いものと思われます。

・選択式の
「社会保険一般常識」の2点救済の可能性については、昨年の国民年金法に2点救済が施されましたが、その時の得点分布と類似しています。ただし、昨年の国民年金法の2点救済は、原則・例外の例外に属することから今年に関しては救済は無いという見方と、逆に昨年との整合性を図るために救済しなければならないという見方と、今年の状況に応じて原則を取るか、例外を取るかを選択するという見方がありますので、五分五分よりやや低いくらいだと思った方がいいように思われます。

・択一式の総得点は、速報時点では45点が固いと考えていましたが、当初より0.6点ほど低くなったため、44点の芽が出てきました。ただし、実は昨年も、中間時点よりも最終時点では同様に得点状況が下がっていて、昨年の最終時点と比べた場合にほとんど同じ平均点となっていることから、引き続き45点が濃厚です。

・成績分析診断データを見る限り、択一式に関して救済されそうな科目はありません。


※なお、ここに掲載している合格ラインは、成績分析診断のデータを元にした佐藤塾の見解であり、合格を保証するものではありません。




「フルパック☆プラスを受講しようと考えていますが、初学者でも大丈夫ですか。」というご質問がありました。

[回答]

結論から申し上げますと、「大丈夫」です。

というのも、講師の佐藤としみ先生の講義は非常にわかりやすいため、ついていくことができます。
わかりにくい用語もかみ砕いてお伝えしますので、初学者の方も置いてきぼりにしません。

実は、以前は再受験生がほとんどでしたが、最近は初学者の人の割合が多くなってきています。

大手の予備校さんのように大々的な宣伝をしていないのに、初学者の人の割合が多くなっている理由ですが、「知り合いから聞いた。」という場合が割と多くあります。
お聞きする限り、その知り合いとは、開業社労士の方であることが多いようです。

初学者の方の場合の学習方法ですが、特別、変わることはありません。
先入観なしに、「興味・関心」を持って学習していっていただければと思います。