2017年02月15日

「ランチタイム・スタディ」の第89問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月29日の佐藤塾ブログの
「ランチタイム・スタディ」開始のお知らせをご覧ください。

「ランチタイム・スタディ」の活用法については、10月22日の佐藤塾ブログの「ランチタイム・スタディの活用法」をご覧ください。


さて、89問目は、択一式の労働一般常識です。

正答率14%で、難問です。

※正答率14%となり、約7人に1人しか出来なかった問題です。
※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。
※平成28年本試験択一式&選択式の労働一般常識の問題の中で一番難しかった問題であり、労働一般常識はこれが最後の問題となります。
※ラスト3問になります。



<問題( 択一式 労一 問4 )>


〔問〕 我が国の労働時間制度等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、本問は、「平成27年就労条件総合調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 何らかの週休2日制を採用している企業はどの企業規模でも8割を超えているが、完全週休2日制となると、30~99人規模の企業では3割にとどまっている。


B みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合は、10パーセントに達していない。


C フレックスタイム制を採用している企業割合は、3割を超えている。

D 年次有給休暇の取得率は、男女ともに50パーセントを下回っている。

E 年次有給休暇を時間単位で取得できる制度がある企業割合は、3割を超える水準まで上昇してきた。




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step1 正解は・・・



B


   

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step2 解説


A ☓ (平成27年就労条件総合調査)何らかの週休2日制を採用している企業割合は85.2%で、どの企業規模でも8割を超えているが、完全週休2日制を採用している企業割合は50.7%であり、これを企業規模別にみると、1,000人以上が69.3%、300~999人が59.5%、100~299人が54.1%、30~99人が48.3%と企業規模格差が見られるものの、30~99人規模の企業では「約5割」である。

B 〇 (平成27年就労条件総合調査)みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合は8.4%となっており、10%に達していない。

C ☓ (平成27年就労条件総合調査)変形労働時間制を採用している企業割合は52.8%であり、それを種類別(複数回答)にみると、1年単位の変形労働時間制が30.6%、1か月単位の変形労働時間制が20.3%、フレックスタイム制が「4.3%」となっている。

D ☓ (平成27年就労条件総合調査)年次有給休暇取得率は、男性が44.7%であり50%を下回っているが、女性は「53.3%」となっている。なお、男女計では47.6%である。

E ☓ (平成27年就労条件総合調査)年次有給休暇を時間単位で取得できる制度がある企業割合は「16.2%」となっている。



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step3 コメント

・択一式の労働一般常識の問4は、我が国の労働時間制度等に関する「平成27年就労条件総合調査(厚生労働省)」からの出題でした。学習を積んでいる方でも、C及びEが誤りであることは気づいても、A、B及びDは太刀打ちできないほどの難問でした。

・特に、正解肢のBは、みなし労働時間制の適用を受ける「労働者割合」を問うていますが、みなし労働時間制を採用している「企業割合」は13.0%であり10%に達しているため、意地悪な問題であったといえます。



今日は練習問題はありません。

明日もがんばりましょう。
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2017年02月14日

「ランチタイム・スタディ」の第88問です。

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「ランチタイム・スタディ」の活用法については、10月22日の佐藤塾ブログの「ランチタイム・スタディの活用法」をご覧ください。


さて、88問目は、択一式の労働安全衛生法です。

正答率18%で、難問です。

※正答率18%となり、約5.5人に1人しか出来なかった問題です。
※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。
※ラスト4問になります。



<問題( 択一式 安衛 問8 )>


〔問〕 労働安全衛生法に定める労働者の危険を防止するための措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 事業者は、回転中の研削といしが労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、覆いを設けなければならない。ただし、直径が50ミリメートル未満の研削といしについては、この限りでない。

B 事業者は木材加工用丸のこ盤(製材用丸のこ盤及び自動送り装置を有する丸のこ盤を除く。)には歯の接触予防装置を設けなければならない。

C 事業者は、機械(刃部を除く。)の掃除、給油、検査、修理又は調整の作業を行う場合において、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、機械の運転を停止しなければならない。ただし、機械の運転中に作業を行わなければならない場合において、危険な箇所に覆いを設ける等の措置を講じたときは、この限りでない。

D 事業者は、ボール盤、面取り盤等の回転する刃物に作業中の労働者の手が接触するおそれのあるときは、当該労働者に手袋を使用させなければならない。

E 事業者は、屋内に設ける通路について、通路面は、用途に応じた幅を有することとするほか、つまずき、すべり、踏抜等の危険のない状態に保持すると共に、通路面から高さ1.8メートル以内に障害物を置かないようにしなければならない。




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step1 正解は・・・



D


   

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step2 解説


A 〇 (法20条、則117条)本肢のとおりである。工作機械による危険を防止するため、研削といしの覆いについて事業者に義務を課している。

B 〇 (法20条、則123条)本肢のとおりである。なお、事業者は、木材加工用以外の丸のこ盤についても、歯の接触予防装置を設けなければならない(則115条)。

C 〇 (法20条、則107条1項)本肢のとおりである。なお、当該規定により機械の運転を停止したときは、当該機械の起動装置に錠を掛け、当該機械の起動装置に表示板を取り付ける等作業に従事する労働者以外の者が当該機械を運転することを防止するための措置を講じなければならない。

D ☓ (法20条、則111条1項)事業者は、ボール盤、面取り盤等の回転する刃物に作業中の労働者の手が「巻き込まれるおそれのあるとき」は、当該労働者に手袋を「使用させてはならない」とされている。

E 〇 (法20条、則542条1項)事業者は、屋内に設ける通路については、①用途に応じた幅を有すること、②通路面は、つまずき、すべり、踏抜等の危険のない状態に保持すること、③通路面から高さ1.8メートル以内に障害物を置かないこと、の3つが規定されている。




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step3 コメント

・択一式の労働安全衛生法の問8は、A~Eのすべてが労働安全衛生規則に定める細かい内容からの出題でした。正解することは困難です。



今日は練習問題はありません。

明日もがんばりましょう。
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2017年02月13日

「ランチタイム・スタディ」の第87問です。

「ランチタイム・スタディ」の主旨については、9月29日の佐藤塾ブログの
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「ランチタイム・スタディ」の活用法については、10月22日の佐藤塾ブログの「ランチタイム・スタディの活用法」をご覧ください。


さて、87問目は、選択式の労働一般常識です。

正答率51%&20%&80%の問題で、Bは難問です。
※選択式労一A=51%、B=20%、C=80%で、A及びCの正答率はBよりかなり高いものの同じカテゴリーですので、Bの正答率に合わせてここで掲載しています。
※難問とは、合格者でも正答率が50%を割ってしまっている問題を指します。
※ラスト5問になります。



<問題( 選択式 労一ABC )>


「平成23年就労条件総合調査(厚生労働省)」によると、現金給与額が労働費用総額に占める割合は約  A  である。次に、法定福利費に注目して、現金給与以外の労働費用に占める法定福利費の割合は平成10年以降上昇傾向にあり、平成23年調査では約  B  になった。法定福利費の中で最も大きな割合を占めているのが  C  である。



step1 選択肢を見ない状態で、答を紙に書いてみてください。A及びBは、〇割(〇は一桁の数字)が入り、Cは、法定福利費の中の項目の何かが入ります。
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step2 次の選択肢の中から答を選んでください。




Aの選択肢
 ① 2割     ② 4割     ③ 5割     ④ 8割

Bの選択肢
① 3割     ② 6割     ③ 7割     ④ 9割

Cの選択肢
① 健康保険料・介護保険料   ② 厚生年金保険料
③ 児童手当拠出金        ④ 労働保険料



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step3 正解は・・・



A → ④ 8割(平成23年就労条件総合調査)

B → ② 6割(平成23年就労条件総合調査)

C → ② 厚生年金保険料(平成23年就労条件総合調査)



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step4 コメント

・選択式の労働一般常識A~Cは「労働費用」の内訳を問う問題でした。平成23年というやや古い就労条件総合調査からの出題でしたので、対策を講じていなかった受験生は苦戦したと思われます。ただし、平成22年択一式で同様の内容が論点とされていたので、過去問を丁寧に解かれていた方は、A及びCについては得点できたはずです。

・今回、出題された平成23年就労条件総合調査の中の「労働費用」に関しては、佐藤塾直前講座の「白書・統計数値対策講座」のテキストに掲載し、佐藤としみ講師(東京本校LIVE講義及び通信講義)も、木田麻弥講師(大阪本校LIVE講義)も解説をしています。その上、「弱点克服講義」では、A及びCについては問題に落とし込み、本試験約1か月前に実際に解いていただいていましたので、正解できた方が多く見受けられました。

・一般常識の選択式は、近年、白書・統計関係からの出題が続いています。今回もA~Eのすべてが統計数値からの出題でしたので、今年も要注意です。



今日は練習問題はありません。

明日もがんばりましょう。

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